“アフターコロナの観光とエンターテインメント”とは?音楽大学ならではの「観光学」を講義と実践型ワークショップでいち早く体験!7/16(日)に大阪音楽大学で初開催。

学校法人大阪音楽大学

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大阪音楽大学(所在地:豊中市庄内幸町、学長:本山秀毅)は2024年4月より、従来のミュージックコミュニケーション専攻に“地域創生”や“観光”の視点を加えた「地域創生ミュージックマネジメント専攻」をリニューアル開講いたします。本専攻は「音楽×地域創生」をメインテーマに掲げ、地域の音楽文化の学び、アートによる地域創生の実践、アートマネジメント技術の修得、さらに観光の視点も生かして学びを展開します。

 

来春の開講に先立ち7月16日(日)大阪音楽大学内で、おもに高校生を対象とした「アフターコロナの観光とエンターテインメント 〜音楽大学の「観光学」授業&実践型ワークショップ体験!~」を開催します。

 

アフターコロナにおける観光とエンターテインメントの新たな関係に注目が集まっているなか、音楽やエンターテインメントは地域の観光にとってどのような役割を果たすのでしょうか?「地域創生ミュージックマネジメント専攻」で取り組む音楽大学ならではの「観光学」を、講義と実践型ワークショップで一足早く体験していただけます。

 

ワークショップを担当するのは、日系大手航空会社出身で経営・観光・サービスホスピタリティ分野のコンサルティングに携わる小熊英国客員教授と、放送ディレクターの渡邊未帆准教授、アートコーディネーターの小島剛特任准教授です。

 

〔当日のスケジュール(予定)〕

13:00~ 地域創生ミュージックマネジメント専攻の説明

13:20~ 講義

14:10~ ワークショップ体験

 14:50~ 質疑応答



【イベントの概要】

日時:2023年7月16日(日)13:00~​15:00

(「大阪音楽大学 夏のオープンキャンパス」内で開催)

会場:大阪音楽大学

費用:無料(完全予約制)

対象:高校生本人、その保護者、または指導者(高校生本人含む最大3名まで)

申込Webサイト:

https://www.daion.ac.jp/examination/event/oc-summer2023/#co

 


 【担当教員の紹介】

小熊英国 客員教授小熊英国 客員教授

■小熊英国 客員教授〔兵庫県公立法人芸術文化観光専門職大学教授、グロービス経営大学院客員教授〕
日系大手航空会社にて、海外拠点も含め、営業・マーケティング、人事・労務、ならびに運航OPERATIONに長年従事してきた。日本・香港・シンガポール等にて、企業の経営アドバイザリーメンバーを兼任。経営、観光、サービスホスピタリティの分野において、大学、政府、企業、地方県自治体等で講義、コンサルティングに携わっている。


渡邊未帆 准教授渡邊未帆 准教授

■渡邊未帆 准教授〔放送ディレクター、ミュージシャン、音楽研究者〕

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科修士課程、博士後期課程修了。「日本の前衛音楽」をテーマに博士号(音楽学)取得。東京藝術大学音楽環境創造科教育研究助手、横浜国立大学教育人間科学部「北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)」教員、東京藝術大学映像研究科の教育研究助手を務め、早稲田大学法学部非常勤講師として「芸術論」、「表象文化研究」を担当。

放送ディレクターとして、TOKYO FM系列衛星デジタル音楽放送ミュージックバードのクラシック・チャンネル「トッパンホール・トライアングル」「ウィークエンド・スペシャル」「年末クラシック放談」ほか、NHK ラジオ国際放送、NHK FM「リサイタル・パッシオ」を担当。

舞台の仕事としては、「フェスティバル/トーキョー」にてダンス『春の祭典』、オペラ『死の舞踏』の音楽ドラマトゥルクを務めた。渋谷アップリンク、新宿ロフト、四谷CON TON TON VIVOなどで音楽イベント企画多数。フランス語圏カリブ海の音楽を演奏する新宿発ビッグバンド「Ti’Punch」主宰。

音楽雑誌・書籍の編集、執筆の仕事としては、季刊雑誌「アルテス」(アルテスパブリッシング2011-13)編集ほか、編著に『ジャジューカ―モロッコの不思議な村と魔術的音楽』(太田出版2017)、共著に『クレオールの想像力:ネグリチュードから群島的思考へ』(水声社2020)、『AA―50年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社2021)ほか。

つねに音楽の「実践―表現―探究」を切り離さずに取り組んで行きたいと考えている。

 

〔地域創生ミュージックマネジメント専攻開講に関するコメント〕

コロナ禍でライブ・エンタテインメント市場は世界的に大きな打撃を受けました。音楽を仕事にしたい若者たちの夢は、これからどのようになってしまうのでしょうか?

このような厳しい時代にあっても、私は、音楽大学へ行くことが「霞を食って生きる道」ではないことを示したいと思います。

日本各地の観光業は巻き返しを図っています。また、地域と連携して行われる音楽フェスティバル、アニメや映画の聖地巡礼、伝統的な祝祭などが改めて注目を集めています。今後、音楽を起点にした観光=「ミュージックツーリズム」の可能性がますます議論されていくことでしょう。私は音楽が、地域の経済・社会・文化の動きを目覚めさせ、躍動させると信じています。

 音楽大学で勉強したあなたのアイディア、スキル、知識を必要としている場所があるのです。「音楽×地域創生」を学び、自分自身が「発信源」となり、地域社会で活躍する人材を育成したいと考えています。


小島剛 特任准教授小島剛 特任准教授

■小島剛 特任准教授〔アートコーディネーター〕

大学時代に現代音楽や大阪のアンダーグラウンド音楽シーンに影響を受けノイズミュージックや即興音楽の演奏を開始。大学卒業後に情報システム会社のコンサルティング部門で地域情報化施策の設計に携わる一方で、オリジナルの即興演奏ツールを開発し、ノイズやフリーミュージックシーンで国内外でのライブ活動を積極的に展開。

7年間勤めた会社を退職後、大阪市の1920年代の赤レンガ倉庫を使った現代芸術活動を支援するアートNPOの立ち上げに参画し、サウンドプログラムのディレクターに就任。現代音楽や実験音楽、ニューミュージックなど数々のサウンドアート展覧会やライブイベントを企画。その先鋭的かつユニークな企画や活動はイギリス”WIRE”誌にて紹介されたほか、専門誌やニュース/情報番組で紹介される。

その後、2010年からはアートを音楽や美術教育の枠を超えた創造性や多様性を育むためのツールとして捉え、様々なジャンルのアーティストによるワークショップの企画/コーディネートを展開。以降、京阪神の小・中学校のべ300校、13000人以上の子どもを対象にアートワークショップを実施してきたほか、大阪市、豊中市、バンコク、ウタラディットなど国内外の様々な地域コミュニティで音楽、メディア・アート、パフォーミングアートなどのアートワークショップを展開している。



【地域創生ミュージックマネジメント専攻について】

「音楽×地域創生」をメインテーマに掲げる地域創生ミュージックマネジメント専攻では、地域の音楽文化の学び、アートによる地域創生の実践、アートマネジメント技術の修得、さらに観光の視点も生かして学びを展開します。また、知識や技能のみならず、目的遂行のための企画力、実行力、計画性、コミュニケーション能力、さらにはアートならではの豊かな発想力を備えた人材を育成する学びの場となります。

 

〔特色1:観光・地域創生に関する科目を新設〕

 

●音楽大学では他に例を見ない新設科目「地域創生論」「観光学概論」「ミュージックツーリズム」

●地域のホール、施設、市などと連携して企画に取り組む「地域創生ミュージックマネジメント演習」

●合宿を通じて音楽によるまちづくりを実践的に学ぶ「地域創生音楽実習」

 

地域創生ミュージックマネジメント専攻では、

・地域の文化拠点である劇場、音楽堂(その他、文化の場)等に貢献する人材の育成

・地域コミュニティの創生に貢献する人材の育成

・音楽・アートと多様な分野(観光、まちづくり、産業、国際交流、福祉、教育など)との連携

 を目指し、大阪音楽大学のディプロマ・ポリシーに基づき、音楽で地域創生を担う人材の育成のため、次の知識や能力を身につけます。


〔特色2:地域のホールや施設、市と連携した実践的な学習〕

 

●イベント「阪急宝塚線ミュージック駅伝MOT!」

阪急宝塚線沿線の音楽文化活性化を目的に、地域のホール(池田市民文化会館アゼリアホール、ザ・カレッジ・オペラハウス、川西市みつなかホール、常翔ホール、宝塚市立文化施設ベガ・ホール、豊中市立文化芸術センター、箕面市立メイプルホール)と連携したプロジェクトを実施しています。

 

●滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

びわ湖畔というロケーションと、国内外からの高い評価を受けたオペラ劇場を兼ね備えたびわ湖ホールと連携し、公演制作や舞台技術など劇場全般について学ぶことができます。

 

●豊中市

豊中市立庄内さくら学園(小中一貫校)で音楽アウトリーチの実践、地域の公園や商店街での音楽イベントを行います。地域の方々と関わり、リアルな地域課題を見つけ、音楽を通じてその解決に向けた取り組みを実践的に行います。

 

〔特色3:地域でのキャリア支援〕

音楽大学は就職面が不安であるというイメージを払拭し、上記のカリキュラムで学んだ経験を活かして、各地域で応用して活躍できる人材を育成します。

 

●卒業後の進路のイメージ

・観光業…地域活性事業、音楽イベント企画・運営、旅行代理店、宿泊施設

・アートNPO法人、観光づくり法人(DMO)などの非営利団体

・国・地方自治体…観光・地域活性事業、クリエイティブ・デザイン職

・地域活性事業をおこなう広告代理店

・劇場・ホール…企画・運営・技術を担うジェネラリスト

・ホールや施設の運営を自治体から任された指定管理会社

・福祉団体…音楽療法、ワークショップ企画

・地域のメディア(テレビ、ラジオ、Web媒体など)

・一般企業



【大阪音楽大学について】

2015年に創立100年を迎えた関西唯一の音楽単科大学。「音楽で、はたらこう。」「ちから強く生きる音楽人を、ここから。」をスローガンに、従来のクラシック音楽家の育成にとどまらない、クリエイターやプロデューサーの輩出を掲げた新専攻・コースを次々と設置し、大学15専攻・短大11コースを擁する音楽の総合大学としていち早く時代のニーズに応えています。

 

 

【関連URL】

本学公式サイト

https://www.daion.ac.jp/

地域創生ミュージックマネジメント専攻(旧称ミュージックコミュニケーション専攻)サイト
https://www.daion.ac.jp/mcom/



【本リリースに関するお問合せ】

大阪音楽大学・大阪音楽大学短期大学部 広報統括事務室

TEL:06-6334-2904(不在の場合はメールでご連絡ください。折り返しお電話いたします)

e-mail:koho@daion.ac.jp

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会社概要

学校法人大阪音楽大学

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府豊中市庄内幸町 1-1-8
電話番号
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代表者名
北野徹
上場
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資本金
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設立
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