今夏、世界22ヵ国100人の若手音楽家が米国ロサンゼルスに集結!相馬子どもオーケストラ(福島県相馬市)出身の弦楽器指導者が日本を代表して参加します。
ドゥダメル財団は、若手音楽家のグローバルリーダーシッププログラム「Encuentros」(スペイン語で「出会い」の意)を2018年から開催しています。
2022年の今年は、ドゥダメル氏が音楽監督を務めるロサンゼルス・フィルハーモニックとの共催で7月19日から8月5日までロサンゼルスで行われ、世界22ヶ国のエル・システマやユースオーケストラ34団体から、18才から26才の若手音楽家たち、100人超が集い、オーケストラを編成します。彼らは、ドゥダメル氏をはじめ、ベルリンフィル、ロサンゼルス・フィル、パリ・オペラ座といった世界一流の音楽団体のアーティストから集中指導を受け、8月2日には有名な野外音楽堂であるハリウッド・ボウル、8月4日にはカリフォルニア大学バークレー校でコンサートを行います。また、リーダーシップと社会変革に関するキャリアトレーニングセッションや地域交流会など、次世代を担うグローバルリーダー育成プログラムも用意されています。
日本からは唯一、エル・システマジャパンと相馬市が主催する「相馬子どもオーケストラ」出身で現在は弦楽器指導者である佐藤花音がバイオリン奏者として参加します。日本の若手音楽家がこのプログラムに招待されるのは、初めてのこととなります。
佐藤花音は、2013年にスタートした「相馬子どもオーケストラ」で育ち、14年にはウィーンフィル公演で来日したドゥダメル氏の前でコンサートマスターとしてモーツァルトを奏で、15年にはサントリーホールでYOLA(Youth Orchestra Los Angeles )のメンバーと、ドゥダメル氏の指揮で共演。その後も、16年、ドイツでのベルリン・フィルとの共演などを経て、18年、宮城学院女子大学に入学、バイオリンを専攻。今春、エル・システマジャパンに入社、「相馬子どもオーケストラ」、「大槌子どもオーケストラ」で子どもたちの指導に当たっています。
3月には、BS -TBSの震災を経験した若者を取り上げるショートドキュメンタリー番組「あれから10年、これから10年」でも紹介されました。
https://youtu.be/YaaEdM3Q5G0
ドゥダメル氏とは7年ぶりの共演となり、YOLAメンバーとも再会となります。
コロナ禍で海外の若手音楽家との交流が制限されてきましたが、このプログラムのように世界レベルでの交流が再開されることは非常に喜ばしいことです。メディア関係の皆さまにおかれましては、貴重な機会に立ち会うことになる佐藤への現地でのご取材や参加前、参加後のご取材をご検討頂ければ幸いです。
「Encuentros LA 2022」の主なスケジュール 7/19 (火) 参加者到着・歓迎レセプション 7/20 (水) リハーサル開始 (ロサンゼルス市内ホールにて) ~ 7/31 (日) リハーサル、キャリアトレーニングセッション、交流会など 8/1 (月) ハリウッド・ボールにてリハーサル ※メディアへ向けての記者会見日 8/2 (火) コンサート本番(ハリウッド・ボールにて) 8/3(水) 移動日 8/4 (木) コンサート本番(カリフォルニア大学バークリー校にて) 8/5(金)解散 |
「Encuentros LA 2022」コンサートプログラム ・ジャンカルロ・カストロ・ダッドーナ氏 新作(ロサンゼルス・フィル委嘱・世界初演) ・エスペランサ・スポルディング氏(グラミー賞受賞アーティスト)との共演(数曲) ・ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」 指揮:グスターボ・ドゥダメル氏(ロサンゼルス・フィル音楽監督) |
詳しいプログラム、スケジュールについては、下記リンクをご参照ください。
Encuentros LA 2022
https://www.dudamelfoundation.org/encuentros-la-2022
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一般社団法人エル・システマジャパン
本社:東京都千代田区
設立:平成24年(2012年)
URL: http://www.elsistemajapan.org/
東日本大震災の被災地の復興の中で、長期的に子どもたちを支えたいという思いから、福島県相馬市で最初の活動を開始して以来、子どもたちが誇りと自信を持ち、他者とのコミュニケーションを学び、積極的に
自己実現を図る力を持つことを目指し、被災地に限らず活動を続けている。
2022年3月 国際交流基金「地球市民賞」受賞。福島県相馬市、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市、
東京都、大阪府豊中市、京都府舞鶴市でも活動。
「エル・システマ」とは
南米ベネズエラで始まった音楽教育プログラム。
子どもたちに無償で音楽指導を提供し、子どもたちは、集団での音楽体験を通じて、忍耐力や協調性、自己実現力が身につけられるとして、世界中で注目されている。
現在、世界70か国以上の国や地域で、それぞれの地域の特性や社会環境に応じた活動が展開されている。
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