大型トラック向けホイールナットインジケーター「WaOSaFe™(ワオセーフ)」の量産開始

株式会社ニフコ

株式会社ニフコ(本社神奈川県横須賀市、代表取締役社長:柴尾雅春、以下「ニフコ」)は、このたび大型トラック向けホイールナットインジケーター「WaOSaFe™(ワオセーフ)」を開発し、量産を開始いたしました。

※「WaOSaFe」は現在、商標登録出願中です。

昨今、大型トラックでは車輪の脱落事故が大きな問題となっており、その多くがメンテナンス不足によるものです。国土交通省や関係団体等が連携して対策を進めていますが、「物流の2024年問題*」が事故件数の増加に拍車をかけ、供給網の停滞や納期遅延など、社会全体にリスクが広がることが懸念されています。

*2024年よりトラックドライバーの時間外労働上限が年960時間に制限されたことなどから労働時間が短くなり、必要な輸送力の不足が懸念されている問題

ホイールナットインジケーターは、トラックなど大型車のホイールナットに装着することで緩みを確認できる点検補助具ですが、緩み判定の基準が曖昧、組み付け・取り外しに習熟度を要し時間もかかるなどの課題があり、あまり普及が進んでおりません。

このたびニフコが量産を開始したホイールナットインジケーター「WaOSaFe™」は、既存の製品に比べホイールナットの緩みがひと目で視認可能、かつ組み付けが容易という機能性に加え、ホイール意匠に馴染むデザイン性を実現いたしました。「WaOSaFe™」は速やかで確実な日常点検を可能にし、トラックドライバーの作業負荷を低減することで車輪の脱落事故を予防します。
なお、本製品は既に大手トラックメーカー様にも導入をご検討いただいており、2025年11月に一般販売を開始予定です。

<製品の特長>

  • ホイールナットの緩みに応じてインジケーター部が可動し製品矢印部が判定エリアを外れることにより、ナットの増し締めが必要な緩み角度がひと目で正確に判定可能 ※特許出願中

  • ナットへの圧入設計の見直しによって、より軽く、確実な装着が可能

  • オモテ・ウラを間違えないユニバーサルデザイン形状により誤組み付けを防ぐ

  • 黒・グレーの2色展開からお好みの色選択が可能(グレーは後日発売予定)

【製品形状】

【緩み検知方法】

    

ニフコは、「小さな気づきと技術をつなぎ、心地よい生活と持続可能な社会を創造する」というパーパスを実現するため、今後もお客様の課題に真摯に向き合い、自動車部品のみならず、自動車アフターマーケットにおいても環境・安全・快適に繋がる様々な製品の開発を進め、社会課題の解決に貢献してまいります。

  

■株式会社ニフコ 会社概要

会社名:株式会社ニフコ

本社所在地:〒239-8560 神奈川県横須賀市光の丘5-3

設立:1967年2月13日

事業内容:エンジニアリングプラスチック製品(工業用ファスナー、精密成形製品)他
URL:https://www.nifco.com/

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<お問い合わせ先>

TEL: 03-5476-4850

株式会社ニフコ 総務部総務課 soumu@jp.nifco.com

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会社概要

URL
https://www.nifco.com/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横須賀市光の丘5-3
電話番号
046-839-0225
代表者名
柴尾 雅春
上場
東証プライム
資本金
72億9000万円
設立
1967年02月