製造業の知恵が連鎖する、古河電工における『ナレカン』の運用状況
導入から1年半、先行部署の成果が波及し、ナレッジ活用が拡大

株式会社Stock(代表取締役社長:澤村大輔、本社:東京都中央区、以下「当社」)は、古河電気工業株式会社(代表取締役社長:森平英也、本社:東京都千代田区、以下「古河電工」)における、ナレッジ管理ツール『ナレカン』の導入後の運用状況についてお知らせいたします。
古河電工人事部門では、2024年4月に当社が提供するナレッジ管理ツール『ナレカン』を正式導入し、約1年半が経過しました。現在は、ナレッジ共有の基盤としての活用が定着し、業務効率化を推進する取り組みが拡大しています。
導入背景|ナレッジマネジメント体制の再構築へ
古河電工では、主に人事労務情報を管理している総務課において、ナレカン導入以前、下記の課題が顕在化していました。
(1)情報の分散による検索の非効率
必要な資料が分散しており、社内の問い合わせ対応に手間どる状況
(2)ナレッジ習得に要する時間の長期化:必要な情報に迅速にアクセスできず新人社員が専門性の高い知識を習得しづらい環境
(3)拠点間でのイレギュラー事例共有の欠如:判断が難しい個別対応事例について、拠点間で共有されないことによる業務効率の低下
こうした課題解決に向け、古河電工平塚事業所の総務課では『DXを活用したナレッジ共有基盤の構築』を目標に掲げ、ナレッジマネジメントツール導入を検討。13社の製品を比較した結果、ナレカンの『検索精度の高さと手軽さ』『誰でも使いやすいUI』が決め手となり、正式導入が決定されました。
導入効果|導入から1年半、業務改善への具体的効果
ナレカン導入後、業務改善への効果として以下の点が挙げられました。
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ナレッジの検索性の向上
従来30分~1時間かかっていた情報検索の負荷が大幅に軽減され、業務効率の向上に寄与
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情報資産の形成
社内に自然とナレッジを残す文化が醸成され、組織全体の情報資産が形成される環境を実現 -
新人社員の自己解決を促進
ナレカンに情報を集約することで、新入社員が自ら情報を検索し、課題解決できる環境を整備
また、同課の宇都宮課長からは、「ナレカンは登録されたデータが多ければ多いほど価値が高まるツールだ」との高い評価をいただいています。
今後の展望|運用高度化に向けた新たな取り組み
導入から1年半、古河電工では、平塚事業所総務課での成果を契機に同様の取り組みが他事業所総務課ならびに本社人事部門にも広がり、活用体制の整備が着実に進行しています。また、ナレカンに集約された事例を定例会議の場で継続的かつ体系的に共有する仕組みを確立するなど、ナレッジ活用が加速しています。
当社としても、専属サポートチームによる伴走支援の強化に加え、現場の声に寄り添った継続的な機能改善を進めることで、製造業をはじめとする多くの非IT業界におけるDX推進に貢献してまいります。
ナレッジ管理ツール『ナレカン』について

”ナレッジ管理ツール『ナレカン』”は、当社が開発・運営する、大手企業から中堅企業様の抱える「属人化の悩み」を解消するツールとしてご利用いただいています。
ナレカンは、非IT企業でも迷わず使える直感的な操作性に加え、「①情報の一元化」「②超高精度検索」によって、ナレッジが簡単に集まる・見つかることが特徴です。さらに、「③メンバーが自然とナレッジ蓄積に参加できる」「④情報を正確かつ最新に保てる」「➄導入後も継続的な運用を支援する」仕組みによって、組織内のナレッジが動き出す仕組みを備えています。
これらの特徴により、『ナレカン』は、ナレッジが“蓄積されるだけでなく活用される環境”を実現し、非IT企業をはじめとする多くの企業の情報共有の課題を根本から解決いたします。
サービスURL:https://www.narekan.info/
会社概要

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社名:古河電気工業株式会社
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代表者:代表取締役社長 森平 英也
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設立:1896年6月25日
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所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号(常盤橋タワー)
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社員数:4,433名 ※単体(2025年3月末)
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事業内容:インフラ分野(情報通信・エネルギー)、自動車部品分野、エレクトロニクス分野などの技術・製品・サービスの提供

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社名:株式会社Stock
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代表者:代表取締役社長 澤村 大輔
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設立:2014年4月
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所在地:東京都中央区東日本橋2-8-3 JMFビル東日本橋01 4階
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許認可:ISO/IEC 27001:2022, ISO/IEC 27017:2015
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事業内容:ナレッジ管理ツール「ナレカン」、情報共有ツール「Stock」の企画・開発・運営・販売
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