小児科医不在の町での「小児科オンライン」の貢献ー導入1年で「小児科医を身近に感じる」20%増ー
スマートフォンで小児科医に相談ができる遠隔健康医療相談「小児科オンライン」を運営する株式会社Kids Public(所在地:東京都千代田区 代表:橋本直也)は、2018年6月1日より埼玉県横瀬町(町長:富田能成)と連携し、地方における小児科医への相談窓口確保の施策として、小児科オンラインの提供を行なって参りました。この度、本施策導入後1年時点での効果検証の住民調査結果をまとめましたので、お知らせいたします。
■背景・調査概要
小児科医の地域偏在は喫緊の課題です。横瀬町のある埼玉県は医療ニーズを考慮した医師の偏在を示す医師偏在指標が小児科において全国ワースト2(埼玉県 79.0, 全国 104.9※1)となっています。そして横瀬町には小児科を専門とする医師が不在です。この現状への対策の一つとして遠隔健康医療相談「小児科オンライン」が導入されました。本事業によって、横瀬町の住民は無料で小児科医にスマートフォンからメッセージチャット、音声通話、動画通話を通して相談ができます※2。本事業の導入前と導入後1年時点において横瀬町で未就学児を育てる世帯へ対して質問紙調査※3を行い、結果を比較しました。
※1 出典:厚生労働省 医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会 2019年
※2 本事業は遠隔健康医療相談であり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。
※3 事前調査 回収期間 2018/5/10-2018/6/13 回収率 115/125=92%, 事後調査 回収期間 2019/5/27-2019/6/20 回収率 129/154=84%
■調査結果
1、お子さんの病気に関して相談できる小児科医が身近にいる 20%増加↑
導入後1年時点の調査で、上記の設問に対し、回答者123名のうち100名が「何かあったときに相談できる安心感を得られる」と回答し、64名が「行政が子育てや子どもの健康を支援してくれていると感じる」と回答しました。
■結果の解釈
今回の調査では、小児科オンライン導入1年後に住民の中で小児科医を身近に感じる割合が増加し、子どもの健康に関する疑問解決がよりなさていました。このことより、小児科医へのアクセス格差是正施策の一つとして遠隔健康医療相談が貢献しうる可能性が示唆されました。アンケート結果について当社の橋本直也 代表取締役は「小児科医を身近に感じることで、育児は孤独なものではないと感じてもらえたら嬉しい。今回の結果はオンラインでの接点であってもそれを実現できる可能性を示唆する意義深いものと感じている。」とコメントしています。
■横瀬町官民連携プラットフォーム(よこらぼ)
横瀬町では平成28年度より民間企業等から先進的なプロジェクトを提案してもらい、横瀬町が持つ資源と掛け合わせ地域活性化を図る、「官民連携プラットフォーム(通称:よこらぼ)」を運営しています。その「よこらぼ」で29番目に採択となったプロジェクトとして「小児科オンライン」を導入し、共同実証実験を行いました。横瀬町は、「小児科オンライン」サービスの導入により子育てに対する不安の軽減や安心感・満足感の向上を図るとともに、サービス導入前後でアンケートを実施し、子育てに対して感じる不安の変化などを評価し、“日本一子育てしやすい町”を目指します。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室
■ 所在地:東京都千代田区神田小川町1−8−14 神田新宮嶋ビル4階
■ TEL:03-4405-9862
■ E-Mail:contact@syounika.jp
■ 設立日:2015年12月28日
■ 代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
■ 事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
横瀬町子育て支援課 担当:坂本
■ 所在地:埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬4545番地
■ TEL:0494-25-0110
■ E-Mail:kosodate@town.yokoze.saitama.jp
小児科医の地域偏在は喫緊の課題です。横瀬町のある埼玉県は医療ニーズを考慮した医師の偏在を示す医師偏在指標が小児科において全国ワースト2(埼玉県 79.0, 全国 104.9※1)となっています。そして横瀬町には小児科を専門とする医師が不在です。この現状への対策の一つとして遠隔健康医療相談「小児科オンライン」が導入されました。本事業によって、横瀬町の住民は無料で小児科医にスマートフォンからメッセージチャット、音声通話、動画通話を通して相談ができます※2。本事業の導入前と導入後1年時点において横瀬町で未就学児を育てる世帯へ対して質問紙調査※3を行い、結果を比較しました。
※1 出典:厚生労働省 医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会 2019年
※2 本事業は遠隔健康医療相談であり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。
※3 事前調査 回収期間 2018/5/10-2018/6/13 回収率 115/125=92%, 事後調査 回収期間 2019/5/27-2019/6/20 回収率 129/154=84%
■調査結果
1、お子さんの病気に関して相談できる小児科医が身近にいる 20%増加↑
2、お子さんの病気に関する疑問を十分に解決できている 18%増加↑
3、横瀬町が「小児科オンラインfor横瀬町」を導入していることについてどう思いますか?
導入後1年時点の調査で、上記の設問に対し、回答者123名のうち100名が「何かあったときに相談できる安心感を得られる」と回答し、64名が「行政が子育てや子どもの健康を支援してくれていると感じる」と回答しました。
■結果の解釈
今回の調査では、小児科オンライン導入1年後に住民の中で小児科医を身近に感じる割合が増加し、子どもの健康に関する疑問解決がよりなさていました。このことより、小児科医へのアクセス格差是正施策の一つとして遠隔健康医療相談が貢献しうる可能性が示唆されました。アンケート結果について当社の橋本直也 代表取締役は「小児科医を身近に感じることで、育児は孤独なものではないと感じてもらえたら嬉しい。今回の結果はオンラインでの接点であってもそれを実現できる可能性を示唆する意義深いものと感じている。」とコメントしています。
■横瀬町官民連携プラットフォーム(よこらぼ)
横瀬町では平成28年度より民間企業等から先進的なプロジェクトを提案してもらい、横瀬町が持つ資源と掛け合わせ地域活性化を図る、「官民連携プラットフォーム(通称:よこらぼ)」を運営しています。その「よこらぼ」で29番目に採択となったプロジェクトとして「小児科オンライン」を導入し、共同実証実験を行いました。横瀬町は、「小児科オンライン」サービスの導入により子育てに対する不安の軽減や安心感・満足感の向上を図るとともに、サービス導入前後でアンケートを実施し、子育てに対して感じる不安の変化などを評価し、“日本一子育てしやすい町”を目指します。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室
■ 所在地:東京都千代田区神田小川町1−8−14 神田新宮嶋ビル4階
■ TEL:03-4405-9862
■ E-Mail:contact@syounika.jp
■ 設立日:2015年12月28日
■ 代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
■ 事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
横瀬町子育て支援課 担当:坂本
■ 所在地:埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬4545番地
■ TEL:0494-25-0110
■ E-Mail:kosodate@town.yokoze.saitama.jp
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