「なぜ?」から始まる学びと交流- STEAM教育の空間構想を株式会社GK京都が支援
株式会社GK京都(京都府京都市、代表取締役社長 麻田風児)は、立命館小学校のSTEAM教育を推進するため、教科の枠を超えた学びの場づくりを支援し、分野横断学習を可能にする空間構想のデザインを手がけました。

■プロジェクトの概要・背景
本プロジェクトは、立命館小学校の開校20周年を契機に始動したもので、これからの学校教育の在り方に柔軟に対応できる空間の再構築が求められました。
当社では、各教科担任の教員とワークショップを通じて現場のニーズを丁寧に抽出。その結果をもとに、今後STEAM教育を展開する空間としての考え方を検討し、対象となる4Fフロアーにおける構想コンセプトの策定、構想イメージスケッチの作成、ならびにそれらをまとめたリーフレットの制作を行いました。
■構想の考え方と空間コンセプト
立命館小学校が掲げるビジョン「世界を変えていく人が育つラーニングコミュニティ-子どもと大人が共に挑戦をたのしみ、変化・成長し続ける学校-」を土台に、私たちは「探究」「融合」「創造」の3つをキーワードとし、STEAM教育を通じて創発性の高い人材を育む空間の在り方を構想しました。
そのコンセプトは、「分野を横断しながら学びを深める場」としての空間を、あえて完成させず変化に対応できる“余白”を残すことで、時流を先取り、更新し続ける“生きた学びの場”を機能させるというものです。
このような考え方を基に導き出された空間コンセプトが、「なぜ?から探究 学びと交流が深まるまぜまぜラボ ~Interactive Insight Lab~」です。
児童×学校×保護者が一緒になって創り上げる学びの場として、この構想をスケッチに起こし可視化しました。

株式会社GK京都は、今後もデザインの力を通じて、企業や自治体が直面するさまざまな社会課題に対して、柔軟で創造的な解決策を提供してまいります。
■立命館小学校
・住所:京都府京都市北区小山西上総町22番地
・URL:https://www.ritsumei.ac.jp/primary/
開校20周年サイト: https://www.ritsumei.ac.jp/primary/20th/
■株式会社GK京都
ともに考え、ともに未来をつくる「羅針盤型デザインファーム」
GK京都は広義においてのデザインの力で、クライアントや社会の課題に対して羅針盤となれるデザインファームを目指しています。
構想段階では、思考過程や発想を可視化しながらクライアントと共に考えを深め、共感を呼ぶ未来をイマジネーション豊かに描くことで、目指すものを明確化し、実現に向けてのエネルギーを引き出します。
実装段階では、デザインの多岐にわたる専門性と様々な業界経験、そして、それらエッセンスの自在な組み合わせによるデザインマネジメント力を駆使。複合的なデザイン解を、シンプルで調和のとれた力強いものに着地させます。1972年設立。
GK京都の空間デザインの取り組みは、バイクショップ・洋菓子店・書店・新規事業パイロット店舗・オフィス内装・公共施設からイベント展示・空間演出装置など、インテリア・家具什器・コミュニケーション・サイン・UI/UXなど、領域を越えてトータルデザインサービスを提供しています。
各業態における背景や周辺環境、歴史観察し本来の在り方やアピールポイントを再構築することからスタートし、様々なデザインスキルの組み合わせによる独自のアプローチを行います。
また、GK京都は創業以来「京都から世界に発信する生活文化の創造」をビジョンに掲げ、京都にあるデザインファームとしての存在意義を模索しながら、地域に根ざした様々な活動に取り組んでいます。
これまで、日本の伝統文様の自主研究「パターンライブラリー」をはじめ、祇園商店街の敷石、御池通の街路景観整備プロジェクト「御池通シンボルロード」、京都市観光案内サイン、京都市バス停留所、京都市防災マップ、地下鉄利用促進広報コンテンツ「地下鉄に乗るっ」シリーズ、京都府観光促進事業「もうひとつの京都」、京都信用金庫「QUESTION」ビル、京都生活協同組合ブランディングなどのデザインや、新工芸研究会、京の三条通まちづくり協議会にも参画しています。
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