【シーイーシー】AI技術で、情報エコシステムを構築し、紙文書やデジタルデータを利活用する『SmartSESAME xIDiA』を提供開始
~2つの特許出願中の独自技術で散在するドキュメントの価値を最大化~
株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:姫野 貴、以下 シーイーシー)は、特許出願中の新技術※1と生成AIにより、情報エコシステム※2を構築し、紙文書やデジタルデータを利活用する『SmartSESAME xIDiA(スマートセサミ クロスイディア)』(以下 xIDiA)を2025年12月より提供開始します。
『xIDiA』は、今回新たに開発した「AIによるデータのカテゴリー自動分類技術」を活用し、AIがドキュメントの内容や利用者の業務特性を把握し、最適化されたフォルダー構成を仮想的に自動生成します。そのため、利用者は必要な情報へ直感的にアクセスできます。
紙文書に加え、クラウドストレージに保存された電子データ、メール、チャットなど、企業内に散在する情報を対象に、意思決定の背景や業務のつながりまで捉えてナレッジとして引き出す、新しいユーザーエクスペリエンスを実現します。
シーイーシーは、2027年末までに1万ユーザーへの導入、売上高3億円を目指します。
※1:「AIによるデータのカテゴリー自動分類の新技術」(特許出願番号:特願2025-028806)、「進化するRAGの新技術」(特許出願番号:特願2025-161623)
※2:複数のサービスが情報を共有・活用することで、新たな価値を共創する仕組み

■『SmartSESAME xIDiA』概要
昨今、DX推進に伴い、業務で利用されるツールやシステムは多様化しています。利便性が高まる一方で、情報が散在し、ドキュメントの分類や整理・検索に時間がかかるだけでなく、組織やチームを越えたナレッジ共有が進まず、非効率な作業や業務の重複を生み出すといった課題が顕在化しています。
こうした課題に対しシーイーシーは、AI技術を活用し、組織内に散在するドキュメントの価値を最大限に引き出すことが、DX推進を真に実現する上で欠かせないと考え、“価値あるドキュメント”を提供する「デジタルドキュメントプラットフォームプロジェクト」を推進しています。今回、その第一弾として『xIDiA』を開発しました。
『xIDiA』は、従来の特定サービス内に限定された検索とは異なり、業務のつながりまで捉えて横断的な検索を実現します。これにより、新しい情報資産の管理が可能になり、人事異動や退職時の業務引継ぎ、技術伝承など、多くの企業が抱える課題解決に貢献します。
・『SmartSESAME xIDiA』製品ページ:https://sesame.cec-ltd.co.jp/product/xidia/
<主な特長>
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AIが創る“自分専用”の仮想フォルダーで、直感的な情報検索を実現
文書の分類は、今回新たに開発した「AIによるデータのカテゴリー自動分類技術」を活用し、AIがドキュメントの内容や利用者の業務特性を把握し、一人ひとりに最適化されたフォルダー構成を仮想的に自動生成します。そのため、利用者は必要な情報へ直感的かつスピーディにアクセスできます。
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AIとの対話型検索で、組織全体の“埋もれた知識”を発掘
利用者が「昨日の会議の決定事項は?」や、「開発中の製品Aについて仕様を教えて」といった自然文でAIに問いかけると、AIは必要な情報や関連資料を「複数の論点」から提示します。結果のフィードバックをもとに利用者が望む結果を学習し進化していきます。また、OneDrive、Microsoft 365(メールやチャット、会議録音データ)、BOXなどマルチモーダル(複数の形式)に対応しており、形式や種類の異なる情報を一括して検索・抽出できます。
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高度なAI活用とセキュリティを両立
利用者が検索できるのは、アクセスが許可された情報のみで、既存のアクセス管理ポリシーがそのまま適用されるため、情報統制の観点からも安心です。さらに、元データをシステム内に保持せず、必要な情報だけを安全に抽出する仕組みにより、高度なAIの利便性とセキュリティを両立させます。
<価格>
個別見積(初期費用+ユーザー単位の月額利用料)
■展示会への出展について
シーイーシーは、デジタルドキュメントプラットフォームのプロモーションの一つとして、「地方自治情報化推進フェア2025」に出展いたします。
イベント名:「地方自治情報化推進フェア2025」
開催日時:2025年10月8日(水)9:30-17:30 10月9日(木)9:30 -17:00
開催場所:幕張メッセ(展示ホール9~11) 小間番号 037
出展社:株式会社シーイーシー
入場料・参加方法:無料
※ご入場には、下記URLから事前の入場登録が必要となります。
https://jlis2025.event-lab.jp/v4/registration/visitor/pre_form/JLISFAIR/V01?l=japanese
■「デジタルドキュメントプラットフォーム」が目指す世界
現在、私たちは膨大な情報に囲まれ、必要な情報を見つけ出すために多くの時間と労力を費やしています。シーイーシーのデジタルドキュメントプラットフォームは、「SmartSESAME※3」で培った知見とAI技術を組み合わせ、企業に蓄積された膨大な紙文書やデジタルデータを解析し、ユーザーにとって真に価値ある情報を視覚的に整理します。シーイーシーの関連サービス(SmartSESAME CloudPrint!・SecurePrint!・MultiScan!、CanDay for Biz)とも連携し、必要なときに必要な分だけ、必要な情報を「価値ある一枚」として届ける世界を目指します。
本プラットフォームは、さまざまなドキュメントから抽出・構造化された業務・業界のナレッジを活用し、公共、医療、教育といった分野に特化した各種AIエージェントを連携させる情報エコシステムです。これにより、複雑化する社会課題の解決を支援します。
第一弾として『xIDiA』を提供し、第二弾では「業界特化ドキュメント分類AIエージェント」を2026年夏に提供予定です。さらに2030年までに、海外展開と一般消費者向け利用の拡大を計画しています。
※3:複合機・プリンターやPCの認証印刷やスキャン、PCログオンなどの機能を提供するセキュリティサービスシリーズ。官公庁や企業の働き方改革やDXを支援。導入官公数1,100団体以上

■クラウド統合基盤「BizAxis」について
デジタルプラットフォームの基盤となる「BizAxis」は、クラウド開発エンジニアを支援するクラウド統合基盤です。当社データセンター上の国内クラウド環境を利用し、データ主権によるセキュリティの確保が可能です。これにより顧客企業は日本の法律に基づいたデータ管理を可能とし、個人情報保護法への対応やデータ漏えいリスクが軽減します。また、仮想サーバー、ストレージ、ネットワークなどのIaaSサービスでは、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloudなどのメガクラウドとのマルチクラウド接続が可能です。
・「BizAxis」製品ページ:https://service.cec-ltd.co.jp/cloud/bizaxis
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