離島のゴミを資源に。石垣島のマグロ漁具を使ったサングラスを新宿高島屋で店頭限定販売

アップサイクルプロジェクトに活用する釣り糸の回収も実施

amu

廃棄漁具のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤広大、以下amu)は、沖縄・石垣島で回収された漁具を原料にした新製品「amuca®サングラス Ishigakijima Model」を販売します。本製品は、石垣島のマグロ延縄漁で使用されたテグスを再資源化してフレームの原料に活用した数量限定モデルです。 

離島における廃棄物処理の課題解決や、漁業者の産廃処理コストの低減を目指して、石垣島のゴミ問題の解決を目指す株式会社ソルトラボ石垣島(以下、ソルトラボ石垣島)と協業し、本製品を開発しました。製造については、福井県鯖江市で行っています。

 2025年11月14日(金)〜17日(月)に新宿高島屋タイムズスクエア8階で開催されるPOPUPイベント「Fish Hook FES’25」にて本製品を数量限定で販売します。会場では、漁網由来ナイロンのamuca®生地を一部に使用したTシャツの予約販売や、釣り糸回収も実施いたします。 

今後もamuはさまざまな廃棄物をアップサイクルしたプロダクトを開発・販売することで、地域の廃漁具の再資源化を目指してまいります。

石垣島のマグロ漁具からできたサステナブルなサングラス。新宿高島屋にて数量限定で販売

「漁具から、価値の常識をひっくり返す。」をミッションに、廃漁網の回収・リサイクルに取り組む漁網アップサイクルベンチャー amuは、沖縄・石垣島で回収された漁具を原料にした新製品 「amuca®サングラス Ishigakijima Model」 を販売します。

本製品は、石垣島でマグロ延縄漁で使用されていたテグスを再資源化したamuca® PA をフレーム部分に採用しています。フレームの成形・仕上げは、眼鏡の世界的な産地として知られる福井県鯖江市で行いました。

離島のゴミ問題の解決に向けて、石垣島の資源循環に挑む企業と連携

四方を海に囲まれた離島では、最終処分場の不足や処理施設の老朽化が深刻化しています。ごみ処理施設の整備や維持管理には莫大なコストがかかり、本土に比べて処理費用が約4〜5倍にのぼるケースも報告されています。廃棄物を本土へ運搬する場合海上輸送費が発生するため、島内で完結する資源循環の仕組みが求められています。

石垣島でも同様に、使用済み漁具は分別・再資源化が難しく、これまで多くが産業廃棄物として処理されてきました。焼却処理を行うことでCO2も排出されます。また、処理費用は漁業者の負担となっています。

amuはソルトラボ石垣島と協業し、島内での回収・分別・再資源化を一貫して行う仕組みを構築しました。この取り組みにより、従来は「ゴミ」とされていた漁具が「地域資源」へと生まれ変わり、漁師にも環境にもやさしい持続可能な循環モデルを石垣島で確立することができます。

漁具からのアップサイクルストーリーが見えるサングラス

繊細な設計技術と精密な成形ノウハウによって、軽量性とフィット感を両立した「amuca® サングラス Ishigakijima Model」

丸みのあるボストン型と直線的なウェリントン型を融合したデザイン。柔らかさと知的さを併せ持ち、顔なじみが良く上品な印象を与える万能なサングラスフレームに仕上げました。

海洋プラスチックの課題を“機能とデザイン”の両面から見つめ直す、サステナブルな新しいアイウェアです。

本製品にはトレーサビリティを可視化するQRコード付きの「amuca®タグ」が付属しています。石垣島の海でマグロをとるための漁具が再資源化され、製品として手元に届くまでのプロセスを、スマートフォンやタブレットなどで知ることができます。

商品概要

■カラー:3色(BLUE・BLACK・BROWN)

■販売数量:BLUE・BLACK 各9本、BROWN 4本(計22本)

■スペック:調光・偏光レンズ

サステナブルを“見える形”に。amuca® Fabricを採用した限定コラボTシャツを販売

本イベントでは、株式会社Fish Hook(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役CEO:竹田 亮士、以下 Fish Hook)とのコラボTシャツの予約販売と釣り糸回収プロジェクトを実施します。

Fish Hookは、“未来に美しい自然環境と夕日をプレゼントしよう。”をミッションに掲げ、 釣りを楽しみながら環境保全に取り組むブランドです。

コラボレーションの背景

日本初のトラウトフィッシングとアウトドア用品専門オンラインストアとして、釣りと暮らしがなめらかに共存する世界をデザインする、新しいライフスタイルを提案しています。

自然を想い、行動するその姿勢に、amuが掲げる理念「Nothing is Worthless(いらないものはない世界をつくる)」が共鳴し、本コラボレーションが実現しました。

廃漁網から生まれた「amuca® Fabric」

本コラボレーションTシャツには、廃漁網から生まれたリサイクル生地「amuca® Fabric」を採用しています。 「amuca® Fabric」は、漁具の回収から再資源化・生地化までを一貫して管理し、 どの地域の漁具がどのように生まれ変わったのかを可視化したリサイクル生地です。

背面の「amuca® タグ」をスマートフォンで読み取ると、素材となった漁具の回収地や提供者、再生工程などのストーリーを確認できます。

「amuca® Fabric」は、単なるリサイクル素材ではなく、“つくり手の想い”を伝える新しいブランド体験を届けるためのマテリアルです。

 フィールドから日常までをつなぐデザイン

今回のFish HookとのコラボレーションTシャツは、 釣りやアウトドアのフィールドだけでなく、 街でのお出かけや日常のシーンにも自然に馴染むデザインです。

シンプルながらも存在感のあるシルエットと、心地よい着心地を両立させ、どんな場所でも自分らしく過ごせる一枚に仕上げました。

デザイン性と環境配慮の両立を目指し、 “見た目の良さ”の中に、持続可能なものづくりへの想いを込めています。

本製品は、Fish Hookが運営するオンラインストアにて期間限定で予約販売を実施します。

 イベント当日は、各カラー・サイズのサンプルを展示し、実際に試着も可能です。

商品概要

■カラー:2色(WHITE・BLACK)

■サイズ:S・M・L・XL

■オンラインストア予約販売受付期間:2025年11月14日10:30~2025年12月15日23:59

■お届け時期:2026年春

 釣り糸回収プロジェクトも同時開催

今年の4月に開催された「Fish Hook Spring Collection’25」で好評を博した釣り糸回収プロジェクトを、本イベントでも実施します。 前回に回収した糸はアップサイクルし、カラビナとして製品化しました。今回回収する釣り糸も、今後のamuとFish Hook社によるコラボレーション商品として新たな製品開発へとつなげていきます。使えなくなった釣り糸をリサイクル素材として再活用することで、環境負荷の軽減と新しい価値創造の両立を目指します。

会場には素材別に4種類の回収BOXを設置します。(ナイロン、PE、ポリエステル、フロロカーボン)

※回収するにあたって、以下の注意点をご確認ください。下記の条件を満たさないものについては、回収できずにお持ち帰りいただく場合がございます。

<回収時のお願い>

・釣り針やサルカン、スナップなどの金属類は取り除いてください。

・汚れや臭いなどが付着していると不純物が混じる可能性があるため、水洗い・乾燥のうえお持ちください。

・釣り糸の素材ごとに分別してご持参ください。

出展概要

会期:2025年11月14日(金)〜17日(月)

営業時間:10:30〜19:30

会場:新宿高島屋タイムズスクエア 8階 紳士服・スポーツ・アウトドアフロア/東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号 (詳細は館内案内をご確認ください)

内容:サングラス・Tシャツ販売/釣り糸回収/展示・活動紹介

アクセス: 

・JR「新宿駅」新南改札・ミライナタワー改札より徒歩2分 

・都営新宿線・都営大江戸線・京王新線「新宿駅」より徒歩5分 

・東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」より徒歩3分(地下1階地下鉄口直結)

・バスタ新宿より徒歩2分

詳細:https://www.fish-hook.net/blogs/ニュース/fish-hook-fes25

ソルトラボ石垣島 会社概要

社名:株式会社ソルトラボ石垣島

本社所在地:〒907-0002 沖縄県石垣市字真栄里1111-208

代表取締役兼社長:藤本 健

事業内容:アップサイクル事業/レンタカー事業/飲食店経営/製塩事業

設立:2018年 2月

HP:https://iriomote-salt.com/

株式会社Fish Hook 会社概要

社名:株式会社Fish Hook

本社所在地:〒336-0033 埼玉県さいたま市南区曲本1-8-12-5

代表取締役CEO:竹田 亮士

事業内容: ECサイト「Fish Hook」の運営、イベント企画・運営、製品開発・プロモーション支援事業

設立:2023年 2月

HP:https://fish-hook.jp/

オンラインストア:https://www.fish-hook.net/

オンラインストア (EN):https://www.fish-hook.net/en

「廃漁網アップサイクルベンチャー」amu株式会社について

全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルして価値ある製品を生み出す、宮城県気仙沼市発の廃漁網アップサイクルベンチャーです。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに世の中のゴミ、無価値とされているものを再資源化して新たな価値を吹き込みます。

会社概要

社名:amu株式会社

本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25

代表取締役CEO:加藤 広大

出資元:ANRI株式会社/UBE株式会社/株式会社ANOBAKA

事業内容:廃漁網の回収、プロダクト開発販売

設立:2023年5月

HP:https://www.amu.co.jp/

ブランドサイト:https://amuca.world/

ブランドサイト(EN):https://amuca.world/en

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会社概要

amu株式会社

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URL
https://www.amu.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
宮城県気仙沼市南町2-2-25
電話番号
-
代表者名
加藤広大
上場
未上場
資本金
1010万円
設立
2021年09月