QO、「平和に向き合う難しさ」に迫る調査を実施平和について考え表明する総量を増やすきっかけを届ける

終戦80年に際し取り組むボーダレスファウンデーションとの共同企画で結果公開~報道関係者向けに、調査結果発表会を実施予定(7月下旬)~

QO株式会社

 

人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社であるQO株式会社(代表取締役社長:恒藤優/本社:東京都中央区、以下「QO」)は、社会課題に光を当てるSocial Issue Lab(以下、SIL)の活動の一環として、「平和」をテーマとした研究活動を開始しました。

NPO法人ボーダレスファウンデーション(以下、ボーダレスファウンデーション)との共同プロジェクトとして、一般生活者2,000人を対象に「へいわのつくりかた」調査を実施。さらに、平和について 考える総量を増やすことを目的とした企画展「へいわのつくりかた展(開催日:2025年8月9日〜11日)」も共催いたします。調査結果は、同企画展の中で公開いたします。

また、報道関係者の皆様に向けては、企画展に先立ち、調査結果の発表説明会を7月下旬に実施予定です。詳細は決まり次第、改めてご発表いたします。

SILは、調査の力で社会の声なき声を拾い、社会課題を知るきっかけを届ける研究機関です。QOが培ってきたリサーチの技術や知見を社会に届けることを目指して2023年より活動を開始し、これまでに「ジェンダーギャップ」や「震災支援」「防災・減災」「環境問題への揺り戻し」などをテーマとした調査レポートやソーシャルレターを発信してまいりました。


今回は、終戦から80年を迎えるにあたり、ボーダレスファウンデーションと共同でおこなうプロジェクトで「へいわのつくりかた」調査を実施。人々の平和に対する考えや姿勢を定量的に可視化することで、日常のなかで遠いテーマになっている人であっても、多くの人が当事者として平和について知り、考え、表明する「総量」を社会に増やすきっかけを届けます。

【「へいわのつくりかた展」開催概要】

日常のなかで遠いテーマになっている人であっても、当事者として平和について考え表明する総量を増やす、そのための「知るきっかけ」を届ける企画展です。

・名称:へいわのつくりかた展

・日程:2025年8月9日(土)〜11日(月・祝)

・会場:日比谷スカイカンファレンス

・主催:NPO法人ボーダレスファウンデーション

・協力:株式会社DE、QO株式会社

・来場想定:3,000名

展示内容

展示会場を4つのゾーンに分け、平和について考えを深め、実際に行動を起こすまでの体験を提供します。このなかでSILは、展示ZONE 02・03における調査企画と分析およびアウトプット制作を担当します。

◆Z O N E 0 1: 平和とは何か?を考える

「平和」をさまざまな角度から“あつかう”事例を補助線に、行為の対象としての「平和」の輪郭を浮かび上がらせます。例:平和を「守る」、平和を「偽る」など

(展示イメージ)

平和を“あつかう”さまざまな事例を、パネル展示、実物展示、アート などの形式で展示します。

 

◆Z O N E 0 2: 平和をつくるための課題を知る

SILが実施した一般の生活者2,000人を対象としたアンケート調査をもとに、人々の平和に対する考えや姿勢を定量的に明らかにします。

(展示イメージ)

(調査概要)

調査対象者:全国の男女15-79歳
回答者数:2,000人予定
調査方法:インターネットリサーチ
調査企画:QO株式会社
調査委託先:株式会社マクロミル
調査内容:現状に対する平和の点数評価、平和に対する願望やその理由、平和に関する事柄の認知・理解、平和に関するトピックへの賛否など

 

◆Z O N E 0 3:自分なりの平和への向き合い方を可視化する

SILが実施した定量調査の結果から導出する「ピース・アクション・クラスター」* の診断コンテンツを用いて、 一人ひとりの平和に対する態度や価値観を言語化し、周囲の人と平和について対話したり、行動したりする一助とします。

* 平和に対する態度、価値観、行動経験などに関する質問への回答傾向をもとに、6~8つ程度にタイプ化したもの

◆Z O N E 0 4 :自分なりのやり方で平和をつくる

ZONE 03 で診断したクラスターと、平和に対するミニマムアクションを集めた「80 actions」を掛け合わせ、 それぞれのクラスターに属する人にとって起こしやすいと考えられるアクションを提案します。 「へいわのつくりかた展」にお越しいただいたすべての方に、自分に合った平和への向き合い方・行動の起こし方を 知っていただき、今後の継続的なアクションのきっかけとなることを目指します。

【プロジェクト企画法人/社のコメント】

◆NPO法人ボーダレスファウンデーション代表 中村 涼香 氏

広島と長崎に原爆が投下され、今年で80 年を迎えます。これまで被爆者などの当事者を中心に多くの人が平和な世界を願って声をあげてきました。一方で、安全保障政策に関する議論は政治的に対立しやすく、個人が意見を表明したり、アクションを起こすことが敬遠される傾向があります。本調査では、そうしたアクションを起こす際のハードルを明らかにするとともに、立場の違いではなく全ての人が共通して願っている「平和」の解像度を上げることを目的に調査を行いました。政治家や有識者、当事者に限らず、多くの人がポジティブにアクションを起こすきっかけになればと思います。

◆ SIL所長・恒藤優

「平和を願うことが、まるで価値観の一つであるかのようになっているのではないか?」
そうした考えから、調査と展示会の企画が進んでいきました。
私にとって、平和とは人権を守ることです。そして、日本と世界の平和を願っています。では、みなさんにとっての平和とは?一人一人が感じていることは…?
どこか身近ではなく、扱いづらさすら感じる平和というテーマを、知り、意見を交わすきっかけになれば幸いです。


【NPO 法人ボーダレスファウンデーション概要】

NPO 法人ボーダレスファウンデーションは、課題の根を見極め、連携を設計し、さらに現場に立って実行する「オペレーティング・ファウンデーション」です。ソーシャルビジネスしかやらない会社として世界13 カ国で50 事業を展開する株式会社ボーダレス・ジャパンの姉妹団体として、昨年末に立ち上がりました。

代表理事:田口一成

本社:福岡県福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4 階ソーシャルベンチャーPARK 福岡

設立:2024 年12 月

事業内容:社会課題解決を目的としたモデルケースの構築と運営事業、社会課題およびその解決に関する教育研修事業、他

URL:https://borderless-foundation.org/

【QO株式会社 について】

QO株式会社は、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。博報堂のストラテジックプラニングの知見と、マクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせたJV 企業として、マーケティング機会の発見、戦略策定、コンセプト開発、施策実行のPDCA まで一連のマーケティング活動に伴走します。

代表取締役社長:恒藤優

本社:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F

設立:1965年6月

事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業

URL :https://www.q4one.co.jp/

 

【本件に関するお問い合わせ先】

QO株式会社 広報室

MAIL:corporate.info@q4one.co.jp

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ビジネスカテゴリ
マーケティング・リサーチ
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会社概要

QO株式会社

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URL
https://www.q4one.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル
電話番号
03-5579-5911
代表者名
恒藤優
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1965年06月