Z世代の働き方について肯定的な意見は約9割/日本国内のZ世代の働き方と副業に関する意識調査

日本国内のZ世代の働き方と副業に関する意識調査

アクシス株式会社

2024年7月30日 09時00分

アクシス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：末永雄大）が運営する転職・キャリアノウハウメディア「すべらない転職」は、日本国内で働く10代から60代300名を対象に、Z世代の働き方に関する意識調査を実施しました。

調査背景

「Z世代」と呼ばれる新しい世代が社会で働き始めたことにより、Z世代の働き方が今注目をされています。

Z世代の働き方には賛否両論ありますが、Z世代の働き方に対する社会の反応の実態を把握するための調査を行いました。

また、Z世代の働き方の特徴の1つである「副業」についての意見を調査しました。

※「Z世代」とは、1990年代後半から2000年代に生まれた世代のことです。

主なトピックス

・Z世代の働き方に肯定的と回答した人は89％。

・働く時に重視していることで「長時間、安心して働けること」と回答した人は52％、「仕事に見合った報酬」と回答した人は53％。

・仕事よりプライベートの方が大事と回答した人は75％。

・副業やフリーランスについて肯定的と回答した人は98％。

・何かしらの副業を行なっていると回答した人は92%。

調査結果詳細

1. Z世代の働き方についてどう思いますか？

・肯定的　266名(89％)

・否定的　34名(11％)

2. 1の回答にした理由に近いものはどれですか？

・ワークライフバランスを重視しているのが良いと思う　171名(57%)

・多様性を重視しているのが良いと思う　104名(35％)

・コスパ・タイパを重視しているのが良いと思う　88名(29％)

・テクノロジーを活用した効率的な仕事スタイルが良いと思う　68名(23%)

・対面コミュニケーションを避けていると思う　26名(9％)

・チャレンジ精神がないと思う　23名(8％)

・転職へのハードルが低いと思う　22名(7％)

・過度なフィードバックを求める姿勢が成長の妨げとなると思う　12名(4％)

3. 働く時に重視することは何ですか？

・仕事に見合った報酬　158名(53%)

・長期間、安定して働けること　155名(52%)

・やりがい　105名(35%)

・自己成長に繋がるかどうか　80名(27%)

・個人の裁量　38名(13%)

・チャレンジできる環境が整っている　34名(11%)

・他人から認められているか　25名(8%)

・会社、組織への貢献　17名(6%)

・昇進　13名(4%)

4. プライベートと仕事どっちが大切ですか？

・プライベートの方が大切　82名(27％)

・どちらかというとプライベートの方が大切　144名(48％)

・どちらかというと仕事の方が大切　67名(22％)　

・仕事の方が大切　7名(3％)

5. 副業やフリーランスについてどう感じますか？

・肯定的　295名(98%)

・否定的　5名(2%)

6. 副業を行なっていますか？

・している　275名(92％)

・していない　25名(8％)

7. 6の回答で「している」と回答した方は、具体的にどんな副業を行なっていますか？

・アンケートモニター　152名

・ポイントサイト　136名

・フリマアプリ　76名

・データ入力　53名

・アフィリエイト　14名

・Webライティング　43名

・動画、SNS配信　11名

・単発アルバイト　21名

・株式投資　50名

・FX　11名

・暗号資産　11名

など

代表取締役　末永雄大のコメント

今回の調査結果では、ほとんどの人がZ世代の働き方に好感を示していることが分かりました。Z世代の働き方になぜ肯定的であるのかという理由では、半数を超える57％の人が「ワークライフバランスを重視しているのが良い」と回答しました。

また、働く時に重視することとして多かった回答は「仕事に見合った報酬」と「長期間、安定して働けること」でした。プライベートと仕事のバランスでは、約7割の人が仕事よりプライベートを優先したいと回答しました。

副業については多くの人が肯定的だと回答し、9割の人が実際に行なっていると回答しました。今回の調査では、副業の種類については自宅で出来るものが中心で、事前準備の必要がいらないものが人気のようです。

他世代の人達もZ世代の新たな働き方に好感を持っている人が多く、実際にZ世代の働き方を行なっている人が多いと考えられます。企業はこれからZ世代の働き方に合わせた社内環境を整えていく必要があるのではないかと思います。

まとめ

・Z世代の働き方に肯定的な人は約9割と、大半の人はZ世代の働き方に好感を持っている。

・半数以上の人がワークライフバランスを重視し、プライベートを大切にしている。

・副業についてもほとんどの人が肯定的であり、実際に副業を行なっている人は9割を超える。

調査概要

調査名：日本国内のZ世代の働き方と副業に関する意識調査

調査対象：日本国内の就業経験がある10代〜60代の男女 300名

調査年月：2024年7月21日

調査機関：自社調べ

調査方法：インターネット調査（クラウドワークス）

有効回答数：300名

回答者の年齢構成：10代：1名、20代：43名、30代：145名、40代：73名、50代：29名、60代：9名

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