従業員の約2割が上司・同僚と上手くコミュニケーションが取れていないと回答!特に取りにくい年代や、企業の取り組みで効果を感じている施策に関して調査
コミュニケーション活性化のための具体的な取り組みも明らかに
調査の結果、上司、同僚とのコミュニケーションに課題を感じている方の割合や、
社内コミュニケーション活性化のための取り組みに対して、効果を感じている施策が明らかになりました。
調査概要:「部下の感じるコミュニケーションの取りにくさ」に関する調査
【調査期間】2023年12月15日(金)~2023年12月16日(土)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】調査回答時に20代~30代前半の従業員(管理職以外)のオフィスワーカー(ホワイトカラー)(リモート勤務含む)であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【上司とのコミュニケーション】上手く取れていないと感じる部下は約2割!
はじめに、上司とのコミュニケーションについてうかがいました。
「上司と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(13.6%)』『ある程度そう思う(62.0%)』『あまりそう思わない(19.9%)』『まったくそう思わない(4.5%)』と続きました。
20代~30代前半のオフィスワーカーの約2割が、上司と上手くコミュニケーションを取れていないと感じているようです。
では、コミュニケーションを取りにくいと感じる年代などはあるのでしょうか?
「そう感じる年代を教えてください」と質問したところ、『30代前半(22.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『40代後半(18.4%)』『50代前半(13.9%)』と続きました。
20~30代のみで占める割合が50%程度と、世代差があまりない層もうまくコミュニケーションとれていないと感じているようです。
リモート環境や、年下の上司等など、さまざまな要因が考えられます。
前回の配信(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000019738.html)では、
上司側の方(管理職)に、部下とのコミュニケーションに関してアンケートを実施しています。
「実際に、部下と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」という質問に対しては『あまりそう思わない(20.7%)』『まったくそう思わない(3.8%)』と、上手く取れていないと思う方が2割以上おり、今回の数字と同程度の方が課題を感じているようです。
また、課題を感じている方にのみ、「コミュニケーションを取りにくいと感じる年代を教えてください」という質問に対しては、『20代前半(27.8%)』『20代後半(22.6%)』『30代前半(14.5%)』と、コミュニケーションに課題を感じている上司の6割以上が、20代~30代前半が特に取りにくいという結果となりました。
【同僚とのコミュニケーション】約2割が「取れていない」と回答
次に「同僚と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(18.6%)』『ある程度そう思う(64.4%)』『あまりそう思わない(14.1%)』『まったくそう思わない(2.9%)』と続きました。
約2割の方が同僚と上手くコミュニケーションが取れていないことで、先ほどの上司側のコミュニケーションの実態と同程度の割合となってます。
「コミュニケーションを取りにくいと感じる要因は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『共通の話題がないから(37.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『向こうから話しかけてくることがないから(25.7%)』『年齢差が大きく会話がかみ合わないため(24.7%)』と続きました。
忙しい職場環境やリモートワーク環境から、同僚との対話機会が減少し、共通の話題が見つけにくくなることもあるのではないでしょうか。
また、前回の配信(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000019738.html)でも、部下に対して上司がコミュニケーションを取りにくい要因としてトップ3が同様の内容となり、どの世代も共通の課題を感じているようです。
コミュニケーション活性化のために企業全体で取り組んでいることとは?
次に「社員間コミュニケーションについて企業全体で取り組んでいることはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(31.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『ミーティングスペースを設けている(23.9%)』『フリーアドレス制にしている(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(22.6%)』と続きました。
続けて、「選んでいただいたものの中で一番効果のあったものは何ですか?」と質問したところ、『コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(20.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『フリーアドレス制にしている(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(15.8%)』『ミーティングスペースを設けている(13.6%)』と続きました。
取り組んでいること、そして最も効果を感じていること、どちらもコミュニケーションツール(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)が最も多い結果となりました。
コミュニケーションツールの中には、社員間のカジュアルなコミュニケーションを促進するようなものも多く、これにより、チームメンバー同士が親しみやすくなり、組織連携の強化が見込めます。
そういった背景もあり、効果を実感している方も多いのではないでしょうか。
また、コミュニケーションツール以外にも、組織の中で様々な取り組みが行われていることがわかりました。
取り組みは従業員自身にとっても効果を感じているのでしょうか。
「取り組みに対して、自分にとっては効果を実感していますか?」と質問したところ、『とても実感している(11.5%)』『やや実感している(44.2%)』『あまり実感していない(24.4%)』『まったく実感していない(10.5%)』『どちらともいえない(9.4%)』と従業員自身も半数以上の方が効果を実感しているようでした。
前回の配信(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000019738.html)でも、部下に対して上司や会社側からコミュニケーションを活性化させるための施策として、コミュニケーションツールの活用が多い結果となり、同様に半数以上の方が効果を実感していることが分かっています。
最後に「この中で、いちばん「会社に実施してほしいこと」はなんですか?」と質問したところ、『社内に食堂やカフェ、バーなどを設ける(25.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『フリーアドレス制(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(12.9%)』『コミュニケーションツールの導入(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(9.8%)』と続きました。
総じて、自身の仕事のしやすさやコミュニケーションが円滑になる場や取り組みを求めている傾向が多い結果となりました。
日常のコミュニケーションが仕事を円滑に進めるポイント
今回の調査で、20代~30代前半のオフィスワーカーの約2割が上司と上手くコミュニケーションを取れていないことが明らかになりました。
また、同僚とコミュニケーションを取れていない方も同様に約2割いるという結果も示されました。
共通の話題がない、会話がかみ合わないなどの理由があるようです。
社内コミュニケーション活性化のために企業側ではさまざまな取り組みをしていると思いますが、
会社が取り組んでいること、そして最も効果を感じていることはどちらもコミュニケーションツールが最も多い結果となりました。
コミュニケーションツールの中には、社員間のカジュアルなコミュニケーションを促進するようなものも多く、チームメンバー同士が親しみやすくなり、組織連携の強化が見込めます。
日常会話や雑談といった何気ないコミュニケーションが取れる場所があれば、仕事がより円滑に進められるのではないでしょうか。
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POINT3
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会議の改善に役立てることが可能です。
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