東京都の「マッチングアプリ開発」に対するリアルな意見を、マッチングアプリ利用経験者300名に調査!期待できる?利用したい?婚活進む??
株式会社ウェブギフト(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:冨田 仁)が運営する「オフィスギフト(URL:https://www.officegift.jp/)」は、東京都のマッチングアプリ開発に関するアンケート調査を実施しました。
調査期間:2024年7月22日〜2024年7月25日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:10〜50代のマッチングアプリ利用経験者
有効回答人数:300名
東京都は少子化対策の一環として、「婚活支援を目的としたマッチングアプリの開発」に取り組んでいます。
独身証明書や本人確認書類の提出を求める厳重な会員登録制度を導入することで、安心・安全な出会いの場を提供し、AI技術を駆使して相性のよいパートナーを紹介することを目指して作られたアプリです。
深刻な少子化問題が懸念される中、都の取り組みについて、期待を寄せる方も多いでしょう。
そこで、オフィスギフトでは、300名の10〜50代のマッチングアプリ利用経験者を対象に「東京都のマッチングアプリ開発」に関するリアルな声を調査しました。
正直な意見や期待、不安、民営アプリとの比較など、さまざまな角度から意見を収集し、都のマッチングアプリに対する評価や課題を明らかにします。
★東京都のマッチングアプリ開発の認知度は45%
東京都は少子化対策の一環として「マッチングアプリ開発」を進めていますが、その認知度にはばらつきがあります。
アンケート調査によると、45%がこの取り組みを「知っている」と回答したのに対し、55%が「知らない」と答えました。
また、回答者を都民(お住まいの地域で「東京都」を選択した18名)に絞った結果も大差はなく、都内での認知も十分とは言えないようです。
★東京都のマッチングアプリに期待を寄せる方は6割程度
続いて、「東京都のマッチングアプリ開発は、都民の婚活が進むことを期待できると思いますか」とお聞きしたところ、「期待できる」と回答した方は19名にとどまりましたが、「少しは期待できる」と答えた方が最も多く、156名でした。2つを期待できる派とすると58.3%にのぼります。
一方、92名は「あまり期待できない」、33名が「期待できない」と回答しており、期待できない派は41.7%となりました。
アプリに対して一定の期待をもっている人が多い中、この政策を疑問視する方も少なくないようです。
東京都のマッチングアプリ開発に対する率直な感想を紹介!
次に、東京都のマッチングアプリが強みとして打ち出している、「AIによる紹介システム」と「厳重な会員登録制度」に対して、どのように感じているかお聞きしました。
★「AIによる紹介システム」に対する期待
AIによる紹介システムが相性の良い相手との出会いに「少しは役立つと思う」と回答した方が圧倒的に多く192名で、「役立つと思う」と回答した方は36名、合わせると回答者の76%にのぼります。
一方で、「あまり役立たないと思う」と回答した方は56名、「役立たないと思う」と回答した方が16名と、少数派となっています。
近年急速に発展している「AI」を駆使した紹介システムに対しては、期待が大きいようです。
★「厳重な会員登録制度」に対する期待
独身証明書や本人確認書類の提出が必要な「厳重な会員登録制度」に対しては、「安心して利用できる」と回答した方が115名、「誠実な相手と出会えそう」と回答した方が62名と、肯定派が目立ちました。
“結婚”という人生の大きな選択を見据えた利用者にとって、厳重な会員登録制度は安心して相手を探すことができる加点要素と言えるでしょう。
一方、「面倒に感じる」と答えた方は54名、「情報漏洩が不安」と答えた方が53名と、否定的な意見も少なくありません。
十分な利用者数を担保するには、手続きの煩雑さや情報管理に対する不安が課題であると言えるでしょう。
次の設問では、東京都のマッチングアプリ開発に対して「良い」または、「良くない」と感じた点を、自由記述式で回答していただきました。
傾向として多かった内容を、それぞれご紹介します。
☆東京都のマッチングアプリ開発の「良い」と思う点
「都が運営しているため、マッチングアプリに抵抗感を持っている年齢層(親世代)などの理解は得られそう。」(東京都 30代女性)
「会員登録の際に様々な書類が必要となっていること。」(茨城県 50代男性)
「安全性が高そう。誠実な出会いが期待できそう。」(和歌山県 40代女性)
「AIによる診断で客観的に判断してくれそうだから。」(奈良県 40代男性)
「スタッフによる相談支援はありがたいと思いました。」(愛知県 40代女性)
「デザインがシンプルで、分かりやすい。」(岐阜県 30代女性)
----------------------------
東京都のマッチングアプリは、会員登録時の書類提出やAIによる診断によって、安全性と信頼性が高く、誠実な出会いが期待できると考えている方が多くいます。
また、スタッフによる相談支援や都の運営による安心感が、幅広い利用者に受け入れられやすいのではないかという意見も目立ちました。
☆東京都のマッチングアプリ開発の「良くない」と思う点
「手続きが面倒なので手軽にできる民間のアプリに流れそう。」(長野県 30代女性)
「東京都内の人としか出会うことができないところ。」(東京都 30代男性)
「マッチングアプリを巡る事件が後を絶たずやはり不安な気持ちが残る。」(福岡県 20代男性)
「税金を使ってここまでしてどのくらい効果が出るのかあまり期待できないところ。」(愛媛県 20代女性)
「他の民営のアプリとの差別化があまり少ないところ。」(宮城県 30代女性)
「AIマッチングの精度が不明瞭で不安がある。」(神奈川県 30代男性)
----------------------------
「良くない点」としては、手続きの煩雑さや地域限定の出会いに対する不満、民営アプリとの差別化が不十分な点や税金の使用に対する疑問の声がみられました。
また、マッチングアプリを使用した婚活や、AIの精度の不透明性に不安を感じている方も多いようです。
★東京都のマッチングアプリを利用したい方は35%!実績のなさに不安を感じる声も
次に、「あなたが都民なら、都のマッチングアプリを利用したいと思いますか?」とお聞きしたところ、106名が「利用したい」と回答し、全体の35.3%にとどまりました。
また、100名が「利用したくない」、94名が「どちらとも言えない」と回答しており、票数に大きな差は見られず、意見が3つに割れる結果となりました。
それぞれの回答理由は、以下の通りです。
----------------------------
【利用したい】
「しっかりしているイメージがあり、遊び目的や既婚者の会員が居ないと思うので。」(東京都 20代女性)
「ちゃんと本人確認をしていて、都がやっているなら安心だし近くの人に出会えそうなので。」(兵庫県 30代女性)
「AIによる検索で、よりピンポイントでの紹介に期待が持て、独身証明書や本人確認書類などの提出により、お互いに信用できると感じるため。」(三重県 40代男性)
【利用したくない】
「他に色々とマッチングアプリがあるので、そっちの方が登録者数も多く、出会いがありそう。」(熊本県 30代女性)
「会員登録が面倒に感じるし、情報漏洩が心配」(滋賀県 30代女性)
「AIの運用の確実性が不安で、どのくらい相性がマッチしているのかわからず不安になります。」(滋賀県 20代男性)
【どちらとも言えない】
「良い口コミなどがあれば利用したいと思う」(宮城県 20代女性)
「書類提出が厳正で誠実な出会いがありそうだと思いましたが、手続きが面倒だと感じたため。」(東京都 30代女性)
「他にも手段があるため、決め手に欠ける」(愛知県 20代男性)
----------------------------
「利用したい」と回答した方は、都が運営することでの安全性や本人確認、AIによる精度の高いマッチングに期待を寄せていることがわかりました。
これに対し、「利用したくない」と回答した方は、他のアプリの方が出会いやすいこと、登録手続きの面倒さ、情報漏洩した際のリスクが大きいことなどを挙げています。
「どちらとも言えない」と回答した方は、都のアプリの良い面と悪い面、どちらも考慮すると決め手に欠けると感じている方が多く、本格稼働前の現段階では判断がつかない状態のようです。
また、今回のアンケートの対象者であるマッチングアプリの利用経験者でも、マッチングアプリによる出会い自体に抵抗を感じている方も多いことが明らかになっています。
「マッチングアプリの使用・出会いに抵抗を感じたことはありますか」という質問には、300名中181名が、「抵抗を感じたことがある」と回答しており、全体の約60%を占めています。
マッチングアプリが普及した現代でも、抵抗感は完全に払拭できておらず、オンライン上での出会いに不安を感じている方が多いようです。
この結果から、東京都のマッチングアプリについても、より具体的な安全性を示していくことが、今後の課題であると言えます。
★公営のマッチングアプリのみを使いたい方はわずか28%
最後に、「今後使うとしたら「公営」と「民営」どちらのマッチングアプリを使いたいですか?」とお聞きしました。
結果は、28%が「公営」のマッチングアプリを利用したいと回答し、38%が「民営」、34%は「併用したい」と回答しました。
民営アプリの方が利用者にとって魅力的であると考えられている一方で、公営アプリに関心がある方も一定数存在しているようです。
また、公営と民営の両方を併用したい方も多く、利用者は各アプリの特長を活かしてより良い出会いを求めていることがわかりました。
それぞれの回答理由も紹介します。
----------------------------
【公営】
「バックが公営の方が何かあった時に保証してくれそうで安心だから。」(奈良県 40代男性)
「本気で相手を探している人が多そうなので。」(東京都 30代女性)
「個人情報などの管理をしっかりしてくれそうだから。」(愛知県 20代男性)
【民営】
民営のほうが登録者数が多くより出会いの可能性が広がると思うから。」(兵庫県 30代男性)
「今のところ、民営のものが便利でサービスも整っているから。」(茨城県 50代男性)
「面倒がないし、そこまで制約もないから。」(兵庫県 40代女性)
【併用したい】
「どちらもメリット、デメリットがあると思うので、足りないところを補いながら利用したいと思ったから。」(東京都 30代女性)
「公営の方が安心して利用出来る一方で、知名度が低いアプリは利用者が少なそうな為併用していきたい。」(神奈川県 20代女性)
「運営よりも内容の方が大事だと思います。」(北海道 40代男性)
----------------------------
公営アプリは、安心感やしっかりとした管理が評価されており、民営アプリは利便性や登録者数の多さが強みとなっています。
また、併用を望む利用者も多いことから、東京都のアプリは、安心感を維持しつつ利用の手軽さを向上し、普及を促進させることが課題となるでしょう。
【まとめ】東京都のマッチングアプリ開発に対する期待と課題
東京都のマッチングアプリ開発に対する意見は、大きく以下の2つが挙げられました。
●AIによる紹介システムに多くの利用者が期待を寄せている
●厳重な会員登録制度については安心感が魅力である一方、手続きの煩雑さや情報漏洩に不安がある
今後の課題としては、手続きの簡略化、セキュリティの強化、民営アプリとの差別化、等による利用者数の最大化が求められそうです。
しかし、高い安全性とAI技術により「誠実な相手との効率的な出会い」が実現すれば、有効な少子化対策になることが期待できるでしょう。
本格稼働時には、利用者の意見に耳を傾け、AIの精度向上や透明性の確保を図ることで、多くの方にとって有益なサービスとなるのではないでしょうか。
■本記事の監修者
ギフトコンシェルジュ:冨田仁(Mr.Gift)とみたひとし
喜ばれるギフトを提案する専門ECサイトを5店舗経営。
「お祝い」「感謝」「応援」「お礼」…さまざまな心と心のつながりを代弁する贈り物文化に魅了され、カタログギフトのプロデュースを行う。
“自己満足に終わらないプレゼントの選定”を得意とし、これまで10,000件以上のギフトの依頼を受けている。
■サービス概要
「オフィスギフト」は、商品総掲載数約7,000点と業界トップクラスのWebカタログギフトで、さまざまなギフトシーンにご利用いただけます。
オフィスギフト公式サイト:https://www.officegift.jp/
プロのバイヤーがトレンドに合わせて毎週商品を更新しているので、性別や年齢を問わず、どなたに贈ってもご満足いただけるラインアップです。
また、贈り物に関するお悩みやご質問は、ギフトコンシェルジュに無料でご相談いただけます。
お問い合わせ窓口:https://www.officegift.jp/contact/
■会社概要
会社名:株式会社ウェブギフト
所在地:東京都豊島区南大塚3-52-7 ブリッジファースト2階
問い合わせ電話番号:0120-666-937
代表取締役:冨田 仁(とみたひとし)Hitoshi Tomita
事業内容:ギフト・胡蝶蘭・観葉植物の販売
コーポレートサイト:https://www.webgift.co.jp/
オフィスギフト公式サイト:https://www.officegift.jp/
※こちらの記事を転載していただける場合は、上記サイトURLの記載をお願いいたします。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像