【ファーマインド】2025年12月の収穫に向け、茨城県稲敷市にて希少品種「ロイヤルクイーン」を高効率で大規模栽培
国内農業の活性化の一環として、2020年8月に株式会社ファーマ村いちご農園を設立し、栃木県壬生町で施設栽培を行ってきました。さらなる発展を目指し、この度、茨城県稲敷市において2haの大規模農園にて2025年12月よりイチゴの収穫を開始する計画を進めています。新たな農園では、高効率な生産を行い、持続可能な農業の実現をめざします。
甘みと酸味の絶妙なバランスとジューシーさが魅力のプレミアムいちご「ロイヤルクイーン」を栽培
希少な品種である「ロイヤルクイーン」の栽培に取り組んでいます。この品種は、「女峰いちご」の開発者が手がけたもので、その高い糖度と適度な酸味のバランスが絶妙で、シーズンを通しておいしく食べられます。また濃厚な香りも魅力で、果肉は真っ赤でジューシーです。また、ロイヤルクイーン他の複数の品種も栽培予定となっており、お客さまの需要に合わせたブランドラインアップを提供する予定です。
さまざまな商品展開で、食品ロスを削減
いちごソースや冷凍いちごなどの加工品も展開し、食品ロスの削減につなげています。いちごソースは、果実成分63%と高く、糖分を抑えることで素材そのものの味わいを楽しむことができます。また、冷凍いちごは鮮度の良い生いちごをリキッド凍結で急速に冷凍しており、鮮度を保持し高品質な状態で提供できます。
効率化と大規模化で持続可能な農業をめざす
施設内の空間を有効活用した立体栽培により、単位面積当たりの生産量を増やすことで、経営効率の向上をめざしています。また、太陽熱を利用した暖房システムにより省エネルギーにも積極的に取り組みます。さらに、施設内の環境を自動的に管理することで品質の向上や作業負担の軽減を実現します。
【持続可能な農業を目指すための工夫】
1)局所温湯暖房:株元周辺を効率的に温め、適切な温度管理と省エネルギーを両立
2)自動カーテン:日射量や温度により自動開閉し、イチゴにも人にも優しい光・温度環境にコントロール
3)炭酸ガス施用:光合成を促進し、イチゴの生産性の安定と品質向上を図る
4)減農薬化設備:ハウス内に病害虫の進入を減らし、農薬の散布回数を減らした安心・安全なイチゴ生産
4)自動養液灌水:積算日射量に応じた無駄のない自動灌水と環境負荷の少ない循環式養液栽培
5)統合環境制御:制御機器類を統合一括制御し、イチゴにとって最適な生育環境を作り出す
【空間を有効活用するリフティングシステム】
【株式会社ファーマ村いちご農園 会社概要】
会社名:株式会社ファーマ村いちご農園
代表者:川島 浩司
所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地
設立:2020年8月4日
事業内容:国産青果物の生産販売、農地の運営管理など
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像