数万件の一次データから、SEO記事で狙うキーワードを需要順に自動抽出。「AXer」の新リソースとして提供開始
担当者の経験と汎用ツールに頼っていたキーワード選びを、実際に寄せられた顧客需要から決める。書く前に差別化の根拠がそろう状態へ。
株式会社アイトリガー(本社:東京都新宿区、以下アイトリガー)は、マーケティングAX支援サービス「AXer」において、企業に蓄積された数万件規模の一次データからSEO記事で狙うキーワードを需要順に自動抽出する仕組みを、2026年7月より提供開始します。大量の実績データを持ちながらコンテンツ施策に活かせていない企業に向けたものです。交通・観光関連事業を展開する企業(社名非公開)の支援で構築・運用を開始しました。マーケティングAXの考え方に沿って、自社に眠るデータを記事戦略の起点に変える取り組みです。

なぜ「データからキーワードを決める」仕組みを開発したのか
アイトリガーは、交通・観光関連事業を展開する企業(社名非公開)のマーケティング支援の中で、SEO記事のキーワード選定が担当者の経験と汎用キーワードツールに依存している状態を確認しました。
記事のテーマを1本出すたびに調査へ時間がかかり、そのキーワードに自社の強みがあるかどうかは、最終的に勘で判断されていました。高関与で検討期間の長い商材ほど記事の量産が必要になりますが、テーマ出しの負荷と差別化根拠の弱さが、コンテンツ施策を続けるうえでの痛点になっていました。
そこでアイトリガーは、同社に蓄積された数万件規模の見積もり実績データを正規化する集計APIを構築し、出発地・利用目的・車種などの掛け合わせから需要スコアを付与する設計を組み立てました。社内の運用に耐えると判断できたことを受け、初回100記事分のキーワード戦略表を確定し、同型の課題を持つ企業へAXerの新リソースとして提供を開始します。
実際の顧客需要を、記事戦略の起点に据える
アイトリガーが置いている考え方はシンプルです。記事のキーワードは、ツールが返す検索ボリュームからではなく、自社に実際に寄せられた需要から決める。この一次データを記事戦略の起点に据えることで、次の3つの変化が生まれます。
① キーワードの根拠が「勘」から「需要順」に変わる
集計APIが見積もり実績を正規化し、出発地・利用目的・車種などの掛け合わせごとに依頼件数の分布を集計します。そこに需要スコアを付与することで、需要スコア付きのキーワード候補を300本超、機械的に抽出できます。担当者の経験に依存していた候補出しが、実際の需要が大きい順に並んだ状態から始められます。
② 書く前に、差別化の根拠がそろう
抽出された各候補には、記事に入れられる一次情報(該当セグメントの車種構成比、行き先の傾向、相談が多い月など)が紐づきます。他社が持っていない自社データを最初から手元に置いて執筆に入れるため、テーマが決まった時点で差別化の根拠がある状態になります。
③ ネタが枯渇しない運用に変わる
掛け合わせからキーワードが体系的に生成されるため、テーマ出しが属人的な発想に左右されません。
月100本のペースでも1年分の候補が枯渇しない試算で、量産を止めずに続けられます。
なお本仕組みは、単体のSaaSツールとして提供するものではありません。AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社のデータ基盤に合わせて実装します。一次データを扱うため、データの取り扱いやセキュリティ要件は各社の環境に合わせて設計します。
「眠っている一次データ」を意思決定の起点に変える
これは単なるキーワードツールの改善ではありません。自社に蓄積されながら活用しきれていない一次データを、意思決定の起点に変えるという設計の実証です。AXerは、人・ツール・ノウハウで業務フローそのものを設計・構築・運用するマーケティングAXのリソースです。
担当者の経験と汎用ツールでキーワードを探すフローから、自社の顧客データが需要順にテーマを差し出すフローへ。今回の貸切バス事業での実装をひな型に、大量の実績データを持つ企業へ順次提供を開始します。完成したパッケージではなく、各社の保有データと課題に合わせて組み替える前提です。キーワード整理やデータの棚卸しといった課題整理の段階からご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AiTRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
URL:https://aitrigger.co.jp/
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