日本ワーキング・ホリデー協会が日本での就労を検討する外国人と、外国人雇用を検討する企業に聞いた!「外国人と企業の労働観調査」発表
ワーキングホリデー制度を支援し、促進している非営利団体 一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)(本社:東京都新宿区、理事長:池口 洲、以下「当協会」)は、昨今話題となる外国人と企業の雇用に関する実態を探るため、当協会ホームページにて運営している外国人向け求人掲示板「JobBoard(ジョブボード、http://www.job-board.info/)」を使用している企業担当者(79名)と外国人(436名)を対象に、「外国人と企業の労働観調査」を実施いたしました。
その結果、外国人の雇用を検討している企業はグローバル人材の確保を一番の目的としていることが分かり、日本の就労を検討している外国人は良好な人間関係などの、気持ちよく働ける環境を一番に求めていることが分かりました。
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【調査概要】
◆調査1:外国人の雇用を検討している企業への調査
○調査対象 : 外国人の雇用を検討している企業担当者 計79名
○調査地域 : 全国
○調査期間 : 2018年11月1日(木)~2019年3月1日(金)
○調査方法 : 外国人向け求人掲示板「JobBoard」でのアンケート調査
◆調査2:日本での就労を検討している外国人への調査
○調査対象 : 日本での就労を検討している訪日外国人 計436名
○調査地域 : 全世界
○調査期間 : 2018年11月1日(木)~2019年3月1日(金)
○調査方法 : 外国人向け求人掲示板「JobBoard」でのアンケート調査
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「日本ワーキング・ホリデー協会調べ」と明記下さい。
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1-1:過去に外国人を雇用したことがある企業の約9割が、再度外国人の雇用を検討している。
「あなたは過去に外国人を雇用したことはありますか?」という質問に対し、「ある」と回答した人の割合は88.2%を占めました。また、「ある」と回答した人の中で、「現在、外国人を雇用しようとしている理由についてお答えください」という質問に対しては、「日本語以外の言語を話せる人材の確保」を目的としている人の割合が54.4%となり、「人手不足解消」を目的とする人の割合の50.6%を上回る結果となりました。このことから、外国人労働者を単なる人材不足解消のためだけではなく、英語や各々の母国語が話せるグローバル人材として雇用したい傾向がうかがえます。
「雇用したい外国人に求めることは何ですか?」という質問に、73.4%の人が「勤勉さ」と回答し、「ユーモアがある」ことを求める人の割合は22.8%と一番低い結果となりました。また、「どんな性格の外国人と働きたいですか?」という質問には「誠実」な人と回答した人が8割を超え、「楽観的」は19.0%にとどまりました。
「どのくらいの給与を支払う予定ですか?(月収)」という質問に対し、「20万円以上」と回答した人の割合が19.7%と一番多い結果となりました。日本の平均アルバイト時給で、フルタイムで働くのと同程度の月給を支払う意向がある企業が多いことが推測できます。
◆調査2:日本での就労を検討している外国人への調査
2-1:日本で就きたい仕事第1位は「飲食業」 !次いで、「教師」「ホテル業」がランクイン。
「日本でどんな仕事がしたいですか?」という質問に対し、「飲食業」で働きたいと回答した人の割合は47.2%で、一番多い結果となりました。次いで「語学教師」が46.1%、「ホテル業」が45.0%となり、英語や母国語を生かせる業種が人気であると推測できます。
「日本での仕事に求めることは何ですか?」と質問したところ、71.6%の人が「良好な労働環境・人間関係」と回答しました。「仕事のやりがい」や「良い仕事内容」を求める人が2割程度にとどまったことから、仕事内容よりも、働きやすい環境を重視する人の割合が多いことが分かります。
「労働環境で一番に求めることは何ですか?」という質問に対し、「残業がない」を回答した人の割合が全体では29.8%と、3割以下の結果となった一方で、72.1%が「良好な人間関係」と回答しました。また、地域別に結果を分析したところ、ヨーロッパ圏の人が「残業がない」ことを求める割合は46.9.%と、他地域と比べて高い結果となりました。このことから、ヨーロッパ圏の人は残業に対して厳しい見方をしていると推測できます。
「どのくらいの収入を求めていますか?(月収)」という質問に対し、「20万円以上」と回答した人が22.1%と一番多く、次いで「18万~20万円」が11.7%となりました。また、「希望する労働時間はどれくらいですか?」という質問では「8時間」と回答した人が4割を超え一番多い結果となったことから、日本で働く外国人はフルタイムで労働して安定した収入を得たい傾向が推測できます。
調査1-3と合わせてみると、日本での就労を検討する外国人が求める月収は、外国人の雇用を検討している企業が支払う予定の金額とあまり相違がないことが分かりました。
【ワーキングホリデーとは】
ワーキングホリデー制度とは、二つの国・地域間の取り決め等に基づき各々の国・地域が、相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度。
観光ビザ、留学、学生ビザ、就労ビザとは異なった若者限定の特別なビザで、どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという自由度の高いビザが取得できます。
【日本ワーキング・ホリデー協会について】
ワーキングホリデー制度の普及と地位向上の為にさまざまな活動を行っています。
団体名称 :一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会
所在地 :東京都新宿区西新宿1-3-3 品川ステーションビル新宿5階 507
理事長 :池口 洲
URL :http://www.jawhm.or.jp/
その結果、外国人の雇用を検討している企業はグローバル人材の確保を一番の目的としていることが分かり、日本の就労を検討している外国人は良好な人間関係などの、気持ちよく働ける環境を一番に求めていることが分かりました。
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【調査概要】
◆調査1:外国人の雇用を検討している企業への調査
○調査対象 : 外国人の雇用を検討している企業担当者 計79名
○調査地域 : 全国
○調査期間 : 2018年11月1日(木)~2019年3月1日(金)
○調査方法 : 外国人向け求人掲示板「JobBoard」でのアンケート調査
◆調査2:日本での就労を検討している外国人への調査
○調査対象 : 日本での就労を検討している訪日外国人 計436名
○調査地域 : 全世界
○調査期間 : 2018年11月1日(木)~2019年3月1日(金)
○調査方法 : 外国人向け求人掲示板「JobBoard」でのアンケート調査
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「日本ワーキング・ホリデー協会調べ」と明記下さい。
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【調査結果概要】 ◆調査1:外国人の雇用を検討している企業への調査 1-1:過去に外国人を雇用したことがある企業の約9割が、再度外国人の雇用を検討している。 ⇒雇用を希望する理由は、「日本語以外の言語を話せる人材の確保」で1番多い結果となった。 1-2: 企業が外国人労働者に求めることは「勤勉さ」と「誠実さ」 ⇒「ユーモアがある」を求める人の割合は22.8%、「楽観的」は19.0%とそれぞれ低い結果に。 1-3:約2割の企業が、月収20万円以上を支払う予定。 ⇒どのくらいの給与を支払う予定かを質問したところ、「20万円以上」と回答した人の割合が19.7%と一番多い結果に。 ◆調査2:日本での就労を検討している外国人への調査 2-1:日本で就きたい仕事第1位は「飲食業」 !次いで、「教師」「ホテル業」がランクイン。 ⇒「飲食業」で働きたいと回答した人の割合は47.2%、「語学教師」は46.1%、「ホテル業」は45.0%。 2-2:日本での仕事において7割以上の人が、「良好な労働環境・人間関係」を求めている。 ⇒「仕事のやりがい」「いい仕事内容」を求める人が約2割にとどまる一方、「良好な労働環境・人間関係」を重視する人が7割以上いるという結果に。 2-3:労働環境で求めることの第1位は「良好な人間関係」。 ⇒「休憩が多い」「休暇の取得のしやすさ」を求める人の割合は3割にとどまり、「良好な人間関係」を求める人の割合は7割を超える。また、地域別に見た際に「残業がない」ことを求める人の割合がヨーロッパ圏で46.9%と1番高い結果に。 2-4:希望する月収が「20万円以上」、希望する勤務時間が「8時間」と回答した人がそれぞれ一番多い。 ⇒希望する月収が「20万円以上」と回答した人の割合は22.1%、希望する勤務時間が「8時間」と回答した人の割合は41.8%。 |
◆調査1:外国人の雇用を検討している企業への調査
1-1:過去に外国人を雇用したことがある企業の約9割が、再度外国人の雇用を検討している。
「あなたは過去に外国人を雇用したことはありますか?」という質問に対し、「ある」と回答した人の割合は88.2%を占めました。また、「ある」と回答した人の中で、「現在、外国人を雇用しようとしている理由についてお答えください」という質問に対しては、「日本語以外の言語を話せる人材の確保」を目的としている人の割合が54.4%となり、「人手不足解消」を目的とする人の割合の50.6%を上回る結果となりました。このことから、外国人労働者を単なる人材不足解消のためだけではなく、英語や各々の母国語が話せるグローバル人材として雇用したい傾向がうかがえます。
1-2: 企業が外国人労働者に求めることは「勤勉さ」と「誠実さ」
「雇用したい外国人に求めることは何ですか?」という質問に、73.4%の人が「勤勉さ」と回答し、「ユーモアがある」ことを求める人の割合は22.8%と一番低い結果となりました。また、「どんな性格の外国人と働きたいですか?」という質問には「誠実」な人と回答した人が8割を超え、「楽観的」は19.0%にとどまりました。
1-3: 約2割の企業が、月収20万円以上の給与を支払う予定。
「どのくらいの給与を支払う予定ですか?(月収)」という質問に対し、「20万円以上」と回答した人の割合が19.7%と一番多い結果となりました。日本の平均アルバイト時給で、フルタイムで働くのと同程度の月給を支払う意向がある企業が多いことが推測できます。
◆調査2:日本での就労を検討している外国人への調査
2-1:日本で就きたい仕事第1位は「飲食業」 !次いで、「教師」「ホテル業」がランクイン。
「日本でどんな仕事がしたいですか?」という質問に対し、「飲食業」で働きたいと回答した人の割合は47.2%で、一番多い結果となりました。次いで「語学教師」が46.1%、「ホテル業」が45.0%となり、英語や母国語を生かせる業種が人気であると推測できます。
2-2:日本での仕事において7割以上の人が、「良好な労働環境・人間関係」を求めている!
「日本での仕事に求めることは何ですか?」と質問したところ、71.6%の人が「良好な労働環境・人間関係」と回答しました。「仕事のやりがい」や「良い仕事内容」を求める人が2割程度にとどまったことから、仕事内容よりも、働きやすい環境を重視する人の割合が多いことが分かります。
2-3:労働環境で求めることの第1位は「良好な人間関係」。
「労働環境で一番に求めることは何ですか?」という質問に対し、「残業がない」を回答した人の割合が全体では29.8%と、3割以下の結果となった一方で、72.1%が「良好な人間関係」と回答しました。また、地域別に結果を分析したところ、ヨーロッパ圏の人が「残業がない」ことを求める割合は46.9.%と、他地域と比べて高い結果となりました。このことから、ヨーロッパ圏の人は残業に対して厳しい見方をしていると推測できます。
2-4:希望する月収が「20万円以上」と回答した人が一番多い結果に。
「どのくらいの収入を求めていますか?(月収)」という質問に対し、「20万円以上」と回答した人が22.1%と一番多く、次いで「18万~20万円」が11.7%となりました。また、「希望する労働時間はどれくらいですか?」という質問では「8時間」と回答した人が4割を超え一番多い結果となったことから、日本で働く外国人はフルタイムで労働して安定した収入を得たい傾向が推測できます。
調査1-3と合わせてみると、日本での就労を検討する外国人が求める月収は、外国人の雇用を検討している企業が支払う予定の金額とあまり相違がないことが分かりました。
【ワーキングホリデーとは】
ワーキングホリデー制度とは、二つの国・地域間の取り決め等に基づき各々の国・地域が、相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度。
観光ビザ、留学、学生ビザ、就労ビザとは異なった若者限定の特別なビザで、どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという自由度の高いビザが取得できます。
【日本ワーキング・ホリデー協会について】
ワーキングホリデー制度の普及と地位向上の為にさまざまな活動を行っています。
団体名称 :一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会
所在地 :東京都新宿区西新宿1-3-3 品川ステーションビル新宿5階 507
理事長 :池口 洲
URL :http://www.jawhm.or.jp/
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