【ABABA総研】2025年度卒業予定の学生300名を対象に、就職活動生のリアルを調査現在の就職活動状況、ゴールデンウイークの過ごし方、就職活動生の「オヤカク」に対する考えなど
「就職活動の過程が評価されたスカウト」が届く、これまでにない新しい視点から生まれたダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を展開する株式会社ABABAは、就職活動をした経験のある2025年度卒業予定の学生300名を対象に、現在の就職活動の状況やゴールデンウイーク(以下、GW)の過ごし方、就職活動生側からの「オヤカク」に対する考えなどの就職活動状況に関する調査を行いました。
【調査概要】
調査対象:ABABAに登録している2025年卒業予定の就職活動生
調査機関:株式会社ABABA
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月24日
有効回答数:300名
【調査結果の要約】
①現時点での内定保有率は72%と就職活動の本格化を感じる結果に。
②現時点での選考エントリー数は、1~10社と学生の約半数が回答。
③内定保持数は1~3社と84%が回答。その中でも内定は1社という就職活動生は約4割という結果に。
④GWでも就職活動を実施するという回答が多数の中、内定ありの学生は22%、内定なしの学生は、35%が「一旦就職活動から離れ、連休後の就職活動再開のためにリフレッシュする」と回答。
⑤就職活動において親にアドバイスや意見をもらったことがある就職活動生が61%に上る一方、企業が行う「オヤカク」は不要と思う就職活動生は78%と両親を尊重しつつも、学生の自立心が現れる結果に。
①現時点での内定保有率は72%と就職活動の本格化を感じる結果に。
現時点での内定保有率は72%と、3月1日の就職活動本格解禁を感じる結果となりました。しかし、あくまでも1社以上の内定がある学生の割合のため、引き続き第一志望の企業の就職活動に向けて引き続き就職活動を行う学生も一定層存在します。近年の就職活動は、学生の売り手市場であるという状況が垣間みえます。
②現時点での選考エントリー数は、1~10社と学生の約半数が回答。
現在の選考エントリー数は1~10社と回答した学生が51%と半数に上りました。11~20社と答えた学生は大幅に減少し、21%となり、21社~30社と答えた学生は11%と、~30社のエントリー数が83%という結果になりました。
③内定保持数は1~3社と84%が回答。その中でも内定は1社という就職活動生は約4割という結果に。
内定保持数については、1~3社が約8割と大多数となりました。その中でも一番割合が多かったのは内定数1社で約4割という結果となりました。4~6社の内定数となると回答数は減少し、13%となりました。
④GWでも就職活動を実施するという回答が多数の中、内定ありの学生は22%、内定なしの学生は、35%が「一旦就職活動から離れ、連休後の就職活動再開のためにリフレッシュする」と回答。
GWの過ごし方については、内定がある学生と内定がない学生それぞれに調査を実施しました。内定がある学生でも、「できるだけ多く内定を決めるため、対策を練る」が33%、「第一志望企業の選考に向けて対策を練る」が31%、「内定をもらった企業へ就職するので、企業研究に勤しむ」が25%と大多数が就職活動を続けると回答しました。内定をもらっていても、より良い就職先企業を見つけたいという思いが感じられます。内定がない学生については、「内定獲得のためにひたすら企業研究」が48%に上り、GW中といっても気を緩めず就職活動を行っていくという回答が多い結果となりました。
一方で、「一旦就職活動から離れ、連休後の就職活動再開のためにリフレッシュする」という回答が、内定ありの学生は22%、内定なしの学生は35%という結果になりました。GW中に鋭気を養う学生も一定の割合いることがわかりました。
⑤就職活動において親にアドバイスや意見をもらったことがある就職活動生が61%に上る一方、企業が行う「オヤカク」は不要と思う就職活動生は78%と学生の自立心が現れる結果に。
「あなたが就職活動についてアドバイスを求めるとき、誰の意見を一番信頼しますか?」という質問に対して、1位が友人の38%、2位が両親の33%、3位がサークル・ゼミの先輩の28%の回答となりました。必ずしも両親の意見を最優先に信頼するという結果にはなりませんでしたが、「就職活動において親にアドバイスや意見をもらったことがありますか?」という質問に対しては、61%があると回答し、学生にとって両親のアドバイスやサポートは心強いものであることが伺えます。
一方、企業が入社の意思を学生だけではなく両親にも事前確認する「オヤカク」についての質問に対しては、不要と答える学生が78%にも上りました。さらに、「もし内定が決まった企業への就職を親に反対された場合、内定を辞退しますか?」という質問に対しては、84%が辞退しないと回答しました。辞退すると回答した学生のうち、「辞退したくないが、親の言うことなので従うべきと感じるため」といった回答は17%と少なく、「自分より社会を知っている親の意見は信頼できるため」といった両親に対するポジティブな回答が85%となりました。辞退しないと答えた学生は、「自分の決めたことなので変わらないため」という回答が58%と半数以上が自身の考えを貫く傾向にありました。一方で、「自分で決めるが、決心は揺らぐと思う」という回答が45%となり、両親からの反対意見が学生にとって大きな影響があることが伺えます。
【お祈りエールを日本の文化に。新卒対象スカウトサービス「ABABA」】
「お祈りメール」を少しでも前向きな応援するもの(エール)に変えたい。そんな気持ちから生まれたのが、ABABAの「お祈りエール」です。最終面接で採用できなかった就職活動生に送る不採用通知メールの中で「当社で採用はできませんでしたが、あなたは素晴らしい人材なので他社に推薦したいです。ABABAに登録していただければ、今後の就職活動を応援させていただきます。」という文面でABABAへの登録を促し、その企業の最終面接まで進んだ就職活動生として、他企業のスカウトを受け取ることができるスカウト型サービスです。選考の過程を評価することで「就職活動うつ」に悩む就職活動生の心理的ストレスの軽減に寄与しながら、採用企業のブランディングにも貢献できる、社会課題と事業課題の双方を解決する事業活動を展開しています。
【ABABA総研とは】
ABABA総研は、就職活動を行う「就職活動生」と新卒採用を実施している「採用企業」のリアルを届けることを目的とする調査研究機関です。
新型コロナウイルスの影響や日本経済を取り巻く環境の先行き不透明感が高まったことで、新卒学生が企業選びにおいて安定性を重視する傾向が強くなり、大手企業への応募者が集中して採用競争が激化しています。さらには、早期のインターンシップ開催が一般化したことで就職活動が長期化するケースも増えており、学業への影響が懸念されるなど、現代の就職活動生を取り巻く外的環境は過酷さを極め、心身ともに大きな負担を抱えながら活動せざるを得ない状況になっています。最近では、就職活動がきっかけでメンタルヘルスに不調をきたす「就職活動うつ」が社会問題として注目されるようになりましたが、就職活動生のメンタル面の実態を捉えたデータはまだ少なく、不明瞭なまま語られることが多いのが現状です。私たちABABAはこれらの問題を重く受け止め、現代の就職活動における本質的な問題を明らかにすることを目的に、継続的に調査研究を行う機関として『ABABA総研』を発足するに至りました。
■受賞歴・アクセラ採択
・東京ベンチャー企業選手権大会2023 - 東京都知事賞(最優秀賞)
・アクセラレーションプログラム未来X2024 - HR Innovation賞(株式会社三井住友銀行
より)/ Nikko Open Innovation Lab賞(SMBC日興証券株式会社より)
・第15回 ビジネスプランコンテスト ドリームDASH! - 優勝
・第17回 キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会 - 最優秀賞
・第5回 価値デザインコンテスト - SDGs日本賞
・2020年度 岡山イノベーションコンテスト - グランプリ
・経済界主催 金の卵発掘プロジェクト2021- 審査員特別賞受賞
・NEXs Tokyoモデル事業創出プログラム
・NTTドコモ・ベンチャーズ 伴走型インキュベーションプログラム
■株式会社ABABA会社概要
会社名 :株式会社ABABA
本店 :大阪府吹田市古江台3-1-3-3F
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目2-13 リードシー恵比寿2F
従業員数:42名(インターン・アルバイト含む)
設 立 :2020年10月19日
資本金 :4億9,388万円(資本準備金含む)
URL : https://hr.ababa.co.jp/ababa
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