「資源循環型の地域づくり実現に向けた業務連携に関する協定」の締結
~循環型ライフスタイルを実現する、リユース・リサイクルサービスを提供開始~
両社は、本協定に基づき、2024年3月から中部エリアにおける「資源循環型ライフスタイルを支えるインフラ」の一つとして、両社の強みや既存のサービスを活かした 取り組みを順次開始します。
【本協定に基づく取り組みの概要】
1.ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO」の不要品回収ボックスの中部電力グループ関連施設への設置および中部エリアの皆さまへのご提案
中部電力グループが保有するPR施設や商業施設などに、ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO」の不要品回収ボックスを設置し、不要となった衣類や雑貨を回収してリユース・リサイクルします。
また、中部電力グループの地域の皆さまとのつながりを活かし、中部エリアに事業所のある企業等に「PASSTO」の導入をご提案し、取り組みの輪を拡大していきます。
2.中部電力ミライズコネクトが運営する「TSUNAGU table」の会員さま向け不要品回収
食品ECサービス「TSUNAGU table」のお客さまとの接点を活用し、不要となった衣類や雑貨を回収し、「PASSTO」で回収した不要品とともにリユース・リサイクルします。
3.中部エリアの自治体向けリユース品回収サービスのご提案
中部エリアの自治体に対して、自治体が収集した不要品から再利用可能な物を選別してリユースするスキームをご提案します。
なお、各取り組みでは、回収・選別・再流通の状況を、ECOMMITのトレーサビリティ システムによりデータで追跡し可視化することで、透明性を高めた再資源化率の高い 仕組みをご提供します。
中部電力とECOMMITは、今後、様々なパートナーとも連携し、廃棄物の原料への 再資源化、ものづくりへの還元などにも取り組みを拡大させ、中部エリアにおいて 資源循環型の地域づくりを実現していきます。将来的には、実現した循環型モデルを海外展開し、国際資源循環の仕組みづくりを目指していきます。
【資源循環型の地域づくりのイメージおよびサービス概要】
1.資源循環型の地域づくりのイメージ
2.リユース・リサイクルサービスの概要
(1) ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO」の不要品回収ボックスの中部電力グループ関連施設への設置および中部エリアの皆さまへのご提案
「PASSTO」は、使わなくなった不要品を「回収」し、最適な使い道の「選別」、再活躍させる「リユース・リサイクル」の循環をつくる仕組みです。https://www.passto.jp/
PASS TOを短縮した造語で、「次の人に渡す、未来に渡す」を意味しています。
暮らしに一番身近な資源循環の入口となることで、生活者の皆さまがより気軽に資源循環に参加できる場と、“捨てる”以外の選択肢を提供し、サーキュラーエコノミーの実現を目指します。
まずは、第一弾として、2024年3月から中部電力グループ関連施設の2箇所に「PASSTO」の不要品回収ボックスを設置します。
① カテエネショップ(愛知県岡崎市)https://miraiz.chuden.co.jp/kateneshop/
電気・ガスなどに関するお悩み相談や、お客さまの暮らしを豊かにするサービス機器などの体験ができる施設。
② トナリエ四日市(三重県四日市)https://www.tonarie.jp/yokkaichi/
日本エスコン株式会社が所有する生鮮食品や生活必需品などの暮らしを彩るフロアや、書籍・アミューズメントパーク・映画館などの日常に潤いを与えるフロアを兼ね 備える複合商業施設。
準備が整い次第、その他の中部電力グループ関連施設(でんきの科学館、中部電力本店ビルなど)への設置も予定しています。
また、今後、中部電力グループの地域の皆さまとのつながりを活かして、取り組みの輪を拡大していきます。
(2)中部電力ミライズコネクトが運営する「TSUNAGU table」の会員さま向け不要品回収
「TSUNAGU table」は、中部電力ミライズコネクトがご提供する商品パッケージの変更や、小売店への納品期限が近いことなどにより店舗での販売が難しくなった 食品を福袋形式でお得に購入することができる食品ECサービスです。
https://www.miraiz-connect-tsunagu.com/
このたび、「TSUNAGU table」と「PASSTO」による宅配型の不要品回収サービスを開始します。本サービスでは不要品の回収にご賛同いただいたお客さまを対象に「TSUNAGU table」でお届けする商品の中にご案内を同封し、ご案内に沿って お客さまに不要となった衣類や雑貨を梱包のうえ送付いただきます。送付いただいた不要品はECOMMITが回収・選別し、リユース・リサイクルします。
(3)中部エリアの自治体向けリユース品回収サービスのご提案
自治体に持ち込まれた粗大ごみ・不燃ごみの中から再利用可能な物を選別して リユースするスキームをご提案し、資源循環の取り組みを推進します。
3.中部電力およびECOMMITの会社概要
会社名 | 中部電力株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 林 欣吾 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市東区東新町1番地 |
資本金 | 4,307億円 |
設 立 | 1951年 5月 |
事業内容 | 再生可能エネルギー事業、原子力事業、海外事業、 コミュニティサポートインフラ関連事業など |
HP |
会社名 | 株式会社ECOMMIT |
代表者 | 代表取締役CEO 川野 輝之 |
本社所在地 | 鹿児島県薩摩川内市水引町2803番地 |
資本金 | 5億7,401万円(資本準備金含む) |
設 立 | 2008年10月(2007年8月創立) |
事業内容 | 循環型社会に向けたインフラ・システム開発および リユース・リサイクル事業 |
HP |
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