「AI-OCR機能搭載 数量検品アプリ」実運用を開始
倉庫内の検品作業のミス防止、労働負荷軽減へ フューチャーアーキテクトの「Future EdgeAI®」を採用
鴻池運輸株式会社 (本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦、以下 鴻池運輸)は、住設部品製造の請け負いおよび物流業務を行う鴻池運輸 千葉東営業所 (千葉県佐倉市) において、かねてよりフューチャーアーキテクト株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長 谷口 友彦、以下 フューチャーアーキテクト)と進めてきたAI-OCR機能搭載の数量検品アプリの検証を経て、実運用を開始しました。
製造現場における製品の数量検品(照合)は、目視で実施することも多いのが現状です。このたび実運用を開始したAI-OCR機能搭載の数量検品アプリは、フューチャーアーキテクトのソリューション「Future EdgeAI®」を採用し、目視確認で発生しがちな検品ミスのリスク削減や、別作業者によるダブルチェックの省略化につなげることを目的としたものです。
数量検品業務で専用アプリをインストールしたスマホとパソコンを使用することにより、スマホで撮影した検品対象物の画像をAI-OCR処理し、パソコンで自動的に個数を照合させ、数量確認ミスを防止しています。
鴻池運輸では、今後、同じ数量検品を行う他の現場で同様のアプリを導入することも検討していきます。また当社は、2030年ビジョンで「技術で、⼈が、高みを目指す」というメッセージを掲げており、最新技術と現場で培われてきた職⼈の技術を掛け合わせ、「現場のあり方」を進化させていきます。
■AI-OCR機能搭載の数量検品アプリ 使用イメージ
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①② 手持ちスマホで検品対象を撮影すると固定スマホも自動で撮影(製品ラベル横向き・縦向きの両方に対応するため2台使用)。撮影された画像から製品ラベルの型式ならびに庫入作業書の型式・庫入個数をAI-OCRで処理
③ AI-OCRした結果をWi-Fi経由でパソコンに送信し、突合処理を実施。「一致」「不一致」を自動判別
●本ニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
●「Future EdgeAI」はフューチャー株式会社の登録商標です。
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