天然ニンニクが「生活習慣病の予防」に期待!健康家族と鹿児島大学の産学共同研究グループが発見!
~2022年5月米国化学会発行の国際学術誌に掲載
自社でにんにくの有機栽培を行い、それを原料にした滋養食品を販売している株式会社健康家族(本社:鹿児島県鹿児島市平之町、代表取締役社長:藤 朋子)は、にんにくの有機農家として、にんにくに秘められた健康パワーの解明研究にも力を入れている。その取り組みの一環である鹿児島大学との共同研究において、生活習慣病の予防に繋がる新たなにんにくの機能性を発見し、2022年5月18日発行の国際学術誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に掲載された。
■「脂質代謝」「糖質代謝」に働きかけるにんにくの有用成分
今回、健康家族と鹿児島大学の共同研究で、にんにくの生活習慣病の予防機能を調べたところ、過剰栄養による腸内細菌叢失調及び脂質代謝異常のマウスモデルにおいて、顕著な腸内細菌叢の改善効果と、脂質・糖質代謝の改善効果が認められた。例えば、過剰栄養がもたらした体重、脂肪重量、肝臓脂肪率、血中総コレステロール、血清中性脂肪、血清低密度リポタンパク質、肝臓脂肪率、血糖値やインスリン抵抗性などの生活習慣病指標を低下させる結果が出たのだ。
さらにこの作用機構を解析した結果、にんにくの含硫有機化合物がタウリンを増加させ、肝臓の脂肪酸β酸化も促進することにより、脂質異常症と脂肪肝を抑制、同時に高血糖に関与する酵素ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)と肝臓の糖新生を阻害することにより、グルコース恒常性(血糖値を健康的な状態に調節すること)を維持していることが分かった。
■にんにくで「善玉腸内細菌」が増加
また、腸内細菌の体外培養実験では、にんにくの含硫有機化合物が腸共生細菌であるバクテロイデス・アシディファシエンス(B.a菌)の増殖を直接促進させることが分かった。B.a菌の作用は基礎研究の結果で、脂質・糖質の代謝異常を改善する効果が分かっているため、にんにく含硫有機化合物が、過剰栄養により誘発される脂質・糖質の代謝障害を改善することが明らかになったと言えるのだ。
これらの研究成果から、にんにくに含まれる含硫有機化合物は、B.a菌を増加させて過剰栄養により誘発される生活習慣病を予防する、新しいタイプの機能性成分として応用できると考えられている。
現代人にとって、健康寿命を延ばしてくれるかもしれないこの発見は、米国化学会が発行する「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に掲載された。健康家族にんにく総合研究所の仲宗根氏は「地元の大学との共同研究が、国際学術誌に掲載されて大変光栄。さらに研究を深め、ポテンシャルの高いにんにくの機能を解明していきたい」と喜びを語った。また、今回の共同研究論文の責任著者である鹿児島大学の侯教授は「これからまた、にんにくの硫黄成分と腸内細菌の関係性をさらに研究していきたい」と意気込みを述べた。
今回の共同研究による発見は「Journal of Agricultural and Food Chemistry」においてトピックスとして選ばれ、表紙にも採用された。
この表紙に掲載されているのが、有機にんにくを栽培している健康家族の自社農場「本多荘輔の情熱にんにく畑」である。
■安心を届けたい…その情熱から誕生した「本多荘輔の情熱にんにく畑」
健康家族は創業から46年間、ご家族の健康を支えるため、にんにく健康食品を中心に全国へ届け続けている。創業者・本多荘輔の「健康のために口にするものは、素材自体が健康でなければならない」という信念を頑なに守り、素材となるにんにくは安心・安全に一切の妥協をすることなく、「本多荘輔の情熱にんにく畑」で有機栽培したものを使用している。実はにんにくは病気に弱く、専門家の間でも農薬や化学肥料を使わずに大規模な栽培をするのは不可能と言われていた。「それなら自分たちで作るしかない」と有機でのにんにく栽培に情熱と愛情を注ぎ、本多荘輔が人生をかけて生み出したのがオリジナルブランド「にんにく王」である。
その「にんにく王」を使用した主力商品<伝統にんにく卵黄>は、発売から28年のロングセラー商品。販売累計数はなんと、1億4000万袋(2021年1月・自社調べ)を超えている。これからも全国のご家族の健康づくりを担う企業として、にんにくが持つあらゆる可能性を発見してほしい。
【タイトル】
Natural Garlic Organosulfur Compounds Prevent Metabolic Disorder of Lipid and Glucose by Increasing Gut Commensal Bacteroides acidifaciens
【著者名】
Keyu Chen, Yasushi Nakasone, Shuhan Yi, Hisham R. Ibrahim, Kozue Sakao, Md Amzad Hossain, and De-Xing Hou*(責任著者)
【雑誌】
Journal of Agricultural and. Food Chemistry. 2022, 70, 5829−583.
【DOI】
10.1021/acs.jafc.2c00555
■健康家族
【フリーダイヤル】0120-315-315
【ホームページ】https://www.kenkoukazoku.co.jp
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- EC・通販ダイエット・健康食品・サプリメント
- ダウンロード