求龍堂がプロデュースするSHOGENのシルクスクリーン版画2025年4月29日より発売。
ペンキ画家SHOGEN氏の作品を老舗版画工房の手により50枚限定でシルクスクリーン版画作品に。

作家とともに、一切の妥協をゆるさない超高品質の作品集と複製画を制作してきた老舗美術出版社求龍堂が、「不格好で心地よい世界」をテーマに国内外で絵を描き続けているSHOGEN氏の作品をシルクスクリーン版画作品としてプロデュースした。
SHOGEN氏の作品はペンキ絵の具が作り出すマチエールによって、命の輝きや喜びを感じさせる。それをシルクスクリーン特有の色の艷やかさや鮮やかさで再現。



機械による複製版画制作が当たり前になっている現在も、データ分析以外テクノロジーを用いずに全ての工程を手によって丁寧に仕上げていく1980年から続く版画工房の松村氏が制作にあたった。シルクスクリーンは1色につき1版を使うため、色数分だけ版を要す。松村氏はSHOGEN氏のもつ生き生きとした線を表現するにあたり、1版ごと丁寧に描き足したり削ったりを繰り返しながら、所謂デジタル分解で作れない版画を作り出した。


今回の制作は、ニューヨークを拠点とし、200名以上のアーティストが所属するJCAT(Japanese Contemporary Artists Team)が掲げる「アートを生活の一部にすることで、人と地球を本来あるべき姿に戻す」というミッションのもと、世界で活動を続けるDIRECTORいたみありさ氏の「SHOGEN氏のアートをもっと多くの人に感じてもらいたい」という想いに求龍堂が共感し、このプロジェクトが実現した。美術に対する熱い想いが交差して生まれた素晴らしい作品である。
こちらの作品は2025年4月24日~4月29日まで麻布十番にあるギャラリー・ラ・リューシュに展示、販売される。また4月末より求龍堂が運営するオンラインアートスペースにて販売予定。
企画:HOME 心が帰る場所
日時:2025年4月25日(金)~29日(火)
12時~18時
reception:4月24日(木)17:00~19:00
場所:Galerie La Ruche
ギャラリー・ラ・リューシュ
東京都港区麻布十番2-13-2
作品・展示に関する問合せ:求龍堂(担当平澤) 03-3239-3381
ペンキ画家 SHOGEN
単身でアフリカのタンザニアに渡り、村人と生活を共にしながら絵を描き続けたペンキ画家。
「不格好で心地よい世界」をテーマに国内外で絵
を描き続けている。


JCATディレクター いたみありさ
ニューヨーク在住27年、アートプロデューサー。2001年にアメリカ同時多発テロが勃発したNYがゴーストタウンになった時、アートがNYを復活させたことを体感してから、“アートで世界中の心を健康にする” というミッションを持ち続け、常に「心のあり方」を軸に、世界中の人々がアートを通して豊かで健康的な人生を送れるように、ニューヨークを拠点にアーティストのサポートをしている。現在、運営しているアートエージェント『JCAT NY』では、200人以上の現代アーティストが在籍中。彼女の著書に『学校では教えてくれないアーティストのなり方』(サンクチュアリ出版)『君はリンゴで世界を驚かせるだろう』(飛鳥新社)がある。
求龍堂について
求龍堂は1923年創業、昨年2023年、100年を迎えた美術書出版社です。社名の求龍(きゅうりゅう)はフランス語の「CURIEUX」からとったもので、「芸術的あるいは知的好奇心を求める」「常に新しきを求める」ことを意味し、名付け親は画家の梅原龍三郎です。東洋の「龍」に理想を求め、時代という雲間を縦横無尽に飛び交いながら、伝統美からアート絵本まで、常に新たな美の泉を発掘すべく出版の旅を続けてる。
【会社概要】
社名:株式会社 求龍堂
本社所在地:東京都千代田区紀尾井町3-23 文藝春秋新館1階
代表取締役:足立欣也
創業: 1923年
事業内容: 美術品・生活文化関連図書の出版、美術印刷物の企画製作、美術品売買
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