「湘南アイパークフェスタ2025」開催報告 最先端研究施設でのサイエンス体験イベントに3,700人が来場
・新企画「学生研究発表会」 高校生・大学生17グループが発表し、湘南アイパーク内の研究者がアドバイザーとして聴講
・湘南アイパーク入居企業による、21の体験型展示
・「子供の将来につながる学びとなった」「実際に研究者の話が聞けて、大変満足した」との来場者の声
アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)は5月24日、「湘南アイパークフェスタ2025-最先端研究施設で学ぶ・楽しむ・やってみる-」を開催しました。本イベントは、日本最大級のライフサイエンス研究拠点である湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)を一般開放し、そこで働く研究者との交流を通してサイエンスの魅力に触れていただくことを目的としています。3回目となる今回は、例年大人気の入居企業・団体によるサイエンス体験ブースや、サイエンスショーに加え、高校生・大学生の研究に対し湘南アイパークの研究者がアドバイスを行う「湘南アイパーク学生研究発表会」を初めて開催しました。来場者からは「高校生の発表に驚きがあった」や、「学生達のレベルの高い研究発表が聞けて、とても有意義でした」との声が寄せられました。
「湘南アイパークフェスタ2025」の動画はこちら: https://youtu.be/uzD-nMDiZ1o?si=3jfCuxzoDe84ZfQF
ここからイベントの一部を紹介します。
■「湘南アイパーク学生研究発表会~集まれ未来の研究者!」
未来を担う研究者育成への貢献を目指し、高校生・大学生・大学院生からライフサイエンス分野に関する研究発表を公募し、書類選考を経た17組に出場いただきました。当日は、湘南アイパークに入居する14社・団体から22名の研究者がアドバイザーとして参加し、研究内容や研究の具体的な進め方について質問やアドバイスを行いました。参加した研究者からは「学会のような雰囲気があった」「発表者のレベルが高かった」「アドバイザーも刺激を受けつつ、専門的な知見から発表者にアドバイスできた」とのコメントがありました。
(参考)演題一覧
https://www.shonan-ipark.com/assets/pdf/event/iparkfesta2025_program.pdf
(参考)募集時ウェブサイト https://www.shonan-ipark.com/news/2157/



■研究者トークショー「湘南アイパーク現役研究者が明かす薬のトリビア」
湘南アイパーク内で日々研究に臨む研究者が、新薬の開発費用や開発期間などをクイズ形式で紹介・解説しました。会場からは、「薬はいつからあるの?」や「薬を飲みすぎるとどうなるの?」などの質問が次々と寄せられ、来場者アンケートでは、「研究者のトークショーが良かったです。堅苦しい感じではなく子どもも聞きやすかったと思います」「薬を作るのがこんなに大変だと知らなかったので、勉強になりました」などの回答がありました。



■入居企業や団体による21の「サイエンス体験ブース」
毎年大人気の湘南アイパーク入居企業・団体による体験ブースが、今年も約400メートルの廊下(通称ブロードウェイ)に所狭しと並びました。白衣に袖を通し、わくわくした表情でスポイトを握る小学生や、真剣な表情で研究者に質問する大人の姿が印象的でした。
来場者からは「薬の研究職を目指している小学生の息子が、実際の研究員の方のお話が聞けて、とても満足しておりました。また、研究員の体験ができたこともとても嬉しかった様です」「各企業が、魅力的なアイディアを出し合って、この日のためにどんなにかたくさんの時間を費やして準備してくれたのかと考えるだけで感動した。そしてとても楽しかった」、出展企業からは「子供たちのきらきらした眼差しが印象的で、次回はさらに楽しんでもらいたいという気持ちになりました」や「当社のブースを一番楽しみにしていたというお子さんもおり、近い距離で接することのできる貴重な機会であると感じた」などの声が寄せられました。



※出展一覧(ブースの並び順)

全体を通し「子供も研究に興味を持ったようで、将来につながる貴重な学びになりました」「子供に体験学習させられるだけでなく親も専門家に直接質問することができ、有意義だった」といったお声をいただきました。アイパークインスティチュートはこれからも、周辺地域にお住まいのみなさまを始め、幅広い方々に、最先端のサイエンスに直接触れていただき、その魅力を身近なものとして実感いただけるような機会を作っていきます。
参考: 「湘南アイパークフェスタ2025」開催概要
【日時】 2025年5月24日(土) 10~17時
【場所】 湘南アイパーク(神奈川県藤沢市村岡東二丁目 26 番地1) (入場無料)
【主催】 アイパークインスティチュート株式会社
【後援】 藤沢市、鎌倉市
【特設ウェブサイト】 https://www.shonan-ipark.com/iparkfesta2025/
アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人(IIF)、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始しました。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。当社に関する詳しい説明は こちら をご覧ください。
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018年4月に武田薬品工業株式会社が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約190社、約2500人(2025年7月現在)のエコシステムを形成しています。
公式HP: https://www.shonan-ipark.com
湘南アイパーク最新の入居/メンバー企業・団体は こちら
公式SNS: YouTube / Facebook / X (旧Twitter) / LinkedIn
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