【新型コロナ禍におけるプロフェッショナル派遣の働き方の変化実態調査】約8割が在宅勤務を含む勤務形態に変化、約3割がフレックスタイムなど勤務時間の柔軟化

ーエンワールド・ジャパン プロフェッショナル派遣の新型コロナにおける働き方の変化実態調査ー

エンワールド・ジャパン

日本最大級のグローバル人材に特化した人材紹介会社 エンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ヴィジェイ・ディオール)は、現在プロフェッショナル派遣として働いている方を対象に派遣の実態についてのアンケートを行い、256名*から回答を得ました。
*現在、エンワールド・ジャパン以外の派遣会社で働いている方の回答を含みます。
【調査結果 概要】
■ 37%が完全在宅勤務、42%が在宅勤務とオフィス勤務の両方で勤務
■ 86%が「今後も在宅勤務を継続したい」 。新型コロナ感染対策以外の理由も多数
■ 新型コロナの影響で、 6割が働き方に変化。3割は勤務時間が柔軟化

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【結果解説】

コントラクト・プロフェッショナルズ 事業部長 ジェイムス 菊池

新型コロナの流行で、4月以降ほとんどの派遣労働者が在宅勤務、またはリモートワークをするという「ニューノーマル」に適応する必要がありました。多くの企業は、労働者がオフィス以外の場所で業務を実施するのに必要なツールと能力を確実に入手できるようにするため、インフラやITセキュリティ、情報セキュリティ、リモートワークポリシーに関連する課題を克服しなければなりませんでした。迅速に適応し、リモートワーク環境をシームレスに構築できた企業もあれば、全ての事業をリモートワークに移行するのに苦戦した企業もありました。派遣労働者の生産性を高めるために、スタッフがノートパソコンと合わせて使用できるモニターなど、追加の機器を提供することで多くの企業が労働者のリモートワーク環境を強化しようと努めてきました。徐々に職場にスタッフが戻り始めると、企業は交代性での出勤など、様々なハイブリッドモデルの導入を試み、通勤ラッシュを避けるためにフレックスタイムを導入する企業も増加しました。

一部の企業ではより永続的なリモートワークの実施に重点を置くようになり、この様なソリューションの提供は とても好評です。派遣労働者の考え方も変化しており、フルタイムの正社員と派遣社員両方が生産的に仕事が できるよう働き方を積極的に変え、テクノロジーに対して必要な投資を行っている企業への人気が高まっています。
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●プロフェッショナル派遣とはhttps://www.enworld.com/employers/professional-contract-employment
専門分野への優れたスキルや熟練した経験をもち、即戦力として活躍できるプロフェッショナル人材の派遣です。エンワールド・ジャパンのコントラクトプロフェッショナルズでは、経理、人事、採用、法務、マーケティング、エンジニア、物流、秘書など、様々な職種の専門家を派遣しています。企業のEC強化や、DX推進プロジェクト、新商品プロモーションなどの期間限定ニーズ、M&Aにおける事業統合など高レベルで求めらる特殊スキルへのニーズ、産休・育休や管理職の急な離職をカバーする緊急ニーズなど、あらゆるシーンに迅速に対応しています。

●コントラクトプロフェッショナルズとは

エンワールド・ジャパンの中で、正社員以外の雇用形態(派遣、契約、業務委託、顧問、社外取締役など)の採用支援を専門としている部門がコントラクト・プロフェッショナルズです。外資系企業、日系グローバル企業を中心に、職務への高い専門スキルと、優れた国際感覚をもつバイリンガル人材を最適な雇用形態でご紹介しています。


【調査結果 詳細】
1. 37%が完全在宅勤務、42%が在宅勤務とオフィス勤務の両方で勤務(図1、図2)


現在、プロフェッショナル派遣として働いている方にどの様な勤務形態で働いているか伺いました。
37%が「在宅勤務」、42%が「在宅勤務とオフィス勤務の両方」と回答、オフィス勤務しているのは21%に留まりました。在宅勤務をしている方の95%が、新型コロナの影響で在宅勤務を開始したと回答しました。

【図1】現在どの様な勤務形態で働いていますか。


【図2】「在宅勤務」「オフィス勤務と在宅勤務の両方」とご回答いただいた方に伺います。在宅勤務を開始したのは、新型コロナ流行の影響ですか。



2. 86%が「今後も在宅勤務を継続したい」。新型コロナ感染対策以外の理由も多数(図3)

前問で「在宅勤務」「オフィス勤務と在宅勤務の両方」と回答した方に、今後も在宅勤務を継続したいと思うか伺ったところ、86%が「そう思う」(とてもそう思う、ややそう思う)と回答しました。

具体的な理由を伺ったところ、新型コロナ感染対策以外に様々な理由が挙げられました。具体的な声を一部紹介します。

【図3】前問で「在宅勤務」「オフィス勤務と在宅勤務の両方」とご回答いただいた方に伺います。
  今後も在宅勤務を継続したいと思いますか。


▶「とてもそう思う」「そう思う」の理由
・ほとんどの業務がオフィスにいなくても出来る業務だから(人事、採用/30代)
・育児と介護を担っているから(マーケティング、企画、広報/40代)
・ストレスが軽減できる(経理、会計、財務/40代)
・仕事に集中できる。社内にいると質問が多くて中断が多い(経理、会計、財務/50代)
・通勤時間を考慮しない事で就業先の選択肢が広がるため(通訳、翻訳/50代)
・新型コロナの感染が怖いから(営業事務、一般事務/50代)
・通勤時間の削減とその時間の有効活用(技術、エンジニア/60代以上)

▶「あまりそう思わない」「全くそう思わない」の理由
・仕事をするデバイスや環境が整っていない(秘書/30代)
・モチベーションを保つのが大変(技術、エンジニア/30代)
・ダイレクトにコミュニケーションを取りたい(マーケティング、企画、広報/40代)
・会社で周囲とのコミュニケーションしながら就業したい(金融関連専門職/50代)
・一日中家にいるのがストレス。オンオフのメリハリがない(マーケティング、企画、広報/50代)


3. 新型コロナの影響で、 6割が働き方に変化。3割は勤務時間が柔軟化。(図4、図5)
新型コロナの影響で、働き方や待遇に変化があったか伺ったところ、61%が「変化あり」と回答しました。(時給2500円以上:59%、時給2500円未満:62%)。

働き方の変化で最も多かったのは「在宅勤務」(同:88%、77%)、次いで「勤務時間の柔軟化(フレックスタイム制の導入など)」(同:27%、32%)でした。派遣社員にも勤務場所や勤務時間において柔軟な労働形態が導入されつつあることが見て取れます。

「勤務日数、勤務時間の増加」においては、時給2500円以上の回答が時給2500円未満の回答を10ポイント上回った一方(同:17%、7%) 、「勤務日数、勤務時間の減少」では時給2500円未満の回答が7ポイント上回り(同:7%、14%)、両者の働き方の変化に違いがみられました。

【図4】 新型コロナ流行の影響で働き方や待遇に変化はありましたか。(複数回答可)


【図5】「新型コロナ流行の影響で働き方に変化があった」と回答した方に伺います。どの様な変化がありましたか。(複数回答可)
 



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【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:256名
調査実施期間:2020年10月2日~10月8日
年齢:20代 3%、30代 20%、40代 36%、50代 35%、60代以上 6%
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会社概要

URL
http://enworld.com/jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン12階
電話番号
03-4578-3500
代表者名
金 太浩
上場
未上場
資本金
6500万円
設立
1999年10月