オーストラリア ケアンズ観光局 『Lifetime of Greatnessプロジェクト』
Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)にノミネートされたグレートバリアリーフが世界初”個人”以外での受賞ができるよう全世界から応援しよう!
ケアンズ観光局(オーストラリア クイーンズランド州ケアンズ、CEO:マーク オルセン)は、世界初の試みとして、ユネスコ世界自然遺産に登録されているグレートバリアリーフが国連環境計画(UNEP)の地球大賞における最高位の環境賞 「Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)」 に、”個人”以外の受賞者として初めてノミネートされたことを発表します。
Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)の受賞対象は存命の個人に限られ、「個人」は明確な実体として定義されてます。ケアンズ観光局は、世界に最も大きな影響を与えた”個人”とは、世界最大の”個体”であるグレートバリアリーフであると強く信じており、「Lifetime of Greatness プロジェクト」を通して、世界中の人々がこの考えを共有してくれることを願っています。
さらに、この受賞へ向けて「Lifetime of Greatness プロジェクト」を本日から開始し、日本を含む世界中の人々へ受賞のためのサポートを呼びかけています。

グレートバリアリーフのLifetime Achievement Award(生涯功績賞)初受賞に向け、
みなさまからの応援をお待ちしております!
「Lifetime of Greatness プロジェクト」の公式サイトは英語のみですが、日本を含む全世界からのサポートが可能です。公式サイトの右上にある「SIGN YOUR SUPPORT」をクリックし、表示された画面に名前を入力すると、受賞に賛同する署名を登録することができます。署名が登録されると、「SUPPORTERS」に表示されるサポーターの数が更新されます。みなさんのサポートは、目に見える形で増えていることが確認いただけます。
今までにグレートバリアリーフを訪れて圧倒的な美しさや壮大さに感動した方、マリンアクティビティが大好きな方など、その魅力を体験したことがある方だけでなく、行ってみたいと思っているけれどまだチャンスがなく行けていない方も、もちろん参加いただけます。国連環境計画(UNEP)からの結果発表は2025年11月頃に予定されており、それまでこの公式サイトも公開しています。また、オンライン署名は発表日まで受け付けています。ぜひこの機会に、グレートバリアリーフの歴史的な活動のひとつになるかもしれない「Lifetime of Greatness プロジェクト」のサポーターになってみませんか。
詳細については、公式サイト alifetimeofgreatness.com を参照してください。
Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)へのグレートバリアリーフのノミネートについて
4月22日の世界地球デーに発表されたこのノミネートは、グレートバリアリーフ海洋公園管理局のリーフ・ガーディアン協議会が主導し、長年にわたりグレートバリアリーフと共に生き、働いてきた先住民コミュニティ、海洋科学者、学生、観光事業者といった、献身的な地域社会と産業界が一体となった共同の取り組みです。
この取り組みである「Lifetime of Greatness(偉大なる生涯)プロジェクト」は、地球上で最も貴重な生態系の一つであり、最大の生物的存在であるグレートバリアリーフに光を当て、世界的な運動を巻き起こそうとしています。
リーフ・ガーディアン協議会のジェフ・ベインズ議長は、「グレートバリアリーフは偉大なインスピレーションを与えるだけでなく、環境と訪れる人々の両方にも深い影響を与えています。国連環境計画の登録基準を満たしているグレートバリアリーフは、Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)に最もふさわしい候補です。」と述べています。

グレートバリアリーフは、環境保護活動を促進する推進力として、先住民コミュニティを支援し、海洋生物を保護し、未来世代への教育という重要な役割を担っています。グレートバリアリーフが約1万年もの間、環境に多大な貢献をしてきたことを称え、国連環境計画によるLifetime Achievement Award(生涯功労賞)の”個人”ではない初の受賞者となるよう、グレートバリアリーフに関わる地域社会の声を集め、サポートを呼びかけています。
地球とその生態系の保護に長年にわたり貢献してきた存命の偉人に贈られるこの賞を2022年に受賞した経験のあるサー・デイビッド・アッテンボローは、環境分野における傑出した人物のひとりです。
受賞対象は存命の個人に限られ、「個人」は明確な実体として定義されます。そこで、ユネスコがグレートバリアリーフを「世界的に卓越した重要な存在」と定義している点を根拠に、私たちはグレートバリアリーフが応募資格を満たしていると主張します。
申請時に提出されたノミネートを支援する映像では、グレートバリアリーフが数千年にわたり先住民コミュニティにとっての教師、癒し手、そして糧であったと語られています。
マスターリーフガイドと海洋生物学者もこのノミネートを支持しており、グレートバリアリーフが9,000種を超える海洋生物を育み、地球上で最も生物多様性に富んだ環境を形成している点、そして持続可能な取り組みを通じて毎年何百万人もの人々を魅了している点を強調しています。
リーフ・ガーディアン・スクールプログラムに参加するニューマン・カトリック・カレッジの生徒たちは、グレートバリアリーフについて学び、その雄大な美しさを直に体験し、「グレートバリアリーフは、地球の未来のために協力することの重要性を、自らの存在を通して私たちに教えてくれる、いわば導き手です。これほど偉大な『生涯』は、称賛されるべきです。」と感動を語っています。



©クイーンズランド州政府観光局
ケアンズ観光局 CEO マーク・オルセンのコメント
グレートバリアリーフが日々、人々に与える影響を目の当たりにしている観光業界は、このノミネートを全面的に支持しています。実際に訪れた多くの人々にとって、それは人生観を変えるほどの体験となり、この世界遺産が生物多様性、先住民の文化、そして地域経済にとって極めて重要であることを、深く理解するきっかけとなっています。
グレートバリアリーフの周辺地域で生活し、働く人々は、「Lifetime of Greatness プロジェクト」の公式サイトや、グレートバリアリーフに関するソーシャルメディアコンテンツの共有を通じて、世界中の人々からの支持を募り、より多くの人々にこの活動への参加を呼びかけています。

グレートバリアリーフ財団 マネージングディレクター アンナ・マーズデンのコメント
グレートバリアリーフは、単なる環境の象徴ではなく、数千年にわたり生命を静かに育んできた生きた存在です。今こそ、その貢献にふさわしい評価を与え、敬意を表する時です。同時に、その美しさと生物多様性を守るために続けられている取り組みへの認識を、より一層深める時でもあります。
グレートバリアリーフをこの賞に推薦することで、私たちは世界中の人々、すなわち、小学生から科学者、先住民コミュニティから海外からの訪問者に至るまで、いかにグレートバリアリーフが人々を結びつけ、変化を推進する力を持っているかを、世界中の人々と共に称えたいと考えています。
私たちは、偉大さには多様な形があり、時にはそれが波の下に存在し、数千もの海洋生物を守っているということを、世界が認識する時が来たと信じています。
クイーンズランド州政府観光局 最高責任者 クレイグ・デイビッドソンのコメント
グレートバリアリーフは、この権威ある賞にふさわしい候補です。クイーンズランド州の海岸線に沿って2,300キロメートル以上にわたり広がり、驚くほど多様な海洋生物の生息地である世界最大のサンゴ礁システムは、地球上で最も並外れた生きた存在です。
グレートバリアリーフは、環境、そこに生息する生物、そして沿岸地域で暮らす人々にとってかけがえのない存在であり、クイーンズランド州、観光業界、そして全世界にとって、まさに至宝と言うべきものです。
この推薦は、その保全活動、そして献身的に続けられている素晴らしい取り組みに対する、世界的な認知度を高める上で、非常に重要な意味を持ちます。そして、この活動を通して、未来の世代がその壮大な美しさを探求し、心ゆくまで満喫できるようになるでしょう。
<ケアンズ観光局 公式情報>
■ケアンズ観光局 公式 日本語ウェブサイト:https://www.tropicalnorthqueensland.org/jp/
■YouTube:https://www.youtube.com/user/CairnsGBR
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