建ロボテックとDoog、建設専用の新製品「アルミ台車牽引ロボット」の開発に着手
~現場実証における開発パートナーを募集中!~
2023年9月1日の発表において提携関係となった両社は、協力して建設業界を革新するソリューション作りを進めており、既に建ロボテックが「DOG」という名称で、Doogの「メカロン」をコンポーネントとした建設現場向けのソリューション提案を開始しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000065073.html
本発表では、このたび両社が開発に着手した新製品の「アルミ台車牽引ロボット」について概要およびコンセプトを紹介し、ビル建設現場等を統括するゼネコン各社様から現場実証に関心のある開発パートナーを募集します。
■開発の背景
近年、ビル建設現場などでは6輪型の大型アルミ台車(以下、アルミ台車)が普及し、様々な資材等の現場内運搬に用いられています。アルミ台車はパレットと異なり、車輪が付属しているためフォークリフト等の機器を用いずとも簡単に現場内で移動できる利点があります。また、パレットで現場に納入された資材についても、パレットごとアルミ台車に載せて運搬することが可能であり、現場業務の柔軟性が高まります。
■新製品の概要
建ロボテックとDoogでは、アルミ台車が現場作業者の業務に適して汎用性があることに注目し、これをより簡単に運搬するための新製品として「アルミ台車牽引ロボット」の開発に着手しました。
両社は提携する以前より人と機械が連携することで柔軟な運搬力を発揮する「協働型」の運搬ロボットを手掛けており、本新製品もこれと同様の特長があります。
想定スペックは、アルミ台車の共通仕様である1トンまでの運搬が可能であり、成人男性2~3名の運搬能力を有する機器です。また、煩わしい操作が少なく、ボタンを押せばロボットがアルミ台車をレーザセンサで検出し、アルミ台車の牽引固定位置まで自動誘導します。
ロボットはDoogの既存製品と同様に、手動操縦・自動追従・ライントレース・メモリトレースの走行機能を備え、シンプルな運用から高度なシステム運用まで対応ができます。
アルミ台車を牽引するための連結は、建ロボテックの現場作業機械の設計知見を活かし、手動機構・電動機構・制御連携機構などのラインナップを追加してゆく計画です。
これらにより、小規模な現場ではシンプルな使いやすいソリューションを提供し、大規模な現場では計画的な工程に基づく高度なソリューションを提供します。
製品イメージ画像とコンセプト動画を下記よりご覧ください。
アルミ台車牽引ロボットのコンセプト動画: https://youtu.be/obhrkMe4tfE
■今後の計画と現場実証パートナーの募集
現時点で製品の正式発売時期や価格は未定です。
建ロボテックが窓口となりマーケティングや実証を行いながら、両社で製品化を進めてまいります。
本新製品に強い関心をお持ちであり、自社の現場オペレーションに適する仕様の実現に要望があるゼネコン各社様からのご連絡をお待ちしております。
■建ロボテック株式会社について
「世界一ひとにやさしい現場を創る」
建設現場出身の創業者が2013年に設立した、特化型研究開発企業です。
長年の建設現場研究より得た、知識・ノウハウを最大限活用することで、現場環境にフィットし、確実にワークする省力化・省人化ソリューションを提供します。
人とともに働く協働型ロボット「トモロボシリーズ」や様々な企業への開発協力など、「生産性向上」と作業者の「安全確保と負担軽減」を実装力あるソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。
・「トモロボ」シリーズとは
「トモロボ」は建ロボテックが目指す「世界一ひとにやさしい現場」を実現するための建設現場専用COBOTブランドです。職人と共に働き、単純大量作業を担うことによって省力化と生産性向上を実現します。
会 社 名 : 建ロボテック株式会社 https://kenrobo-tech.com/
所 在 地 : 香川県木田郡三木町大字上高岡246-2
設 立 日 : 2013年7月3日
代 表 者 : 代表取締役社長兼CEO 眞 部 達 也
事業内容 : ・建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供
・スマート施工コンサルティング、RXコンサルティング
・労働環境改善資材の開発・販売
・受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像