newmoグループがゼロから立ち上げたタクシー営業所「夢洲交通森ノ宮営業所」を正式開業

タクシーDXから自動運転まで、「新時代のタクシー会社」を体現するモデル拠点

newmo株式会社

2025年12月17日 16時46分

大阪でタクシー事業を展開する newmo株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：青柳直樹）は、2025年7月に設立したグループ会社・夢洲交通株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：井本陽子）において、新設のタクシー営業所「夢洲交通森ノ宮営業所」（大阪市城東区）を2025年12月17日に正式開業しました。

本営業所は、旧パチンコ店を改装し、タクシー営業所機能と本社機能を併せ持つ「新時代のタクシー営業所」として整備したモデル拠点です。タクシー事業において不可欠な業務である点呼などの運行管理や、電話でのタクシー配車依頼対応などの現場業務DXから、将来的な自動運転タクシーの社会実装までを一体で見据えた拠点として活用していきます。

営業所の設計においてはワンフロアに営業所機能と本社機能をおき、「No Border」をコンセプトに壁がなく風通しの良い環境を実現。一体感を持って事業を推進するカルチャーづくりを進めています。また新しく清潔感のある営業所で、乗務員の採用においても好評です。

タクシーの「現場」をアップデートするDXプロダクト

夢洲交通では、newmoグループが開発したタクシーDXプロダクトを業務に活用し、日々の業務におけ

る現場負担を軽減するとともに、持続可能なタクシー運行体制の構築を目指します。

自動点呼機器「newmo点呼」（国土交通省認定：G25-020）

業務前の対面点呼と業務後の自動点呼を一台で実現する、国土交通省認定の自動点呼機器です。営業所や車庫に設置した共用タブレットで簡単に運用でき、異常がなければ操作のみで点呼が完了します。乗務員・車両などの基幹データと連携し、点呼記録を乗務レポートや業務記録として一元管理することで、紙管理や複数システム併用による非効率を解消。記録精度の向上と事務負荷の削減を同時に実現し、運行管理全体のDXを加速させます。

AI音声配車システム「maido（マイド）」

AI/LLMを活用し、タクシー配車対応を自動化するAI配車エージェント。電話での配車依頼に対し、AIが自然な対話で一次対応を行い、配車を完了、もしくは必要に応じて人のオペレーターへ引き継ぎます。従来、人手不足により配車依頼の約3割を取りこぼしていた課題に対し、人手不足により約3割の取りこぼしていた電話対応を改善し、現在は100％の受電体制を実現。2025年8月より本格稼働し、業務負荷軽減と機会損失の削減を両立しています。