【無料デモ有】AIでインシデント管理業務を効率化し組織改善につなげる『MedAI Safe』、先行版の導入病院様を募集開始
AIがインシデント管理の“書く・読む・活かす”をアシスト。医療安全業務における時間的・心理的負担を軽減します。
医療領域に特化したソフトウェア開発を手掛ける株式会社ispec(本社:東京都品川区西五反田8-2-12 アール五反田 7A、代表取締役社長:谷村 朋樹) は、AIでインシデント管理業務を効率化し組織改善につなげる『MedAI Safe(メドエーアイ・セーフ)』の提供を開始し、先行版の導入を希望される医療機関様の募集を開始いたしました。

製品開発の背景 ──代表取締役社長 谷村 朋樹より
医療DXの本来あるべき姿
昨今、「医療DX」の潮流のもと、AIへのタスクシフトが急速に進んでいます。医療の担い手不足が進む中、テクノロジーの活用は不可欠です。
しかし、私たちはこの変化を、単なる「業務の効率化」や「省力化」とは捉えていません。AIやシステムが定型的な業務を担うようになることで、医療従事者の皆様には、より一層、人間でなければ担えない高度な役割が求められるようになります。それは、複雑な状況下で最善の策を導き出す思考力、そして一つひとつの判断に責任を持つ、極めて専門性の高い業務です。
このような高度な業務に集中する環境では、残念ながらヒューマンエラーを含むリスクの増大は避けられません。
真の医療DXとは、この厳しい現実から目を背けず、医療従事者の皆様がその専門性を最大限に発揮できる環境を整え、直面する困難な課題を共に乗り越えていくための支援であるべきだと考えています。
すべての経験を、未来の医療の力に変える
私たちの原点にあるのは、テクノロジーの力で医療従事者に寄り添い、彼らが向き合うべき本質的な業務の質をさらに高めたい、という強い想いです。それこそが私たちが目指す医療DXの姿です。
日々の医療現場で発生する「インシデント」は重い事実ですが、そこには医療全体を前進させるための、何物にも代えがたい重要な示唆が眠っています。私たちはその貴重な学びを決して無駄にせず、未来の医療をより安全で質の高いものへと変える力に転換したいと強く願っています。
この想いを形にし、変革を実現するための第一歩が、本日発表するAIインシデント管理システム『MedAI Safe』です。
本製品が、現場で奮闘される皆様の確かな支えとなり、より良い医療の未来を共に創造していく一助となることを、心から願っております。
AI × インシデント管理システム『MedAI Safe』
特徴
AI × インシデント管理システム『MedAI Safe』
https://link.ispec.tech/medaisafe
MedAI Safeは、医療現場におけるインシデント管理業務をAIの力で支援し、担当者・管理者双方の時間的・心理的負荷を大幅に軽減します。
先行版機能では、インシデントレポートの「作成・レビュー」に必要な、報告・記録・管理などの基本機能を提供しています。

先行版の機能
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入力支援機能
柔軟な入力形式と下書き保存に対応し、メモ感覚で気軽に記録を開始可能。さらに、AIが医療事故報告事業への提出に必要な項目や、院内での分析に必要な項目を自動で補完・誘導し、報告作成の思考と記入をアシストします。
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構造化・補完機能
入力内容をもとに、AIが要点を整理し、分類・タグ付け・時系列整理などを自動化。足りない箇所についてはAIが質問を通じて確認し、不足情報の補完や内容の明確化を実現します。
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可視化・改善支援機能
時系列図やなぜなぜ分析図などの図解をAIが自動生成し、報告内容の理解と建設的な対話を支援。内容把握の手間や心理的負担を軽減します。
導入効果
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報告件数の向上
AIが報告者の思考をアシスト。これまで腰が重かった報告作業がスムーズに行え、報告件数の自然な増加が見込まれます。
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心理的安全性の醸成
AIが第三者にもわかりやすい形式でレポートを作成リスクマネージャー・安全担当者による修正が必要なケースが減少し、差し戻される際の心理的負担を軽減します。
さらにレポート内容に合わせたポジティブなコメントのアドバイスもAIが提示。組織全体で報告があがりやすい文化を醸成します。
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レポート作成時間の短縮
年間2,500件(500床規模想定)のレポート作成業務において、
・月300時間 → 90時間へと作業時間を削減
・月210時間(約7割)の効率化が見込まれます。
※弊社による試算に基づく推定値
今後の展開について
組織改善を支える機能拡充
MedAI Safeは現在、第一弾としてインシデントレポートの「作成・レビュー」に必要な報告・記録・管理などの基本機能を提供しています。
今後、AIが医療安全管理の各プロセスを横断的に支援する機能の追加を予定しており、インシデント管理を起点として、さらなる「課題の可視化」や「業務・組織改善」を促す機能の開発を進めてまいります。
さらに、マニュアル管理・最適化など、医療安全領域にとどまらず、医療機関の組織改善を持続的に後押しする仕組みとして、次の機能の開発を予定しております。
予定している機能
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AIによる集計・分析・報告資料作成機能
AIがレポート内容をもとに原因や背景を分析し、月ごとに追うべき数値を自動で算出・可視化します。分析結果とテンプレートを基に、委員会向けの報告資料を自動作成し、定例の振り返りや改善活動を効率化・標準化し、課題の可視化を支援します。
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マニュアルAI機能
レポートの経緯を参照し、AIがマニュアルとの乖離を指摘。必要に応じて修正提案も自動で行い、マニュアル更新を通じた業務フローの見直しや再発防止策の強化を支援します。また、チャット形式での質問対応や検索機能により、現場の知見活用を促進し業務改善を後押しします。
医療機関の皆様へ
無料デモのお申し込みはこちら
MedAI Safeでは現在、無料デモをご提供しております。デモ版では、レポート作成の時間短縮や内容の質の向上など、現場での効果を実際に体感いただける内容となっております。 体験をご希望の医療機関・ご担当者様は、フォームよりお気軽にお問い合わせください。
無料デモ申込:
https://link.ispec.tech/medaisafe
先行版の導入にご協力いただける医療機関様を募集いたします
MedAI Safeでは、インシデント管理を起点に医療機関の組織改善を支援する製品開発に取り組んでおり、さらなる機能拡充を進めています。
現在、先行版の導入にご協力いただける医療機関様を募集しております。
実際の現場でご利用いただく中で、レポートフォーマットの調整をはじめとしたご意見・ご要望をお聞かせいただきながら、ともに製品を育てていくパートナーとしてのご参加をお願いしたいと考えています。
私たちが目指す"すべての経験を未来の医療の力に変える"ことに、共に取り組んでいただける医療機関様との出会いを心よりお待ちしております。
先行版の導入申込・詳細はこちら:
https://link.ispec.tech/medaisafe
本件に関するお問い合わせ
基本情報
本社:東京都品川区西五反田8-2-12 アール五反田 7A
資本金:17,967,818円(資本準備金含む)
代表者:代表取締役社長 谷村 朋樹
事業内容:
・医療系基幹システムのクラウド化・モダナイズ支援
・AIを活用した医療機関DX支援(事務作業の自動化、データ・コミュニケーション最適化など)
お問い合わせ
公式サイト:https://ispec.tech/#contact
製品サイト:https://link.ispec.tech/medaisafe
メール:support.medai-safe@ispec.tech
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