ESG/SDGsデータバンク「TERRAST(テラスト)」β版を展開するサステナブル・ラボ、ジャフコ グループ株式会社よりPre-A資金調達を実施

プロダクト開発やグローバル展開など、事業展開を加速

サステナブル・ラボ株式会社

ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォームを提供するサステナブル・ラボ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:平瀬錬司、以下「当社」)は、シリーズPre-Aラウンドとして、ジャフコ グループ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:豊貴伸一)を引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施しました。

  • 資金調達の背景と目的
当社は「データサイエンスの力で、サステナブルな世界を創る」をミッションに掲げ、2019年に創業した非財務データサイエンスの研究開発型スタートアップです。昨今、ESG投資やサステナビリティ経営の重要性がますます高まってきています。しかしながら、ESG/SDGsなど非財務情報は統一のルールがなく、専門家であっても複雑な情報収集・分析が必要となり、気軽に使えるデータインフラが限られています。また、ESG/SDGsへの取り組みを何から始めたら良いのか分からないなど、投資家や事業会社は様々な課題を抱えています。当社は2021年から展開している「TERRAST β」を通じ、顧客の課題を解決し、社会全体のサステナビリティの底上げに貢献していきます。

また、「TERRAST β」は英語圏ユーザー向けのインターフェースも開発中です。日本株をカバーする海外資産運用会社への訴求及び、海外企業情報も取り込んでいくことにより、「良い企業」をクロスボーダーで照らしていくための情報収集から分析までをワンストップで可能にするプラットフォームへと進化させていきます。

このたび調達した資金は、採用・組織体制の強化(以下採用情報を参照)、「TERRAST β」の開発、海外展開への加速に充て、更なる成長を目指します。
 
  • 投資家からのコメント
パートナー 井坂省三氏(ジャフコ グループ株式会社)
私は、大学時代に工学部地球工学科で環境工学を専攻したのち、大学院ではエネルギー科学研究科にてエネルギー政策学を学びました。従来、これらの領域はビジネス化が難しく、スタートアップには不向きとされていましたが、今回、ど真ん中の事業ドメインと、本気で事業創造に取り組むチームに出逢うことができ、青年の志が再燃しました。ESG/SDGs Orientedなインサイダーとして全力で支援していきます!!

プリンシパル 田路 康祐氏(ジャフコ グループ株式会社)
「優しさ」の定義は曖昧です。社会に良い影響を与える取り組みが、曖昧な尺度を理由に正当な評価を得られなければ、その好循環は生まれません。また、「優しさ」だけではなく経済的な裏付けのある「強さ」を持たなければ、その取り組みを継続させることはできません。
サステナブル・ラボは「優しさ」と「強さ」を融合・可視化し、社名の通り、サステナブルな社会を実現するためのプラットフォームを開発する会社です。サステナブル・ラボの皆様とそれを実現させていきます!
 
  • CEO 平瀬錬司(サステナブル・ラボ)より
非財務データサイエンスの黎明期である今、特にこの1年は数々のアクセラレーターの採択や受賞などを通して弊社事業に賛同してくださる方が増え、世の中の「良い企業」を照らし、「強く優しい」社会を作るためのパラダイムシフトの渦中にいることを実感しています。そのなかで、老舗かつ最大のベンチャーキャピタルとして最前線で日本のイノベーションを育ててきたジャフコ グループ社にご支援いただくことは大変喜ばしいことであり、背筋が伸びる思いです。この度の調達資金は、非財務データサイエンスの専門家集団として、グローバル展開に伴う弊社事業の更なる進化、また、成長を支える人材や採用基盤の強化のために投下したいと考えております。データサイエンスの力でサステナブルな世界を創る、その最前線にジョインしたい皆様の応援、伴走をお待ちしております!
 
  • 「TERRAST β」とは
「TERRAST β」は企業の環境・社会貢献度を、AIとビッグデータを用いて客観的数値で可視化した非財務データバンクです。1社あたり700〜800項目程度の非財務データを集め、AIによって解析。解析結果をもとに、総合スコアをはじめ、気候変動、環境管理、ダイバーシティ、労働者の権利といった個別テーマに落とし込み、サステナビリティ貢献度を見える化。それらを構成する素データも閲覧でき、時系列で自社を俯瞰、同業他社との横比較も可能です。2021年12月から有償展開を開始し、既に一部の金融機関にご導入頂いています。


本プロダクト活用によるメリットは現時点では以下の通りです

① 情報収集の効率化と時短化
・複数データソースを分析し非財務情報を一元的に定量化
・競合他社分析含め関連指標を一覧で確認
・一人当たりの情報収集にかける時間の省力化

② 分析の高度化
・非財務情報の定量化による業界横比較
・リスク・オポチュニティ・ソーシャルインパクト毎の詳細分析
・複数メソドロジーを搭載し、個別カスタム可能で最適な分析体験(あらゆる投資フィロソフィーに寄り添う)
・格付シミュレーション

今後もユーザー様からの声を拾い、開発スピードを落とすことなく、より満足度の高いプロダクト開発をスピーディーに展開していく予定です。
 
  • 採用について
事業展開の加速に伴い、直近1年で全職種を最大50名程度、新たに採用予定です。詳しい募集要項は当社採用サイトをご覧ください。カジュアル面談も随時受け付けています。皆様からのご応募をぜひお待ちしております。
https://suslab-recruit.net/
 
  • サステナブル・ラボ株式会社
SX(サステナビリティ・トランスメーション)を促進する、日本で唯一のSDGs/ESGに特化した非財務ビッグデータ集団。定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度を、ビッグデータとAIを用いて数値化する非財務ビッグデータプラットフォーム「TERRAST β」を提供。

▶︎日経×金融庁によるフィンテックサミット「FIN/SUM 2022」セミファイナリストに選出(2022年3月)
▶︎SAP主催アクセラレーター「SAP.iO Foundry Tokyo」2021年下期コホートプログラムに採択(2021年10月)
▶Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング」みずほ賞を受賞(同年11月)
▶Plug and Play Japanアクセラレータープログラムにて「EXPO Startup Award」を受賞(同年9月)
▶テレビ東京グループら主催「Great Product 30 Award」にて「DX特別賞」を受賞(同年6月)
▶三菱UFJフィナンシャル・グループ主催「MUFG Digital アクセラレータ」の第5期プログラムにてパートナー賞を受賞(同年4月)

会社名:サステナブル・ラボ株式会社
代表取締役:平瀬錬司
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6-2 日本ビル4階
事業内容:ESG/SDGに特化した企業の非財務ビックデータ情報プラットフォームの提供および非財務を含めた企業価値に係る研究開発
設立年月:2019年1月
公式HP:https://suslab.net
プレスリリース一覧:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/52578

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会社概要

サステナブル・ラボ株式会社

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URL
https://suslab.net/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1丁目6-1  大手町ビル 4 階 FINOLAB
電話番号
03-6869-3615
代表者名
平瀬錬司
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年01月