日本貿易振興機構(ジェトロ)主催「J-StarX Medtechコース」Phase 1に選出

豪州・メルボルンでの現地プログラム参加を通じ、グローバル戦略策定と国際エコシステム連携を推進

株式会社Splink

株式会社Splink(本社:東京都港区、代表取締役:青山 裕紀、以下「当社」)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「J-StarX Medtechコース」プログラムのPhase 1に選出されました。当社は、昨年度の「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」に続き、連続で選出されています。

「J-StarX Medtechコース」Phase 1の概要

「J-StarX Medtechコース」は、豪州発で世界主要国に展開する医療ヘルスケア専門アクセラレーター「Medtech Actuator」と連携し、世界のヘルスケア主要市場を分析し、製品に最適なグローバル展開戦略の立案と、豪州を始めとした世界のエコシステムキープレイヤーとのコミュニティ形成を目指すアクセラレーションプログラムです。

Phase 1「Market Validation & Leadership」では、日本のヘルスケア・スタートアップ15社が選出され、集中講義を通じたビジネスモデル構築支援と、事業成長に必要なスキル醸成を実施。メルボルンへの現地渡航を通じ、大学・研究機関・病院などのエコシステムツアーや現地ネットワーキングイベントへの参加機会が提供されます。

日本貿易振興機構(ジェトロ)のプレスリリース:

https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2025/a85026a6c2911e93.html

Splinkの海外戦略と本プログラムの位置付け

当社は、これまで「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」をはじめとする日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の海外展開支援プログラムに参加し、米国市場での事業機会や規制環境、臨床現場のニーズなどについて実地での知見を培ってまいりました。特に、世界最大の医療機関の一つであるMayo Clinic Platformと連携したPhase 2プログラムでは、分散型データネットワークを活用したAIモデルの開発や、臨床チームからのフィードバックを受ける機会を得るなど、医療AIスタートアップとしての技術力・信頼性を磨く貴重な経験を積み重ねてきました*1。

今回選出された「J-StarX Medtechコース」では、こうした米国市場での経験を踏まえつつ、豪州をはじめとするグローバルな医療・ヘルスケアエコシステムとの新たな接点を広げていきます。本プログラムでは、Medtech Actuatorの専門性を活かし、現地大学や研究機関、CRO、病院、スタートアップ支援機関との交流を通じて、国際的なコミュニティ形成を進めると同時に、各国市場の制度や商習慣、パートナーシップのあり方を具体的に学ぶことが可能です。特に豪州は、アジア太平洋地域における医療技術のハブのひとつであり、欧米への展開に先駆けて国際的な臨床検証や技術導入を実現できる場として期待されています。

世界の医療機器産業は年率約5.9%(CAGR)で成長を続け、2027年には6,543億ドル規模に達するという見通しがあります*1。その中で、認知症や脳の健康領域は今後ますます需要が高まる分野であり、革新的なAI技術や診断支援ソリューションへの期待が世界的に広がっています。当社は、今回のプログラムを通じて「日本発の医療AIスタートアップが世界の脳の健康課題にどう貢献できるか」という問いに挑み続け、国際的な競争力を備えたソリューション開発と事業展開を推進してまいります。

*1 日本貿易振興機構(ジェトロ)主催「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」Phase 2に選出 | 株式会社Splinkのプレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000060865.html

*2 経済産業省 医療機器産業ビジョン研究会『医療機器産業ビジョン2024』p.4
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/iryou/downloadfiles/pdf/iryoukikisangyouvision2024/iryoukikisangyouvision2024.pdf

株式会社Splink 代表取締役 青山裕紀コメント

「今回の『J-StarX Medtechコース』選出は、当社の医療AI技術が国際的にも評価される可能性を示す重要な機会と捉えています。豪州をはじめとするヘルスケア先進国の研究機関や投資家との連携を通じ、グローバル市場における製品価値の検証と事業展開を加速してまいります。

Splinkは、認知症をはじめとする『ブレインヘルスケア』(脳の健康)という世界的に喫緊の課題に対し、柔軟な発想力、確かな技術力、そして迅速な実行力を兼ね備えた専門チームとして取り組んでいます。既存企業のアプローチとは異なるスピードと独自性をもって、市場の変化に応え、新たなソリューションを創出することを使命としております。

 当社は今回のプログラム参加を契機に、国際的なエコシステムと連携しながら、日本発の技術を世界市場に届け、グローバル規模での課題解決に貢献していく所存です。」

株式会社Splink 代表取締役 青山 裕紀

株式会社Splinkについて

「すべての人につながりを、その日まで」をビジョンに、認知症をはじめとする「ブレインヘルスケア」領域において、認知症の早期発見から診断支援まで一貫したソリューションをワンストップで提供しています。健常な方から認知機能を簡単に測定できるセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」、脳MRIをAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す「脳ドック用AIプログラムBrain Life Imaging」、脳MRIより脳の減少度を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断支援をおこなう「脳画像解析プログラム Braineer」を主力製品として提供しています。

会社名   :株式会社Splink

本社所在地 :東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階

事業内容  :「ブレインヘルスケア」事業、医療機器プログラム事業

設立    :2017年1月

代表取締役 :青山 裕紀

URL    :https://www.splinkns.com/

商標「ブレインヘルスケア」は株式会社Splinkの登録商標です。

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会社概要

株式会社Splink

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URL
https://www.splinkns.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階
電話番号
-
代表者名
青山裕紀
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年01月