【リスキリング、2024年度の予算動向は?】大企業の約7割が「リスキリング予算」を確保/検討中
2023年度現在のリスキリング推進評価、「あまり上手く行っていない」が37.5%で最多!2024年度に検討しているリスキリング方法、第1位は?
企業向けにマーケティングやAI、BtoB人材の育成SaaSサービスを提供する株式会社グロースX(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:津下本耕太郎)は、大企業(従業員数1000名以上)の経営者・役員、人事責任者104名を対象に、大企業のリスキリング予算の確保に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
■調査概要
調査概要:大企業のリスキリング予算の確保に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年2月20日〜同年2月22日
有効回答:大企業(従業員数1000名以上)の経営者・役員、人事責任者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「グロースX」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://grtx.jp/
■約7割が、来年度予算として、リスキリングの「予算を確保/検討している」と回答
「Q1.あなたの会社では、来年度予算として、リスキリングの予算を確保/検討していますか。」(n=104)と質問したところ、「確保している」が36.6%、「検討している」が31.7%という回答となりました。
・確保している:36.6%
・検討している:31.7%
・確保も検討もしていない:16.3%
・わからない/答えられない:15.4%
■約9割がマーケティング分野において、リスキリングの予算を「確保/検討している」と回答
Q1で「確保している」「検討している」と回答した方に、「Q3.あなたの会社では、マーケティング分野において、リスキリングの予算を確保/検討していますか。」(n=71)と質問したところ、「確保している」が45.1%、「検討している」が40.8%という回答となりました。
・確保している:45.1%
・検討している:40.8%
・確保も検討もしていない:9.9%
・わからない/答えられない:4.2%
■マーケティング分野における、確保/検討しているリスキリングの今年度予算額、「3000万円以上」が23.0%で最多
Q2で「確保している」「検討している」と回答した方に、「Q3.マーケティング分野における、確保/検討しているリスキリングの今年度予算額を教えてください。」(n=61)と質問したところ、「3000万円以上」が23.0%、「500万円~1000万円未満」が19.7%という回答となりました。
・100万円未満:1.5%
・100万円~300万円未満:8.2%
・300万円~500万円未満:11.5%
・500万円~1000万円未満:19.7%
・1000万円~2000万円未満:13.1%
・2000万円~3000万円未満:11.5%
・3000万円以上:23.0%
・わからない/答えられない:11.5%
■マーケティング分野以外に、リスキリングの予算を確保している分野、「DX」が60.6%で最多
Q1で「確保している」「検討している」と回答した方に、「Q4.あなたの会社で、マーケティング分野以外に、リスキリングの予算を確保している分野を教えてください。(複数回答)」(n=71)と質問したところ、「DX」が60.6%、「AI」が49.3%、「ITリテラシー」が36.6%という回答となりました。
・DX:60.6%
・AI:49.3%
・ITリテラシー:36.6%
・マネジメント:31.0%
・プログラミング:29.6%
・語学:26.8%
・データサイエンス:22.5%
・デザイン:15.5%
・簿記・会計:9.9%
・その他:1.4%
・特にない:1.4%
・わからない/答えられない:4.2%
■来年度検討しているリスキリング方法、「eラーニングサービスの活用」や「外部セミナーの受講」など
Q1で「確保している」「検討している」と回答した方に、「Q5.あなたの会社では、来年度どのような方法でのリスキリングを検討していますか。(複数回答)」(n=71)と質問したところ、「eラーニングサービスの活用」が63.4%、「外部セミナーの受講」が50.7%、「外部研修への派遣」が38.0%という回答となりました。
・eラーニングサービスの活用:63.4%
・外部セミナーの受講:50.7%
・外部研修への派遣:38.0%
・自社独自の社内研修の運用:33.8%
・コーチングサービスの活用:25.4%
・自主学習にかかる費用の負担:21.1%
・外部講師派遣サービスの活用:19.7%
・交流会・勉強会への派遣:19.7%
・書籍やテキストの提供:18.3%
・スクールへの通学・派遣支援:15.5%
・現在は検討できていない:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.4%
■「研究分野との交流提携」や「外部講師による講演」などの方法も
Q5で「現在は検討できていない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、来年度に検討しているリスキリングの方法があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=70)と質問したところ、「研究分野との交流提携」や「外部講師による講演」など41の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・63歳:コーチング。
・56歳:対面ヒアリング。
・61歳:研究分野との交流提携。
・47歳:外部講師による講演。
・62歳:OJT。
・54歳:社内研修の強化。
・33歳:ビジネススクールでの学習支援。
■来年度予算において、リスキリングの予算を確保していない理由、「目的やゴールが明確化できていないから」が23.5%で最多
Q1で「していない」と回答した方に、「Q7.あなたの会社の来年度予算において、リスキリングの予算を確保していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=17)と質問したところ、「目的やゴールが明確化できていないから」が23.5%、「人材が不足しているから」が17.6%、「工数が不足しているから」が17.6%という回答となりました。
・目的やゴールが明確化できていないから:23.5%
・人材が不足しているから:17.6%
・工数が不足しているから:17.6%
・現状の課題や従業員のスキルが把握できていないから:17.6%
・必要性を感じていないから:17.6%
・自社には関係ないと考えているから:11.8%
・予算が不足しているから:11.8%
・取り組むべき施策がわからないから:11.8%
・「学び」に対する従業員のモチベーションが低いと思うから:5.9%
・生産性の低下が懸念されると思うから:0.0%
・社内規程などの環境整備が出来ていないから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:17.6%
■リスキリングの推進に関して、2023年度現在の評価、「リスキリングはあまり上手く行っていない」が37.5%で最多
「Q8.あなたの会社のリスキリングの推進に関して、2023年度現在の評価を教えてください。」(n=104)と質問したところ、「リスキリングはあまり上手く行っていない」が37.5%、「リスキリングは全く上手く行っていない」が15.4%という回答となりました。
・リスキリングは全く上手く行っていない:15.4%
・リスキリングはあまり上手く行っていない:37.5%
・リスキリングを通じてスキルが多少定着してきた:26.0%
・リスキリングを通じてスキルがかなり定着してきた:13.5%
・リスキリングで身に付いたスキルが社内で発揮できている:7.7%
■2023年度を振り返り、リスキリングに対する自社の課題、「社員の時間の確保が難しい」や「予算や設備などのリソースが不足している」など
「Q9.2023年度を振り返り、リスキリングに対する自社の課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「社員の時間の確保が難しい」が34.6%、「予算や設備などのリソースが不足している」が28.8%、「社員のモチベーションを維持するのが難しい」が28.8%という回答となりました。
・社員の時間の確保が難しい:34.6%
・予算や設備などのリソースが不足している:28.8%
・社員のモチベーションを維持するのが難しい:28.8%
・リーダーシップをとり推進できる人材がいない:28.8%
・個別のスキルレベルに合わせた対策が難しい:28.8%
・自社にとって最適な施策がわからない:11.5%
・リスキリングは推進していない:1.0%
・その他:0.0%
・特にない:1.9%
・わからない/答えられない:10.6%
■まとめ
今回は、大企業(従業員数1000名以上)の経営者・役員、人事責任者104名を対象に、大企業のリスキリング予算の確保に関する実態調査を実施しました。
まず、大企業の約7割が、来年度予算として、リスキリングの「予算を確保/検討」していると回答しており、そのうち約9割がマーケティング分野において、リスキリングの予算を「確保/検討」していることがわかりました。マーケティング分野以外に、リスキリングの予算を確保している分野は、「DX」(60.6%)や「AI」(49.3%)などが挙げられ、来年度のリスキリング方法としては、「eラーニングサービスの活用」や「外部セミナーの受講」などが検討されているようです。一方で、リスキリングの推進に関して、2023年度現在の評価は、6割以上が、「上手く行っていない」と回答しており、「社員の時間の確保が難しい」や「予算や設備などのリソースが不足している」などが課題として挙げられました。
今回の調査では、大企業がリスキリングに力を入れている一方で、2023年度の結果としても「上手くいっていない」と回答している企業も多く、リスキリングを推進する上での課題が浮き彫りになる結果となりました。上位課題として挙げられたリスキリングのための「社員の時間確保」に対し、いつでも学べる外部のサービスに頼ってみるのも、今年度リスキリングを成功に導く一つの方法かもしれません。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
■実務に活かせる、企業向け人材育成SaaS「グロースX」とは
「グロースX」は、マーケティング・BtoB・AI・DX人材育成に必要な全てをワンストップで提供するサービスです。1日15分で手軽に学習できる独自のチャットシステムと、学習進捗の分かるダッシュボードで、チーム全体のデジタルマーケティングスキルの底上げを実現します。
*詳細はこちら:https://grtx.jp/
■会社概要
会社名 :株式会社グロースX
代表取締役社長:津下本 耕太郎
本社所在地 :〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-2-13 リードシー恵比寿ビルB1
設立 :2020年8月
事業内容 :企業向けのマーケティングやAI、BtoB人材の育成SaaSサービスの提供
URL :https://grtx.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像