当社がインテリアコーディネートを担当した「バウス府中」モデルルームが、令和5年度 住まいのインテリアコーディネーションコンテストで事例分野 スタイリング部門 部門最優秀賞を受賞
「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」令和5年度 審査結果・受賞作品:
https://www.interior.or.jp/contest/coordination/prize.html
コンセプト
本作品は、中央日本土地建物株式会社が事業主となるマンション「バウス府中(住戸数全78戸)」のマンションギャラリー内のモデルルームコーディネートです。クライアントからは、府中という立地の歴史が感じられながらも働き盛りの世代に響く効率的な暮らしを実現できる住まいを、というご要望をいただき、歴史×現代をテーマに構築いたしました。
コンセプトは「Timeless JAPANDI」(JAPANESE×SCANDINAVIAN)。府中という立地が持つ、緑豊かで歴史のある土地柄と利便性の高さという両面の魅力を、日本の和に見られる”間”や自然との融合を重視する”詫び・寂び”に基づいたデザインと、北欧のシンプル且つ機能性を追求するデザインを融合することで表現しました。府中のランドマークとなる大國魂神社へのオマージュとして、「バウス府中」のマンション外観デザインのなかで用いられているルーバーを採用。日本の伝統的建築のディテールを現代的に再現しています。すっきりと片付いたシンプルでミニマルな空間は静謐な快適さを感じさせながら、柔らかな質感と温かみのある木・和紙・タイルなどの質感が住まう人を優しく包み込むようなインテリアを目指しました。
「バウス府中」モデルルーム 事例紹介ページ:
https://www.cosmosmore.co.jp/works/works243/
審査員の評価コメント
インテリアコーディネートとは、クライアントの要望やニーズを満たしながら、バランスの取れた、魅力的で機能的な空間を作り出していくことである。今回の事例は、明るい色合いや自然素材が、温かみを感じさせ、ミニマルなデザインやレイアウトが、効率的な生活をサポートし、クライアントの暮らしを心地よいものにしている。一見シンプルに美しくまとめられたコーディネートに見えるが、そこにはプロならではの遊び心が見受けられる。リビングには、侘びや寂びと深い関係がある、日本の伝統的な庭園スタイルの一つである、枯山水を模したような空間が作りだされている。クッションカバーをはじめ、水流を模した砂や小岩、苔が配置された庭園を思わせるアイテムが選定され、細やかなこだわりが感じられる。和のエッセンスが、北欧インテリアと融合し、シンプルで洗練されたスタイリングとなっている。インテリアコーディネートの楽しさが表現され、評価に繋がった。
住まいのインテリアコーディネーションコンテスト 概要
公益財団法人インテリア産業協会が主催するインテリアコンテスト。2012年から毎年開催されており、ライフスタイルへの洞察に溢れ、時代性を上手に取り込んだインテリアコーディネーションを表彰しています。施工事例、スタイリング事例を対象とする「事例分野」、自由な発想の広がりを期待する「課題分野」の2分野で募集し、受賞作品にはそれぞれ、経済産業大臣賞、製造産業局長賞、インテリア産業協会会長賞、インテリア産業協会会長賞、部門最優秀賞、部門優秀賞、特別審査員賞が贈られます。当社は令和元年度 住まいのインテリアコーディネーションコンテストでも「経済産業⼤⾂賞」を受賞しています。
「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」公式サイト:
https://www.interior.or.jp/contest/coordination/index.html
当社作品過去受賞歴(令和元年度 経済産業大臣賞「New Luxury」):
https://www.interior.or.jp/contest/coordination/prize_r1.html
株式会社GOOD PLACEについて
GOOD PLACE(旧コスモスモア URL:https://www.cosmosmore.co.jp/)は、リクルートグループのリフォーム事業を担う会社として1990年に設立。その後、親会社のコスモスイニシア(東証スタンダード.8844)と共に2013年に大和ハウス工業(東証プライム.1925)のグループ企業となりました。「Make a GOOD PLACE」をブランドコンセプトに、オフィス事業や総務アウトソーシング事業、リノベーションをはじめとする建築事業を展開し、働く場や集う場などさまざまな領域において、より良い場づくりを目指しています。2024年1月に株式会社コスモスモアから株式会社GOOD PLACEへ商号を変更いたしました。
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