コロナ禍における 「家族の車利用」に関する調査結果を発表 快適に過ごしたいというニーズが高まるなか、移動手段としてだけではなく、広さと快適性を重視した車として「ドライビング リビング」を新たに提唱
家族間でもソーシャルディスタンスが必要!?脳研究者 池谷裕二氏「家族間でもストレスの境界線は左右40cm」~Withコロナの時代のニーズを捉えたクルマとして、エルグランドがアップデート~
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区)は本日10/12、「エルグランド」をマイナーチェンジし、発売します。この「エルグランド」は、ニューノーマル時代に欠かせない車内の広さと快適性にこだわった車として日産が新たに提案する「ドライビング リビング(リビングのような快適性や居心地の良さを追求した新たな車の価値)」を体現したモデルになります。
今回は、このエルグランドの発売に向けて、全国の30代から50代で、子どもがいる男女300名を対象に、「家族の車利用の実態」について調査を実施し、さらに、脳研究者の池谷裕二氏に車の広さや快適性がどのように家族に影響を及ぼすのかコメントをいただき、現代の家族がニューノーマル時代に求める新たな車の価値についてお知らせいたします。
今回は、このエルグランドの発売に向けて、全国の30代から50代で、子どもがいる男女300名を対象に、「家族の車利用の実態」について調査を実施し、さらに、脳研究者の池谷裕二氏に車の広さや快適性がどのように家族に影響を及ぼすのかコメントをいただき、現代の家族がニューノーマル時代に求める新たな車の価値についてお知らせいたします。
エルグランドの発売に向けて、全国の30代から50代で、子どもがいる男女300名を対象に家族の車利用の実態について調査を実施致しました。その結果、コロナ禍において、約6割の方が家族間でも適度な距離を保つことが必要だと回答し、家族の間でも一定のディスタンスが求められていることが判明しました。
また、今後積極的に利用したい移動手段として「自家用車」を利用したいという声が約70%と高い一方、2人に1人が車内の狭さにストレスを感じていることが分かりました。車に広くくつろげる空間を求めている人が約75%おり、さらには安全性も求めている人が多いことから、日産が提唱する“ドライビングリビング”は現代において需要が高く、家族がリビングのようにくつろげる車として先進安全技術を搭載した「エルグランド」は最適と言えます。
さらに、脳研究者の池谷裕二氏に車の広さや快適性がどのように家族に影響を及ぼすのかコメントをいただき、現代の家族がニューノーマル時代に求める新たな車の価値についてお知らせいたします。
【調査概要】
概要:新型コロナウイルスの影響による車の価値の変化に関する調査
日時:2020/10/3~10/5
性別:男女
地域:全国
サンプル数:300ss(子どもがいる30代~50代の男女 各年代100名)
- コロナ禍での家族の移動手段は「自家用車」が圧倒的な1位!
- 車内空間にストレスを感じている人が2人に1人!家族間でもソーシャルディスタンスが必要!?
- 車内空間にも快適性や広さを求める声が7割!
<専門家プロフィール>
池谷裕二(いけがやゆうじ)
1970年生まれ。1998年に東京大学にて薬学博士号を取得。2002~2005年にコロンビア大学(米ニューヨーク)に留学をはさみ、2014年より現職(東京大学薬学部教授)専門分野は神経生理学で、脳の健康について探究している。また、2018年よりERATO脳AI融合プロジェクトの代表を務め、AIチップの脳移植によって新たな知能の開拓を目指している。文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2008年)、日本学術振興会賞(2013年)、日本学士院学術奨励賞(2013年)などを受賞。著書に『海馬』『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』などがある。
■典型的なアジアの家族のパーソナルスペースは40㎝
人の周囲には、その人にとっての個人的な空間(パーソナルスペース)があります。パーソナルスペースに他人が入り込むと心理的不快感が生じます。そのため人とのコミュニケーションには適した社会的距離があり、パーソナルスペースの広さは対人関係や文化背景によって変わります。典型的なアジアの家族では、自分の左右40cmほどが他者との境界線といわれています。
■ストレスはコミュニケーションだけでなく健康状態にも影響を
一般に、人はパーソナルスペースが侵されると不安や攻撃性が高まります。これは「在住者間攻撃」と呼ばれ、人のみならず動物全般にみられる普遍的な現象で、パーソナルスペースは生物学的に根源的な特性です。このため、車内のような狭い空間内で長時間パーソナルスペースが侵害され続ける状況は、単に空気がギスギスとして無用な衝突の原因になるだけでなく、強いストレスのもとにもなります。つまり、くつろぎが損なわれ、穏やかな会話が難しくなるというコミュニケーション上の障害が生じるだけでなく、当人の健康にも関わります。ストレスは自律神経を変調させ、人によっては膀胱への蓄尿量が増え、突然の尿意にもつながります。トイレが自由にならない長距離移動では無視できない問題です。
■車内空間にも必要なのはゆとり
普通車の後部座席でこの距離を確保することはしばしば難しいため、とくに長距離を移動する場合は、少しでも広いスペースが確保できる車が望まれ、上部の天井方向にゆとりがあるほうが左右のパーソナルスペースの許容が高まることも知られています。このように「車内」という閉鎖空間だからこそ、ゆとりは極めて大切な要素となります。空間的なゆとりは、こころと健康のゆとりそのものです。
- 今、家族で過ごす車に求められる価値「広さと快適性」を実現する“ドライビングリビング”を体現した「エルグランド」
これからの家族で過ごす車に求められる価値として、「快適性」や「居心地の良さ」が求められている傾向が調査や池谷裕二氏のコメントからも判明し、車にもリビングのような空間を求められていることが明らかになりました。また、車内空間の快適性や広さなどに加え、車の安全性についても重視している人は多く、車選びの際に搭載されている車の安全機能(自動ブレーキや衝突回避機能など)を重視しているかについても約86%の人が重視していると回答しており(図8)、快適にくつろげるリビングのような車内空間で安全面も重視した車を求めていることがわかりました。
日産自動車は、家族でより快適で安全に過ごせる車を目指して、車内にリビングのような居心地を体現し、360°セーフティアシストを搭載することで安全面もグレードアップした「エルグランド」を発売します。
- 「エルグランド」について
1997年5月に発売した初代「エルグランド」は、ゆとりのある広い室内と高級セダンの内装をあわせ持った「プレミアムミニバン」のパイオニアとして、日本に新たな市場を作りました。
現行の「エルグランド」は、ロー&ワイド・プロポーションと低重心プラットフォームによる優れた操縦安定性や安定感のある走行性能、「踏み間違い衝突防止アシスト」や「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱警報)」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」などの先進安全技術が、長きに亘りお客さまから好評を得ています。
今回のマイナーチェンジでは、デザインを一新するとともに、全方向から運転をサポートする360°セーフティアシスト*1を全車標準装備とするなど、先進安全技術を拡充させました。さらに、漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどの専用装備に加え、存在感を際立たせる輝きと力強さを誇る「アーバンクロム」も新たに設定しました。WEBカタログ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/elgrand.html
*1 主な「360°セーフティアシスト」に含まれる装備は下記のとおりです。
インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
ハイビームアシスト
インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
標識検知機能
踏み間違い衝突防止アシスト
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)
RCTA(後退時車両検知警報)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像