電通開発のZ世代向けコミュニティサービス「サークルアップ」の経営権を取得
大学1~2年生向けのキャリア支援の強化及びZ世代向けマーケティング領域に事業拡大
サークルアップは2013年にサービスを開始し、大学1〜2年生を中心に390大学4,100を超える学生コミュニティが登録するサービスです。
当社が本サービスの経営権を取得することで、包括的業務提携を締結しているNPO法人エンカレッジとの連携が可能になります。サークルアップとの連携を通じて、エンカレッジは現在抱える大学3〜4年生を中心とした10万人以上の会員だけでなく、大学1〜2年生を中心とした低学年向けのキャリア支援を強化。当社は企業の採用支援及び学生のキャリア支援だけでなく、Z世代に向けたマーケティング支援へと事業領域を拡大させます。
なお、本サービスの運営は大学生向けプロモーションを専門に行う株式会社ユーキャンパス(本社:東京都港区、社長:渡部陽)が行います。
■通年採用解禁で低学年へのキャリア支援が急務に
エンカレッジの調査(2022年6月実施_23卒学生対象 N =817)によると、採用活動が解禁される6月1日以前に企業からの内定を獲得している学生は82.3%となりました。制度上も、2025年卒の就活から、職場体験など条件を満たすインターンシップに参加した学生の情報を、採用選考に利用することが認められることになり、採用活動は「通年採用の時代」へと突入しています。
大学1~2年生からインターンへ参加し、さまざまな企業と接点を持つ学生が増える一方で、日本の大学では、1〜2年生からのキャリア支援が十分でない実情があります。
そこでNPO法人エンカレッジと連携し、この度経営権を取得したサークルアップを通じて低学年へのキャリア支援を強化してまいります。具体的には、サークルアップに搭載されている「オファー機能」を活用して、エンカレッジ主催のキャリア相談会などをご案内します。
サークルアップでは学生がオファーに応えることで、所属するコミュニティの活動資金などに換えられる「サークルポイント」がもらえるため、エンカレッジはキャリア支援と課外活動(通称:ガクチカ)の支援を同時に行うことが可能になります。
■高まり続けるZ世代向けのマーケティングニーズ
また、これまで当社は企業の採用活動及び学生のキャリア支援事業を行ってまいりましたが、本サービスの経営権取得を機にZ世代向けのマーケティング支援も行ってまいります。次世代マーケットの中心として注目されるZ世代ですが、これまで当社の会員は大学3〜4年生に偏ってしました。サークルアップを取得したことで、会員の幅が大学1〜4年生へと拡大することから、今後はリクルーティングだけでなく企業の幅広いニーズにお応えすることが可能になります。具体的には、月額無料・完全成果報酬でサークルアップの会員へとアプローチできる企業向け商品を開発し、提供して参ります。
今後のサークルアップ×RECCOO×エンカレッジによる展開にご注目ください。
サークルアップ
2013年に、電通若者研究部が開発しサービス開始。2014年にグッドデザイン賞 ビジネスモデル部門を受賞。
2020年12月にリクルーティング支援サービスとしてリニューアル。企業からのオファーに応えることで、サークル活動費などに交換できる「サークルポイント」が得られるサービスとして、現在390大学4100を超えるコミュニティーが登録。
キャリア教育支援NPO法人 en-courage(エンカレッジ)
2014年に、京都大学の学生たちが「キャリア教育による日本の変革」を掲げて立ち上げたNPO団体「en-courage」。設立8年で全国47都都道府県、113大学に支部を持ち、10万人以上の学生会員が所属する日本最大級のキャリア教育支援NPO法人へと成長。
https://app.en-courage.com/
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