FDM方式3Dプリンタ材料「ULTEM1010」、食品業界でより安全な使用が可能に
日本食品衛生協会「合成樹脂一般規格試験」で適合判定を取得しました
ストラタシスFDM方式3Dプリンタの樹脂材料のひとつであるULTEM 1010 resin(*1)は、ポリエーテルイミド(PEI)グレードの最もポピュラーな熱可塑性樹脂のひとつです。耐熱性、耐薬品性、高い引張強度を有し、嵌合や組み立て、機能テスト、冷却固定具な幅広い用途にご利用いただけます。
ULTEM 1010 resinの食品業界での使用にあたっては、米国における食品接触認証「NSF51」を取得しているULTEM 1010 CG resinがラインナップにございますが、日本国内での使用において、日本の安全基準についても取得を望む声をお寄せいただいておりました。この度、そのご要望にお応えし、ULTEM 1010 resinは、飲食による健康被害の発生を防止するための法律「食品衛生法」に基づいた日本食品衛生協会の「器具及び容器包装の規格試験」(*2)の「合成樹脂一般規格試験」にて適合と判定(*3)されましたので、ここにお知らせいたします。これにより、食品業界における容器、食品が直接当たる押し型、食品と直接接触する生産ライン上の生産治具などに本判定を得た材料をご利用いただけます。
※1 ULTEMはSABICの登録商標です
※2 食品衛生法での器具・容器包装またはこれらの原材料の材質別規格
※3 取得番号:第AA23-13-03336号、取得日:2023年9月13日
ストラタシスについて
ストラタシスは航空宇宙、車載、コンシューマ製品、ヘルスケアなどの産業向けの革新的な3Dプリンティング・ソリューションを提供し、アディティブ・マニュファクチャリングへのグローバルな移行をリードしています。スマートなコネクテッド3Dプリンタ、ポリマー材料、ソフトウェア・エコシステム、オンデマンド・パーツ造形サービスを通じて、ストラタシスのソリューションは製品バリューチェーンの各ステージで競争面での優位性を提供します。世界をリードする企業や組織がストラタシスのソリューションを活用し、製品設計のトランスフォーメーション、製造やサプライチェーンの迅速化、患者ケアの向上を実現しています。
ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。
ストラタシスの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/、ストラタシスのブログ(https://www.stratasys.com/explore)、Twitter(https://twitter.com/stratasys)、LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/stratasys/)、Facebook(https://ja-jp.facebook.com/stratasysJP/)をご覧ください。ストラタシスは、SECのレギュレーションFDに基づき、当社のウェブサイトを含む前述のいずれかのソーシャルメディア・プラットフォームを利用して、重要な非公開情報を共有する権利を留保します。ストラタシスは、適用される法律で必要かつ義務付けられている範囲において、かかる情報を当社の開示書類に含めることもあります。
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