物流現場から生まれた【AI自動配車・運行管理システム】を正式リリース
〜グループ内での実証を経て、外部企業向けに提供開始〜
物流業のダイセーグループでDXコンサルティングを行う株式会社DX研究所(本社:東京、代表取締役:茂木秀彦)は、グループ内で実証・導入を進めてきたAI自動配車・運行管理・データ分析システム「ATMTC(オートマティック)=Automatic Transport Management & Tracking Cloud」を、2025年12月より外部企業向けに正式リリースいたしました。

ATMTCは、管理者・ドライバー双方が誰でも簡単に利用でき、現場の配車・運行管理・配送報告業務を最適化するAI自動配車・運行管理システムです。すでにグループ各社で1,000台規模で本番稼働しており、物流会社の現場で改良を重ねながら多面的な効果を実証しています。
導入企業様の効果例:
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配車時間を約80%削減(簡単な自動配車操作)
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ドライバーの労働時間を約10%削減(拘束時間の見える化・最短ルートの自動配車)
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誤配送を約90%削減(ドライバーアプリのGPS連動で誤配送を防止)
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顧客満足度95%以上(リアルタイムで配車状況がわかり、顧客からの問合せに即座に対応)

システム概要
「ATMTC」は、配車・運行管理・分析を一元化したクラウド型の物流管理システムです。AI最適化と現場データの統合により、物流現場の判断を自動化・可視化します。
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AI自動配車:車両台数・積載量・時間指定等を考慮し、最適配車を自動算出。
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リアルタイム運行管理:全車両の現在位置と配送状況を可視化。
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ドライバー専用アプリ:日報や到着報告がアプリで完結。GPS連動で誤配送を防ぐ。
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帳票・レポート出力:運行関連レポートや拘束時間表・配送実績表などを出力。

管理者PC
※イメージ画像

ドライバースマートフォン
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開発背景
物流業界では、2024年問題を背景にドライバーの労働時間制約が強化され、効率的な配車・運行計画の立案が急務となっています。こうした環境下で、ダイセーグループではAIを活用した自動配車アルゴリズムとリアルタイムデータ連携基盤を独自開発。複数拠点・複数車両の同時最適化を実現し、現場負荷の軽減と経営可視化を両立する仕組みとしてATMTCを開発いたしました。
今後の展開
今後は、外部物流企業への導入支援を進めるとともに、API連携による他システム統合や、配車・運行実績データの分析・KPI可視化機能を順次拡充予定です。また、AIモデルの継続的なチューニングとバージョンアップにより、自動配車精度のさらなる向上と最適運行を目指します。
株式会社DX研究所について

会社名:株式会社DX研究所
所在地:東京都千代田区平河町1-7-3 第四大盛丸平河町ビル3階
事業内容:AI配車・運行管理システム開発、DX支援、システム開発
会社HP:https://d-dxlab.com/
ダイセーグループについて

1969年に創業したダイセーグループは、貨物自動車運送・倉庫事業を中心に、自動車整備事業・中古自動車販売事業、リサイクル事業、IT事業、ホテル事業、食品事業まで幅広く展開。現在、国内外に215拠点を構え、44社のグループ会社を展開しています。
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