【日本の文化・教育の再発見!】様々なバックグラウンドをもつゲストからキャリアやカルチャーを学ぶラジオ「日暮里ゼミナール」第31弾ゲスト:WE MAKE ENERGY株式会社 代表取締役 田中佑資さん
「農業 × エネルギー」でつくる未来――田中佑資さんが描くリジェネラティブ社会
「“真剣に遊ぶ”を持続させる」をコンセプトに、自分の人生を生きようとする人々の集まりである株式会社ラム(本社:東京都荒川区、代表取締役:二村康太、以下、LAMM)は、様々なキャリアを歩んできたゲストからビジネスやカルチャーを学ぶラジオ番組「日暮里ゼミナール」を運営しています。
今回は番組の第31弾ゲストとして、WE MAKE ENERGY株式会社代表取締役兼Co-Founderである田中佑資さんにご出演いただきました。

田中佑資さんのゲスト回前編は2025年11月28日(金)19:00から各種Podcastにて配信中です。
田中さんは東京都で生まれ、父の転勤により中学・高校時代を札幌で過ごしました。高校では野球部に所属し、「食べることも練習の一環」という監督のもと、量だけでなく栄養を意識した食事指導を受けたといいます。さらに祖父母が農家だったことも重なり、この頃から「食」への関心が芽生えました。
大学進学を機に上京し、早稲田大学に入学。図書館で偶然手にしたファーマーズマーケットに関する本に感銘を受け、日本ではまだ馴染みの薄いその文化に強く興味を抱きました。ただ、その時点では自分が後にファーマーズマーケットを立ち上げることになるとは思っていなかったそうです。
卒業後はメディアサーフコミュニケーションズ株式会社に入社。表参道の一等地にあるビルの地下スペースでのプロモーションとしてファーマーズマーケットの企画が持ち上がり、かねてから関心のあった「食」に関わる仕事だと自ら手を挙げました。その後、東京・青山の国連大学前広場で毎週末開催される本格的なファーマーズマーケットへと発展し、12年間をかけて一大コミュニティに成長しました。
立ち上げ当初は、農家の方々と信頼関係を築くことが何より重要だったといいます。田中さん自身も必要があれば農地を訪ね、作業を手伝いながら丁寧にコミュニケーションを重ねていきました。
2021年には同社を退社し独立。現在はホテルや複合施設のブランド・サステナビリティ戦略、レストランプロデュースなど、 “循環の編集” をテーマに、人と自然がよりよい環境で過ごせる仕組みづくりに幅広く取り組んでいます。その一環として、2024年にはライフラインを自給するオフグリッドな場を企画から施工・運用までワンストップで提供する「WE MAKE ENERGY株式会社」を設立しました。20〜30年先まで支払い続けるエネルギーコストを “財源” と捉え、自給体制を構築するという発想が共感を呼び、店舗や企業と協働して電力自給率向上とコスト削減を実現。さらに世田谷区との協定締結など、今後の活躍にも注目が集まっています。「自分の興味がエネルギーの源泉になる」と語る田中さん。ぜひ前編・後編あわせて最後までお聴きください。
▶ラジオ配信先

■ラジオ「日暮里ゼミナール」とは?
複数の肩書きをもつ方々をゲストにお呼びし、「キャリア」や「カルチャー」を学んでいくラジオ番組です。「日暮里ゼミナール」という番組名は、いわゆる大学のゼミナール・研究会のようにみんなで教え合いながら成長していきたいという思いで名付けられました。様々なゲストをお呼びして体験談や想いを伺う「メイン回」と、LAMM代表・二村康太の気になるカルチャーについてLAMMメンバーで深掘りする「補講回」に分け、毎週新エピソードをお届けしています。Xのハッシュタグ「#日暮里ゼミナール」にて質問・感想を募集中です!
日暮里ゼミナール公式サイト:https://nippori.lamm.tokyo/



■第31弾ゲスト:WE MAKE ENERGY株式会社 代表取締役 Co-Founder 田中佑資さん
今回のゲストは、WE MAKE ENERGY株式会社 代表取締役 Co-Founder の田中佑資さんです。
お話を伺う中で印象的だったのは、田中さんが“自分の興味”にまっすぐ向き合い、その実現のために地道な努力を積み重ねてこられた方だということです。ファーマーズマーケットの立ち上げ時には、日本ではまだ馴染みの薄い文化だったため、右も左も分からないまま毎週の定期開催が決定し、不安も大きかったといいます。それでも「やるっきゃない!」という思いで前に進んでいったと語ってくださいました。
現在はファーマーズマーケットの運営からは離れているものの、その経験を通じて「人にとって本質的に大切なもの」を追いかけた結果、「食」や「エネルギー」にたどり着いたと話します。日本のエネルギー自給率の低さや、森林を切り開いて太陽光パネルを設置する現状への違和感から、農地で作物を育てながらエネルギーも自給できないか──そんな発想が生まれました。これが、2024年に「WE MAKE ENERGY株式会社」を立ち上げるきっかけとなりました。
前半では、田中さんが青年期に「食」への関心を抱くようになった背景や、ファーマーズマーケットを運営することになった経緯を。後半では、独立後に現在の会社を立ち上げるまでの道のりやその取り組み、田中さんが描く未来図について詳しくお話を伺っています。

WE MAKE ENERGY株式会社 代表取締役 Co-Founder 田中佑資さんゲスト回の
前編は【2025年11月28日(金)19:00】より、後編は【2025年12月12日(金)19:00】より配信スタートとなります。
日暮里ゼミナール第31弾、『人と自然をつなぐ“循環の編集”ー田中佑資が思い描く次の社会』の巻、ぜひ最後までお楽しみください!

WE MAKE ENERGY株式会社 代表取締役 Co-Founder
ファーマーズマーケット株式会社 代表取締役
田中佑資(たなか ゆうすけ)さん
1985年東京生まれ。札幌育ち。早稲田大学を卒業後、メディアサーフコミュニケーションズ株式会社の取締役副社長として、Farmers Market @ UNU(青山ファーマーズマーケット)やCOMMUNE 246等の立ち上げ及び企画運営を担当。青山ファーマーズマーケットは12年間の運営を通じて年間150万人が集うコミュニティへと成長。2021年に独立し、『循環の編集』をテーマに、人間も自然も良くなることを目指して様々なプロジェクトに取り組んでいる。
WE MAKE ENERGY株式会社 公式サイト:https://we-make-energy.jp/project/
instagram:@we.make.energy https://www.instagram.com/we.make.energy/

株式会社ラム(LAMM,Inc)
代表者 :二村康太
URL :https://corp.lamm.tokyo/(コーポレートサイト)
【株式会社ラム(LAMM)について】
「“真剣に遊ぶ”を持続させる」をコンセプトに、自分の人生を生きようとする人々の集まりです。“真剣に遊ぶ”を持続させるポイントは、ビジネス(経済)とアート(好きなこと)を両立させること。そんな我々LAMMには社員が一人もいません。コンセプトに共感し集まったメンバーが、自分のやりたいこと・できることを持ち寄り、協力しながら各事業を進めている新しい形のチームです。様々なゲストのセカンドキャリアを中心に紹介するラジオ「日暮里ゼミナール」(https://nippori.lamm.tokyo/)や、西日暮里のハウススタジオ「studio HEYA(スタジオヘヤ)」(https://heya.lamm.tokyo/)、様々なカルチャーを通して、“自分の好きなことを自主的に学べる”コミュニティ「未来の生物のための文化研究会」(https://miraken.lamm.tokyo/)を運営しています。
【ケイソウシャグループ】
株式会社ラムは、デザインで企業経営の課題を解決する「合同会社経営のための創造社」(略称:ケイソウシャ)のグループ企業。ケイソウシャグループの一員として、新たな切り口で実験的なコンテンツを発信しています。https://keisosha.co.jp/
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