【Algomatic】営業特化AIエージェント『ネオセールス』シリーズを連続リリース開始し、第1弾として商談獲得AIエージェント『アポドリ』を提供
AIエージェント(営業AI)が顧客リスト作成・アプローチ実行・活動管理・活動分析を遂行し、キーパーソンとの商談を獲得。 “営業3.0”の実現へ
株式会Algomatic(本社:東京都港区、代表取締役:大野 峻典、以下 Algomatic)は、2025年1月16日、営業特化AIエージェント『ネオセールス』シリーズの連続リリースを開始するとともに、その第1弾として商談獲得AIエージェント『アポドリ』を提供することをお知らせいたします。
・商談獲得AIエージェント『アポドリ』
https://apodori.ai
■ 背景
少子高齢化に伴う労働人口減少を背景に人材不足が深刻化する昨今、特に営業職においては、有効求人倍率が全体平均の約1.8倍の2.14(※1)となるなど、求職者が不足している状況が続いています。2014年から2024年までの10年間で、営業職の約10%にあたる約35万人が減少しており(※2)、今後も営業職の人手不足が進むことが予測されます。
営業職の担い手が不足し続ける要因のひとつに、離職率の高さがあります。営業職の労働実態は過酷であり、営業職の4人に1人が1年以内に離職(※3)していることが明らかとなっており、その理由として「給料が安い」「長時間労働」などが挙げられています(※4)。
こうした状況を踏まえ、Algomaticでは営業職の労働実態の根本的な改善を実現するべく、AIと営業パーソンが協働し分業する新たな営業モデル“営業3.0”を掲げ、生成AI時代における営業職の重要業務を「AIをマネジメントすること」と「顧客と接すること」と定義し、その浸透を図るべく新規事業の開発に取り組んできました。
【Algomaticが考える営業モデルの変化】
・営業1.0:営業パーソンが顧客に関わるすべての業務をひとりで遂行。営業パーソンの重要スキルは「ノルマや顧客対応ストレスへの忍耐力」「顧客に必要な情報を届ける伝達力」「顧客に信頼されるコミュニケーション力」。
・営業2.0:インターネットのビジネス活用の浸透とともに、顧客の購買活動が複雑化。営業パーソンは顧客に関わる業務を顧客の購買プロセスごとに分業するように。営業パーソンの重要スキルは「ノルマや顧客対応ストレスへの忍耐力」「顧客に必要な情報を届ける伝達力」。
・営業3.0:生成AIのビジネス活用が始まり、営業活動はAIと協働することで分業されるように。生成AIが高ストレス業務の負担を減らし、合理的な営業説明をアシスト。営業パーソンの重要スキルは「顧客に信頼されるコミュニケーション力」。
※1:一般職業紹介状況(厚生労働省、令和5年度)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001170693.pdf
※2:政府統計 労働力調査
https://www.stat.go.jp/data/roudou/index.html
※3:Salesforce「第5版 セールス最新事情」
https://www.salesforce.com/jp/news/press-releases/2023/02/07/230207/
※4:日本労働調査組合「営業職の退職動機に関するアンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000074057.html
■ 営業特化AIエージェント『ネオセールス』シリーズについて
『ネオセールス』シリーズは、営業活動のサポートに特化したAIエージェントです。AIエージェントとは、人間の代わりにタスクを実行してくれるAIツールのことで、複数のアプリを自律的に使いこなすことで人間が求める成果物の提供を実現。企業における営業組織の“営業3.0”へのアップデートを促進します。
ネオセールスシリーズでは、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスといったそれぞれの領域においてAIエージェントサービスを連続的にリリースしていく予定です。
■ シリーズ第1弾:商談獲得AIエージェント『アポドリ』について
『アポドリ』は、営業パーソンがアポイント獲得にまつわる活動に取り組む代わりに、AIエージェント(営業AI)が各企業専属のインサイドセールス担当として、リスト作成・アプローチ実行・活動管理・活動分析を遂行し、顧客企業のキーパーソンとの商談を獲得・提供するサービスです。
急成長企業を中心に営業の現場では、営業パーソンが日々何百件もの顧客アプローチ(メール/電話など)を行う必要があり、その膨大な業務量によって心身ともに疲弊している状況が常態化し、企業が共通して抱える深刻な経営課題となりつつあります。「日本の営業活動における無駄な時間を金額換算すると年間で約1兆円に上り、営業パーソンの61.3%が「直近1年間で燃え尽き症候群やメンタルヘルス不調を感じたことがある」と回答しているデータ(※5)も明らかとなっています。営業モデルの変革なしに限られた時間内で顧客一人ひとりのニーズやアプローチ方法を十分に精査するのは難易度が高く、適切ではない顧客に対し営業都合の画一的アプローチが行われるというような状況も起きやすい状況となっています。
『アポドリ』は、GPT・Claude・Geminiといった複数のLLM(大規模言語モデル)を独自に組み上げることで開発した営業AIモデルにより、顧客や商材を分析し、まるで優秀な営業パーソンのように営業活動を行います。企業が売上を拡大するには、これまで営業パーソンの人数を増やすしか方法が無かったのに対し、AIエージェント『アポドリ』を採用することで、営業パーソンの採用数や頑張りに依存せず売上拡大に取り組むことができます。
※5:HubSpot年次調査:日本の営業に関する意識・実態調査2023
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000037724.html
【サービス紹介動画】
【アポドリの機能特長】
①商談獲得のための業務をすべてまるごと完全遂行
リスト作成・アプローチ実行・活動管理・活動分析といった、商談獲得に関わるすべての業務を遂行します。従来営業パーソンに属人化していた、アプローチ施策企画や個社返信対応などもアシストします。
▶︎これまでの営業支援ツール
個別業務に対応していることが多く、一部の業務にしか活用できないため、営業パーソンは複数のツールを高度に使いこなす必要がある上に、営業実績へのインパクトは限定的。
②自社の営業業務プロセスに合わせたカスタマイズが可能
ターゲット・商材・施策・営業担当など用途別にAIをカスタマイズし、使うほど品質が向上していきます。Good/Badの評価をするだけで誰でも予備知識ゼロで活用。従来は属人化していた営業パーソン別のノウハウも、アポドリが学習することで汎用化し、営業組織全体の営業力向上を実現します。 ※AIに個人データが学習されることはありません。
▶︎これまでの営業支援ツール
あらかじめ決まった機能に限定されていることが多く、営業パーソンはツールに合わせて自社の業務プロセスを変える必要もありました。カスタマイズしようにもメンテナンスするための人材や予算が膨らみ、コストパフォーマンスに見合わないケースも少なくありませんでした。
③AIが実働した分だけ費用発生
利用量に応じた従量課金制のため、事業状況に合わせたコストコントロールが可能です。また、リード獲得・商談獲得・売上発生などの成果発生に応じた成果報酬型にも対応。売上拡大に貢献することを前提とした料金体系となっています。
▶︎これまでの営業支援ツール
利用量や成果発生に関わらず、固定費として月あたり数十万円の費用が発生。ツール提供企業と営業現場が共通の目的を追うことが難しくなっていました。
【お客様の声】
・株式会社Algoage 執行役員 チャットブースト事業部 事業責任者 兼 営業部門長 成田穂高 氏
「弊社では事業グロースに向け高い事業目標水準を達成すべく、エンプラ潜在層に向けたアウトバウンド営業を強化しておりました。営業代行会社を2社活用していましたが、再現性を持って商談創出ができておりませんでした。Algomatic社とお取り組みを開始し、初月から企業対10%を超える商談創出を実現していただきました。さらに、定量的なアプローチデータとCS担当者のアカウントプランニング戦略を適切にご提示いただき、再現性のある毎月安定した商談創出を実現できています。“『アポドリ』を使えば使うほどアポイント獲得の可能性が拓ける”という印象を持ちながら、営業活動を日々アップデートすることができています。」
・アーチーズ株式会社 代表取締役 加藤洋気 氏
「限られた予算とチームリソースで新規開拓をする必要があったのですが、アポイント紹介サービスや営業職の採用活動に苦戦していました。『アポドリ』を通してAIエージェントと協働することで、ターゲット企業で弊社サービスに興味があるキーパーソンとの商談の獲得を実現できたことに加えて、Algomatic社のCS担当者の信頼できる親身な対応のおかげで安心して営業手法のアップデートに取り組むことができています。」
・合同会社DMM.com EV事業部 副事業部長 ビジネス部門責任者 高橋知久 氏
「営業代行サービスを活用したアウトバウンドコールなどを試していましたが、なかなか思うような成果を得られず、アポイント獲得手法に課題感を抱えていました。『アポドリ』を試験的に導入し、AIエージェントによるカスタマイズアプローチを行ったところ、アポイント獲得率が約8倍に伸長。ターゲット企業の商談を短期間で獲得することができています。『アポドリ』を活用することで、顧客目線で本質的な営業活動に取り組む視点とその価値を再認識することが可能となり、今後も営業活動のパートナーとして頼りにしています。」
■ 今後の展望
2025年半ばまでをめどに『ネオセールス』シリーズとして、コンテンツ作成・提案強化・顧客フォローなど、企業の売上増加を支援する営業特化AIエージェントを連続リリースし、日本企業の企業価値向上を通じて日本の国際競争力回復を実現してまいります。
■ 事業責任者コメント
池田 晴紀(株式会社Algomatic 執行役員 ネオセールスカンパニーCEO)
「『ネオセールス』シリーズは、営業現場を助けるために立ち上げました。営業とは、悩む人の背中を後押しする“人間味溢れた価値ある仕事”だと確信しています。しかし、現実の営業現場は、ノルマのために機械的な業務に追われています。
AIに機械的な仕事は任せて、営業現場に人間味を取り戻しましょう。
『ネオセールス』では、自社営業組織が時代遅れになっている危機感を持つ企業様から多数ご相談を頂いております。今後も真に営業組織を良くしたいというビジョンを持つ企業様とともに、AI時代の営業モデルを創造していきます。」
■Algomaticについて
社 名 :株式会社Algomatic
所在地 :東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者 :大野 峻典
設 立 :2023年4月13日
事業内容: 大規模言語モデル等生成AI技術を活用した、サービスの開発・提供
URL:https://algomatic.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像