【イベントレポート】料理研究家のリュウジが「液体塩こうじアンバサダー就任発表会」に出演、報道陣に料理の腕前を披露

~ハナマルキ 2024年秋「減塩液体塩こうじ」発売記念イベント~

ハナマルキ「液体塩こうじ」のアンバサダーに就任した料理研究家・リュウジさん

料理研究家のリュウジが9日、東京・港区のキッチンスタジオPatia東京ベイサイド店にて開催されたハナマルキの「新商品『減塩液体塩こうじ』発売記念＆料理研究家リュウジさん・液体塩こうじアンバサダー就任記念イベント」に出演。報道陣の前で料理の腕前を披露した。

今回考案したレシピを生実演

奇跡の塩こうじ唐揚げを調理

完成ショット

ハナマルキ株式会社 取締役平田伸行とのトークセッション

 

イベントではまず、味噌・醸造製品メーカーとなるハナマルキ株式会社の取締役マーケティング部長・平田伸行氏が登壇。2012年発売の「液体塩こうじ」の商品概要を説明した。

 

「液体塩こうじ」は粒状の塩こうじをハナマルキ独自の製法で液体にしたもの。こうじに含まれる酵素の働きによる素材のうまみを引き出す特徴があり、液体化することによって肉・魚の下味から、煮物・炒め物などの味付けまで調味料として幅広く利用できる。ハナマルキの塩こうじ事業は10年で規模が3倍に成長しており、売り上げも右肩上がりで伸びている。なお、製造特許を取得しているため、液体タイプの塩こうじはハナマルキのみが発売している。

 

「液体塩こうじ」の説明に続いて、9月1日新発売の「減塩液体塩こうじ」のプレゼンが行われた。昨今の健康志向の高まりを受けて開発された「減塩液体塩こうじ」は従来の「液体塩こうじ」と比べ塩分を50％カット。酵素の力はそのままで、素材のうまみを引き出し、肉や魚を柔らかくするという特徴がある。減塩であるため他の調味料と合わせやすく味付けのバリエーションも広がる。平田氏は「『お味噌ならハナマルキ』と言われますが、『塩こうじならハナマルキ』と言われるくらい『液体塩こうじ』の販売を拡大していきたい」と力強く語った。

 

プレゼンの後、リュウジがステージに姿を現した。日頃からハナマルキ製品を愛用するリュウジは2021年に「無添加こうじみそ」のコラボ動画を公式YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのハズレシピ」（登録者480万人）にて公開。「料理のお兄さん」として自炊の楽しさを広めるため、多方面で活躍している。

 

リュウジは「どうも！」と元気に登場。テンションの高さに会場は驚いた様子だったが、「あれ、テンション間違えた？　大丈夫ですか？　僕、テンションこんな感じなんです」とポツリ。平田氏が「私もテンションを上げておけばよかったですね」、「お酒を用意しておけばよかった」と笑顔を見せると、リュウジは「昨日のお酒が残ってるので大丈夫です！」と軽快なトークを展開し笑いを誘った。

 

リュウジは「液体塩こうじ」を使ってみた感想を「液体なので使いやすいです。そのうえ、華やかな香りとうまみを付けてくれます」と声を弾ませた。リュウジは今後、アンバサダーとして店頭でのデモンストレーションなども検討されているそうだが、この日は鶏むね肉を使った「奇跡の塩こうじ唐揚げ」の調理の実演を行った。

 

「奇跡の塩こうじ唐揚げ」は小さめのフライパンに油を１センチほど入れて作るもので「うまみ調味料を使っていないので『液体塩こうじ』に頼り切って作るメニューです」とにっこり。鶏むね肉を漬け込んでいる間にも「きゅうりの浅漬け」と「鶏がらスープ」を調理しながらレシピを紹介。さらに、スライドで「塩こうじペペロンチーノ」「塩こうじ生姜焼き」「にんにく塩こうじ炒飯」「ねぎ塩こうじラーメン」のレシピも紹介された。リュウジは「塩こうじ生姜焼き」がお気に入りのようで、「いつもの生姜焼きとまったく違う味で美味しいです。ご飯との相性もいいです」と目を輝かせた。

 

完成した「奇跡の塩こうじ唐揚げ」を試食したリュウジは「うまい！」と満足の様子。「これを食べると『俺、料理うまいな』と思います（笑）　『液体塩こうじ』の華やかな香りが立つと高級感が出て、専門店的な味わいになるんです」と笑顔を弾けさせた。

 

イベントでは質疑応答も行われた。夏バテ防止のアドバイスを求められると、リュウジは食欲減退に要注意といい「『液体塩こうじ』は実はそうめんとからめるとめちゃめちゃおいしいです。氷水でギンギンに冷やして、そこに『液体塩こうじ』や鰹節、鶏がらスープでもいいのですが、それらをちょっとまぜていただければと思います。もしくはオリーブオイルやごま油をちょっとたらして油そば風の冷たいおそうめんにすると非常においしく頂けます」と助言。「『液体塩こうじ』はしょうゆの代わりに冷奴にかけてもおいしいです」と付け加えた。

 

秋の新商品となる「減塩液体塩こうじ」で挑戦してみたいレシピを尋ねられると「秋だと炊き込みご飯ですね」とにっこり。「キノコとの相性がいいと思いますので、キノコの炊き込みご飯とか。『減塩液体塩こうじ』で作ったらキノコのうまみとの相乗効果でものすごい美味しいものができるのではないかなと思っています。鮭なども入れてみて、炊飯器ひとつで完成する炊き込みご飯を作ってみたいです」と笑顔を見せた。

 

「ご飯を作ってあげたい彼女さんとかはいらっしゃるのですか？」と質問される場面もあった。「いないですね」と苦笑いを浮かべ「余談ですが。僕、何でもできちゃうので、『掃除して』とか『ご飯作って』とかがないので。1人で強く生きすぎたなと思います。そうなると、無理に彼女を作ろうとは思わなくなっちゃうんですよね。ちょっと寂しい話にはなるのですが」といい、「来年の目標は“弱くなる”」などと彼女がいない理由を自己分析した。