【アラウンド古希(65~74歳)の生きがい、働きがいに関する意識調査】 働く人の7割が今の仕事に満足感・充実感、働く人ほど生きがいを実感

働いている理由の1位は「生活のメリハリのため」、2位は「生活費を稼ぐため」、3位は「健康・体力維持のため」

株式会社スタッフサービス・ホールディングス

 人材総合サービスを全国で展開する株式会社スタッフサービス・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阪本耕治)は、65〜74歳までのいわゆる「アラウンド古希」を対象に「アラウンド古希の生きがい、働きがいに関する意識調査」を実施しました。

 深刻な人手不足が続く中、多様な人材活用の一つとしてシニア層への期待が高まっています。シニアといっても年齢の幅は広いですが、昨今では仕事や日常生活の中に生きがいを見いだしながら前向きに過ごしている方も多く、70歳を過ぎても働き続ける人が増えています。こうした状況を踏まえ、「アラウンド古希世代(65~74歳)」の価値観や仕事に対する考え方を明らかにすることで、“70歳の壁”を越えて働ける環境づくりや、より良いマッチングにつなげたいと考え、本調査を実施しました。

 スタッフサービスグループは、経営理念である「チャンスを。」のもと、一人ひとりの価値観や意識の変化を捉え、“より良い働く”の実現を目指してまいります。

■調査結果のポイント

< アラウンド古希の勤労観 >

● 働いている人の7割が今の仕事に満足感と充実感(調査結果②)

● 働いている理由は「生活のメリハリのため」が1位、「生活費を稼ぐため」が2位と続く結果に(調査結果④)

● 働いている人の8割が今後も働きたい意向、働いていない人の2割が働きたい意向(調査結果⑤)

● 今後(も)働きたい理由の1位は「健康・体力を維持したいから」で8割、金銭的な理由も上位に(調査結果⑥)

< アラウンド古希の生きがい、満足感 >

● 生きがいを感じているのは働いている人が8割、働いていない人よりも生きがいを感じている(調査結果⑩)

● 働いている人の8割が今の生活に満足している(調査結果⑪)

< アラウンド古希の健康面、体力面の不安 >

● 就労有無に関わらず4割は健康面、体力面で不安を感じていない(調査結果⑫)(調査結果⑬)

● 男性は健康面の不安が大きく、女性は体力面の不安が大きい傾向が明らかに(調査結果⑫)(調査結果⑬)

● 仕事をする上での健康面・体力面の不安は「ない」が5割。しかし、性別や年齢によって「トイレが近くなる」「足腰が弱くなってきた」「疲れやすくなった」などの傾向が強まる(調査結果⑭)

<調査概要>

■調査方法:インターネット調査

■調査期間:2025年12月1日(月)~8日(月)

■調査対象:全国在住65~74歳男女

■サンプル数:800人(働いている人400人、働いていない人400人)

■※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを各層の出現率に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【スタッフサービス・ホールディングス調べ】とご明記ください。


■アラウンド古希(65~74歳)の勤労観

調査結果① 【働いている人】現在の職業(雇用形態)

●働いている人のアラウンド古希の職業の4割が「パート・アルバイト」。

働いている人に雇用形態を尋ねたところ、41.0%が「パート・アルバイト(継続的に勤務)」と回答した。正社員は13.5%という結果で、多くは非正規雇用であることが分かった。また、単発的に働くアルバイト(スポットワーク)も小規模ながら存在している。

 Q1:あなたのご職業を教えてください。複数ある場合はメインのご職業を1つ選択してください。(SA)

調査結果② 【働いている人】今の仕事への満足感・充実感

●働いている人の7割が今の仕事に満足感と充実感。

働いている人に、今の仕事への満足感や充実感を尋ねたところ、74.3%が満足感や充実感を感じていると回答した。「全く感じていない」は2.5%にとどまり、業種や職種に関わらず、働いている人の多くは今の仕事を好意的にとらえていることが分かった。

Q2:今の仕事に満足感や充実感はありますか?あてはまるものを1つ選択してください。(SA)

調査結果③ 【働いている人】今の職場で働いている理由

●今の職場で働いている理由は、自身の条件や健康面・体力面に関わる理由が上位を占める。1位は「自分に合う条件(時間・場所)で働くことができるから」で6割。

1位 「自分に合う条件(時間・場所)で働くことができるから」(58.8%)

2位 「健康面・体力面で無理がないから」(53.4%)

3位 「無理のない通勤時間や距離だから」(51.8%)

働いている人に今の職場で働いている理由を尋ねたところ、「自分に合う条件(時間・場所)で働くことができるから」の58.8%が1位になり、2位から4位までが健康面、体力面に関する項目だった。働く人は、業務の内容よりも自身の体調と合わせることができる職場や働きやすさを重視していることが分かった。

Q3:あなたが今の職場で働いている理由は何ですか?あてはまるものをすべて教えてください。(MA※)

調査結果④ 【働いている人】人生の中で「働くこと」の理由  

●働いている理由は「生活のメリハリのため」が1位、「生活費を稼ぐため」が2位と続く結果に。

1位 「生活のメリハリのため」(84.7%)

2位 「生活費を稼ぐため」(81.9%)

3位 「健康・体力維持のため」(79.7%)

働いている人に、人生の中で「働くこと」の理由を尋ねたところ、「生活のメリハリのため」が84.7%で1位となった。2位には「生活費を稼ぐため」(81.9%)が続き、働く人は生活費を稼ぐ以上に生活のメリハリを重視していることが分かった。

Q4:あなたにとって、人生の中で「働くこと」の理由には、どのようなものがありますか?それぞれどの程度あてはまるか教えてください。(MA※)

調査結果⑤ 【全体】就労意向 今後(も)働きたいと思うか

●働いている人の8割が今後も働きたい意向、働いていない人の2割が働きたい意向。

現在の就労有無に関わらず、今後(も)働きたいと思うかを尋ねてみたところ、全体では43.1%が働きたいと回答した。就業の有無により回答に差があり、働いている人の79.7%が今後も働きたいことが分かった。

Q5:あなたは今後働きたいと思いますか?また、現在働いている方はこの先も働き続けたいと思いますか?最もあてはまるものを1つ選択してください。(SA)

調査結果⑥ 【働きたい人】今後(も)働きたい理由

●今後(も)働きたい理由の1位は「健康・体力を維持したいから」で8割、金銭的な理由も上位に。

1位 「健康・体力を維持したいから」(87.2%)

2位 「生活にメリハリを持たせたいから」(87.0%)

3位 「金銭的にゆとりのある生活を送りたいから」(84.0%)

現在の就労有無に関わらず、今後(も)働きたいと回答した人にその理由を尋ねたところ、「健康・体力を維持したいから」が87.2%で1位になった。働いていない人では「健康・体力面に不安がないから」が52.4%と働いている人との差が大きかった。また、働いていない人が働いている人以上に重視してしている点は、「金銭的にゆとりのある生活を送りたいから」(84.8%)と「様々な世代の人と話したいから」(65.8%)だった。

Q6:あなたは、Q5で今後(も)働きたいかどうかの質問に対し、「とても働きたい」または「やや働きたい」と回答されていましたが、今働きたいとお考えになっている理由は何ですか?それぞれどの程度あてはまるか教えてください。(MA※)

調査結果⑦ 【働きたくない人】今後(も)働きたくない理由

●今後(も)働きたくない理由の1位は「趣味や自分の時間を大事にしたいから」で8割。

1位 「趣味や自分の時間を大事にしたいから」(80.4%)

2位 「もう十分働いたから」(71.7%)

3位 「家族との時間を大切にしたいから」(64.9%)

現在の就労有無に関わらず、今後(も)働きたくないと回答した人にその理由を尋ねたところ、「趣味や自分の時間を大事にしたいから」が80.4%で1位になり、自身のための時間を大切にしたいことが分かった。

働いていない人で働きたくない理由が働いている人と10ポイント以上の差がついたのは、「生活費を稼ぐ必要がないから」(59.6%)、「趣味の足しのお金を稼ぐ必要がないから」(56.9%)、「新しいスキルや知識を覚えたくないから」(40.4%)であった。

Q7:あなたは、Q5で今後(も)働きたいかどうかの質問に対し、「あまり働きたくない」または「全く働きたくない」と回答されていましたが、今働きたくないとお考えになっている理由は何ですか?それぞれどの程度あてはまるか教えてください。(MA※)

調査結果⑧ 【全体】働くことに対して感じる不安や障壁

●働くことに対して感じる不安や障壁の1位は「年齢により採用されにくいこと」で7割。

現在の就労有無に関わらず、働くことに対して不安や障壁を感じる点について尋ねたところ、全体では「年齢により採用されにくいこと」が71.4%で1位となった。働いていない人の方が働いている人より不安が大きい傾向が見られる。差が大きかったのは、「働く目的や意欲の低下」が28.1ポイント、「年齢により採用されにくいこと」が24.6ポイント、「PCやITスキル、専門スキルが足りないこと」が22.2ポイントの差があった。

Q8:働くことに対して不安や障壁を感じる点は何ですか?それぞれどの程度あてはまるか教えてください。(MA※)

調査結果⑨ 【全体】働くために必要だと思う条件や環境

●働くために必要だと思う条件や環境では、健康面、体力面に関する項目が上位を占める。

現在の就労有無に関わらず、働くために必要な条件や環境を尋ねたところ、全体では「自分に合う働き方(勤務時間・場所)ができること」が63.5%で1位となった。2位から4位までが健康面、体力面に関する項目が目立ち、「自分のペースで働けること」(61.4%)、「体力的に無理のない業務内容や環境であること」(60.4%)と続いた。

働いていない人は「同年代が働いている実績があること」(24.9%)、「高度なPCスキル・ITスキルが必要としない業務内容や環境であること」(23.5%)が働いている人よりも10ポイント程度差があり、就業の前段階での必要な条件が浮き彫りになった。

Q9 :あなたが働くためには、どんな条件や環境が必要だと思いますか?あてはまるものをすべて教えてください。(MA※)

■アラウンド古希(65~74歳)の生きがい、満足感

調査結果⑩ 【全体】今生きがいを感じているか

●生きがいを感じているのは働いている人が8割、働いていない人よりも生きがいを感じている。

現在の就労有無に関わらず、今生きがいを感じているかを尋ねたところ、今生きがいを感じているのは働いている人が77.9%で、働いていない人(63.9%)よりも14.0ポイント高い結果となった。働くことでより生きがいを感じることができることが分かった。

Q10:あなたは今生きがいを感じていますか?あてはまるものを1つ選択してください。(SA)

調査結果⑪ 【全体】今の生活に満足しているか

●働いている人の8割が今の生活に満足している。

現在の就労有無に関わらず、今の生活に満足をしているか尋ねたところ、全体の75.4%が満足しているという結果だった。

就労の有無に関わらず、今の生活を前向きに受け入れ満足していることが分かった。働いている人の方(81.0%)が働いていない人(71.8%)より満足度が10ポイント程度高い。

Q11 :あなたは今の生活に満足していますか?あてはまるものを1つ選択してください。(SA)

■アラウンド古希(65~74歳)の健康面、体力面の不安

調査結果⑫ 【全体】働くことに対して健康面での不安の程度

●健康面に対する不安の程度を尋ねてみたところ、全体では4割が不安を感じていない。

働くことに対して健康面での不安の程度を尋ねたところ、全体では42.4%が不安を感じていないことが分かった。

最も不安を感じているのは、70~74歳の女性で62.0%だった。「とても感じている」項目だけで見ると、70~74歳の男性が10.1%にとどまっている状況が分かった。

Q12:働くことに関して、健康面でどの程度不安を感じていますか?(SA)

調査結果⑬ 【全体】働くことに対して体力面での不安の程度

●女性は体力面の不安が大きく、男性は健康面の不安が大きいという傾向が明らかに。

働くことに対して体力面での不安の程度を尋ねたところ、全体では40.0%が体力面で不安を感じていないことが分かった。最も不安に感じているのは健康面と同様(Q14)で、70~74歳の女性で72.0%だった。この層は健康面以上に体力面の不安が大きいことが分かった。女性は体力面の不安が大きく、男性は健康面の不安が大きい傾向が明らかになった。

Q13:働くことに関して、体力面でどの程度不安を感じていますか?(SA)

調査結果⑭ 【全体】仕事をする上で感じている健康面・体力面に関する不安

●仕事をする上での健康面・体力面の不安は「ない」が5割。しかし、性別や年齢によって「トイレが近くなる」「足腰が弱くなってきた」「疲れやすくなった」などの傾向が強まる。

1位 「特に悩みや不安はない」(50.9%)

2位 「重いものの持ち運びや高いところでの作業ができにくくなった」(41.2%)

3位 「足腰が弱くなった」(37.9%)

仕事をする上で感じている健康面、体力面に関する悩みや不安について尋ねたところ、全体では50.9%が「特に悩みや不安はない」が1位になった。働いていない人は「とっさの判断力が鈍くなった」が34.4%で働いている人(21.6%)と差が見られた。男性の70~74歳は他の層に比べて「トイレが近くなった」が33.7%で仕事への影響が見られた。女性の65~69歳は「足腰が弱くなった」「疲れやすくなった、疲れが取れにくくなった」「目が見えづらくなった」「物覚えが悪くなった」といった身体機能面での仕事への影響を強く感じていることも分かった。

Q14:仕事をする上で、あなたが感じている健康面・体力面に関する悩みや不安について、それぞれどの程度あてはまるか教えてください。(MA※)


【総括】 働いているアラウンド古希(65歳~74歳)は、働いている人の方が生きがいや満足感などポジティブな思いを持って活き活きとしている実態が明らかに。

 人手不足が深刻化する中、多様な人材活用の一環として、シニア層の就労や戦力化への注目が高まっています。高齢者雇用安定法の改正により、企業には70歳までの就業機会を確保するための措置を講じる努力義務が課されてから一定の期間が経過しました。2025年1月30日に総務省が発表した「労働力調査」によれば、65歳以上の就業率は年々上昇し、26.0%に達しています。60代で働くことは珍しくなくなり、個人の希望に応じた働き方を選ぶことで、70歳を超えて就労を続ける人も増加しています。人手不足を背景として、企業の採用関心もより高齢のシニア層へと広がりつつあります。

 本調査では、シニアの中でも特に年齢の高い65~74歳、いわゆる「アラウンド古希」に焦点を当てました。働くシニアが増える一方で、70歳前後で就労や定着が難しくなる“年齢の壁”が存在します。アラウンド古希は、70歳を意識し始める60代後半から70代前半にかけての層であり、その勤労観、生きがい、満足感、そして働く上での健康面や体力面に対する意識など、価値観を把握するために本調査を実施しました。

 

 調査結果から、アラウンド古希が重視するポイントは、「自分に合う条件で働けること」や「健康面・体力面で無理がないから」など、金銭面だけではなく身体の負担の少ない働き方を求める傾向が明らかになりました。また、働いている人の7割が現在の仕事に満足感や充実感を得ていることも判明しました。さらに、生きがいや生活への満足度については、就労の有無に関わらず7割以上が感じており、特に働いている人はより高い充実感を示しています。アラウンド古希は、生活のメリハリを保つために働く傾向が見られるなど、ポジティブな思いを持って活き活きと働いている実態が明らかになりました。


スタッフサービスグループ概要

創業:1981年11月29日

代表:阪本 耕治

本部:東京都千代田区神田練塀町85 JEBL秋葉原スクエア

事業内容:人材派遣(事務職、技術者、ITエンジニア、製造業務、医療・介護分野)、紹介予定派遣、人材紹介、業務請負

売上高:4,487億円(2025年3月期)

従業員数:5,525人(2025年4月1日時点)

拠点数:国内142拠点(2025年4月1日時点)

URL:https://www.staffservice.co.jp/company/

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会社概要

URL
https://www.staffservice.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田練塀町85 JEBL秋葉原スクエア
電話番号
03-5209-7177
代表者名
阪本耕治
上場
未上場
資本金
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設立
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