製菓業「マツザワ」の喬木工場、省人化と品質の両立の切り札はAI画像判定
AI画像判定を加えた高精度なハイブリッド検査を用い、成型後工程の全自動化実証をスタート
YEデジタルのAI画像判定サービス「MMEye」を採用し、製菓成型後の工程の全自動を目指す実証実験を2022年3月上旬からスタートしました。
https://www.ye-digital.com/
https://www.ye-digital.com/
株式会社マツザワ
株式会社YE DIGITAL
長野県で土産物菓子の企画・製造・販売をてがける株式会社マツザワ(本社:長野県下伊那郡 代表取締役:松澤徹、以下、マツザワ)はこの度、株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:遠藤直人、以下、YEデジタル)のAI画像判定サービス「MMEye」を採用し、将来的な省人化と品質の両立に向けた、製菓成型後の工程の全自動を目指す実証実験を同社の喬木工場で2022年3月上旬からスタートしました。
■マツザワの取り組み
マツザワは長野県で高速道路のサービスエリアや駅構内、空港港内向けの土産菓子を企画・製造・販売しています。
マツザワはお客様に『おいしい』を届けるため、手間を惜しまず手作業で菓子を作り続けてきました。ラングドシャ「白い針葉樹」は人気商品の1つであり、増産に向けた喬木工場の設備リプレースを予定していました。
その検討の中で、社会問題となっている労働人口の減少を見据え、菓子成型後の工程における省人化に取り組むことを決めました。
マツザワが今回目指しているのは「持続可能な工場」です。
■初期の機器構成で見えてきた課題
マツザワは工場のリプレース検討に2018年から着手しました。オーブンのリプレースを中心に以下の構成で、焼きあがった生地にチョコレートを挟んだ後の、良品判定工程の自動化の検討を進めていました。
■AI画像判定が実現した高品質
そこでマツザワは、YEデジタルが提供するAI画像判定サービス「MMEye」を検査工程に追加しました。
その結果、前述の課題を解決し、人による判定結果と同等の精度を確認することができたため、品質向上のため、AIによる画像判定を組み込むことに決定いたしました。
「MMEye」は後から追加が決定したのですが、人との置き換えをする省スペースの現場にコンパクトに収まったこと、また、AIでの判定結果を制御信号で指令する機能を標準で搭載しているため、後工程の自動化機器との連携隙なくがスムーズであったことから、ライン設計・構築期間を短縮することができました。
<実証実験の最終構成>
3月に開始した実証は、以下のハイブリッドな検査構成で進めています。
人口減少に対応しながらも、品質を守るという強い考えのもと、この取り組みに着手しました。省人化と品質の両立を図る取り組みをこれからも進めて参ります。
YEデジタルは、食品のように画一的な基準が設けにくく、熟練者のノウハウに依存してきたあいまいな判定をAIが学習し精度高く再現するサービス「MMEye」をより多くのお客様にご導入いただくことで、「省人化と品質の両立」をはじめ、判定データの見える化から生まれる製造工程へのフィードバックで「製造ロスを削減」するなど、お客様が抱えるさまざまな社会課題への解決支援をすすめて参ります。
※ 記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
(会社概要)
<商号> 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)
<設立> 1978年2月1日
<代表者> 代表取締役社長 遠藤直人
<本社所在地>福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
<事業内容>
・ビジネスソリューション
‐ ERPグローバル展開支援
‐ 顧客業務システム導入
‐ 健康保険システムの構築
‐ システムコンサルティング
・ IoTソリューション
‐ ソーシャルIoT
‐ AI・ビッグデータ分析
・ サービスビジネス
‐ 運用支援
‐ アフターコンサル
<沿革>
・1978 安川情報システム(株)創立
・2003 東証2部上場
・2019 社名を(株)YE DIGITALに変更
・2020 本社を北九州市小倉北区に移転
<企業ホームページ>
https://www.ye-digital.com/
株式会社YE DIGITAL
長野県で土産物菓子の企画・製造・販売をてがける株式会社マツザワ(本社:長野県下伊那郡 代表取締役:松澤徹、以下、マツザワ)はこの度、株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:遠藤直人、以下、YEデジタル)のAI画像判定サービス「MMEye」を採用し、将来的な省人化と品質の両立に向けた、製菓成型後の工程の全自動を目指す実証実験を同社の喬木工場で2022年3月上旬からスタートしました。
■マツザワの取り組み
マツザワは長野県で高速道路のサービスエリアや駅構内、空港港内向けの土産菓子を企画・製造・販売しています。
マツザワはお客様に『おいしい』を届けるため、手間を惜しまず手作業で菓子を作り続けてきました。ラングドシャ「白い針葉樹」は人気商品の1つであり、増産に向けた喬木工場の設備リプレースを予定していました。
その検討の中で、社会問題となっている労働人口の減少を見据え、菓子成型後の工程における省人化に取り組むことを決めました。
マツザワが今回目指しているのは「持続可能な工場」です。
- 2人、3人と段階を踏んで省人化をすすめる。
- 省人化としても工場では菓子品質(味)を担保する技術開発を行う。
■初期の機器構成で見えてきた課題
マツザワは工場のリプレース検討に2018年から着手しました。オーブンのリプレースを中心に以下の構成で、焼きあがった生地にチョコレートを挟んだ後の、良品判定工程の自動化の検討を進めていました。
- ロボットビジョンによる形状判断
- パラレルリンクロボット(株式会社JRC製)による良品の振り分け
- 自動機(株式会社フジキカイ製)による個包装
- 梱包品の計量計測(株式会社イシダ製)による重量チェック
各設備の技術革新により、形状の異常はロボットビジョン(①)で、欠けなどは重量チェック(②)で検出するなど、従来に比べて精度向上を実現できたものの、クッキー生地のひびや穴、焦げなどの色を検出することができず、目指していた品質の担保において課題を抱えていました。
■AI画像判定が実現した高品質
そこでマツザワは、YEデジタルが提供するAI画像判定サービス「MMEye」を検査工程に追加しました。
その結果、前述の課題を解決し、人による判定結果と同等の精度を確認することができたため、品質向上のため、AIによる画像判定を組み込むことに決定いたしました。
「MMEye」は後から追加が決定したのですが、人との置き換えをする省スペースの現場にコンパクトに収まったこと、また、AIでの判定結果を制御信号で指令する機能を標準で搭載しているため、後工程の自動化機器との連携隙なくがスムーズであったことから、ライン設計・構築期間を短縮することができました。
<実証実験の最終構成>
3月に開始した実証は、以下のハイブリッドな検査構成で進めています。
- ロボットビジョンによる形状判断
- パラレルリンクロボットによる良品の振り分け
- AI画像判定(YEデジタル製「MMEye」)による良品判定
- エアー(株式会社フジキカイ製)による不良品排除
- 自動機による個包装
- 梱包品の計量計測による重量チェック
「私たちにしか創れない品質があります」。その想いで、マツザワは手間を惜しまず、お客様に「おいしい」を届けてきました。
人口減少に対応しながらも、品質を守るという強い考えのもと、この取り組みに着手しました。省人化と品質の両立を図る取り組みをこれからも進めて参ります。
YEデジタルは、食品のように画一的な基準が設けにくく、熟練者のノウハウに依存してきたあいまいな判定をAIが学習し精度高く再現するサービス「MMEye」をより多くのお客様にご導入いただくことで、「省人化と品質の両立」をはじめ、判定データの見える化から生まれる製造工程へのフィードバックで「製造ロスを削減」するなど、お客様が抱えるさまざまな社会課題への解決支援をすすめて参ります。
※ 記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
(会社概要)
<商号> 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)
<設立> 1978年2月1日
<代表者> 代表取締役社長 遠藤直人
<本社所在地>福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
<事業内容>
・ビジネスソリューション
‐ ERPグローバル展開支援
‐ 顧客業務システム導入
‐ 健康保険システムの構築
‐ システムコンサルティング
・ IoTソリューション
‐ ソーシャルIoT
‐ AI・ビッグデータ分析
・ サービスビジネス
‐ 運用支援
‐ アフターコンサル
<沿革>
・1978 安川情報システム(株)創立
・2003 東証2部上場
・2019 社名を(株)YE DIGITALに変更
・2020 本社を北九州市小倉北区に移転
<企業ホームページ>
https://www.ye-digital.com/
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