千葉大発ベンチャーの千葉エコ・エネルギー株式会社が大学生4名を受け入れ、インターンシッププログラムを開始【8/27〜9/13のうち10日間】
2030年SDGs達成に向けて「農業×再エネ」の知見を次世代へ提供し、育成
千葉大学発のベンチャー企業である千葉エコ・エネルギー株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役:馬上丈司)およびスマート農業や営農型太陽光発電事業など持続可能な農業を実践する農業法人株式会社つなぐファームは、2024年8月27日(火)〜9月13日(金)のうち10日間、SOLVE for SDGs倉阪プロジェクト(ソーラーシェアリングを活用した自立型脱炭素スマート農地の確立と展開)におけるプログラムとして、大学生4名のインターンシップ受け入れを開始します。
本インターンシップにより、次世代を担う学生にスマート農業や営農型太陽光発電などをはじめとするとこれからの新しい農業の実践的知識や経験を学ぶ機会を提供し、当社が培ってきた知見を活かしたエネルギーと農業に精通する人材の育成により社会の発展に貢献してまいります。
【詳細】
日時 :2024年8月27日(火)〜29日(木)、9月3日(火)〜5日(木)および10日(火)〜13日(金)
場所 :千葉エコ・エネルギー株式会社 本店(千葉市稲毛区弥生町2-15 西千葉浪花ビル3F)
株式会社つなぐファーム 圃場(千葉市緑区大木戸町1185−1)
ほかでの現地開催
【プログラム】
Day1(8/27):オリエンテーション・導入説明、導入ワークショップ(千葉市稲毛区)
Day2(8/28):営農型太陽光発電施設見学(千葉市若葉区および緑区)
Day3(8/29):スマート農業実習・体験(千葉市緑区)
Day4(9/3):社内の特徴的な取り組み(千葉市稲毛区)
Day5(9/4):他の生産者からのレクと対話(市原市)
Day6(9/5):フォローアップワークショップ(千葉市稲毛区)
Day7(9/10):実務体験1(千葉市緑区)
Day8(9/11):実務体験2(千葉市緑区)
Day9(9/12):農業経営・企画・営農作業計画および収支計画立案(千葉市緑区)
Day10(9/13):つなぐファームメンバーとの座談会、クロージング(千葉市緑区)
※天候などによってプログラム内容が変更になる場合があります。
【SOLVE for SDGs 倉阪プロジェクトにおけるインターンシッププログラム実施の経緯】
倉阪プロジェクトの2024年度の到達点のひとつとして、既設ソーラーシェアリング農地における学生による実習・インターンシップを掲げています。
これは倉阪プロジェクトが2030年度に目指すべき姿として,自動操縦農機をはじめとする最新型のスマート電動農機を,営農型太陽光発電によって動かす「脱炭素スマート農地」が全国に広がっていること,若手の新規就農者の参入によって農業従事者が増加するとともに,従事者の平均年齢の引き下げも図られていることなどを掲げており,脱炭素スマート農地の確立と展開には、若手の新規就農者の育成が必需と考えていることに起因します。
<SOLVE for SDGs 倉阪プロジェクトとは?>
科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(JST RISTEX)では、SDGsの達成に向けて、技術シーズを活用して課題解決を目指す研究開発プログラムを、2019年度より「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(SOLVE for SDGs)シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ」として実施しています。
その後も同じくSDGsの観点から、以下の3つの枠をSOLVE for SDGsの下に設定し、研究開発を推進しています。
・SOLVE for SDGs(シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ)
・SOLVE for SDGs(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)
・SOLVE for SDGs(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)
https://www.jst.go.jp/ristex/funding/solve/index.html
SOLVE for SDGsでは、研究代表者と、地域で実際の課題解決にあたる協働実施者が、ペアで研究開発を行います。自然科学や人文社会科学の知識や技術、さらにはステークホルダーとの対話・協働を通じて得られる「現場知・地域知」(現場や地域でこれまでに直面した問題の解決やその判断、事後の反省といった経験や知見)なども活用し、「シナリオ創出フェーズ」と「ソリューション創出フェーズ」の二段階構成でSDGsの達成に資する成果の創出をめざします。
「シナリオ創出フェーズ」では、対話・協働を通じて地域における社会課題を分析してボトルネックを明確化し、科学技術を活用して社会課題を解決する新たな社会システムを想定して、可能性試験などによるエビデンスも得ながら、SDGsを達成する構想(シナリオ)を創出します。
また「ソリューション創出フェーズ」では、シナリオに基づいて研究開発を行い、地域における実証試験を経て課題解決策の有効性を示すとともに、他地域に展開するための適用可能条件や環境設定も提示します。また、研究開発プロジェクト終了後の自立的継続のための計画(事業計画)の策定と、計画実行の準備を行っていきます。
倉阪プロジェクト(ソーラーシェアリングを活用した自立型脱炭素スマート農地の確立と展開)は,上記の2つのフェーズのうちのソリューション創出フェーズに該当し,研究代表者を千葉大学大学院社会科学研究院教授の倉阪秀史が,協働実施者を千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役の馬上丈司が務めます。
【概念図】
■千葉エコ・エネルギー株式会社について
千葉エコ・エネルギー株式会社は、千葉大学発の環境・エネルギー系企業です。弊社の営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に関する取り組みは、農林水産省の優良事例としても取り上げられ紹介されており、G20などの国際会議でも発信されております。海外からの視察受け入れだけでなく、シンポジウム国際的な学術フォーラムへの登壇なども行っており、世界的に信頼される営農型太陽光発電のスペシャリストとしての地位を確立しています。
会社名 : 千葉エコ・エネルギー株式会社
代表者 : 代表取締役 馬上 丈司
所在地 : 〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町2-15 西千葉浪花ビル3F
設立 : 2012年10月
URL : https://www.chiba-eco.co.jp/
■つなぐファームについて
千葉大学発ベンチャー企業「千葉エコ・エネルギー株式会社」からスピンオフする形で創業。千葉市を中心に活動し農業生産を通じて、現代社会やこれからの社会における農村地域の在り方を試行錯誤しています。メンバーは子育て世代が中心であり、自分たちの子供たちに安定して食糧やエネルギーを供給する仕組みを実現し、次の世代に“農地・ひと・地域をつなぐ”ことが目的です。
会社名: 株式会社つなぐファーム
代表者: 代表取締役 蘒𠩤 領
所在地: 〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町2-15 西千葉浪花ビル3F
設立: 2018年2月
URL: https://www.tsunagufarm.com/
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