祝!本日100歳!の最新刊! これでおしまい! 佐藤愛子さんが、作家生活最後に書きたかったこと
「この作品で作家生活に終止符を打つと思うと、感慨無量です」。100歳を迎えた著者が、最後に書きたかったのは、幼い日々の幸福な思い出でした。
株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)は、11月10日、佐藤愛子さん著『思い出の屑籠(くずかご)』を刊行いたします。
生まれて最初の記憶から小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す4人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた、甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写します。『婦人公論』好評連載の書籍化。
文字が大きく読みやすい。
これでおしまい!作家生活最後の一冊です。
【書誌情報】
〇書名:『思い出の屑籠(くずかご)』 〇著者:佐藤愛子 〇判型:B6判変型上製 単行本
〇発売日:2023年11月10日 〇定価:1,430円(1,300円+税)
〇ISBN:978-4-12-005708-3
著者 佐藤愛子(さとう・あいこ)
1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。69年『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞、79年『幸福の絵』で第18回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第48回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第25回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章。最近の著書に、大ベストセラーとなった『九十歳。何がめでたい』、『冥界からの電話』『人生は美しいことだけ憶えていればいい』『気がつけば、終着駅』『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』などがある。(著者近影:2023年10月11日撮影 ©中央公論新社)
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