株式会社ニュウジア、Sora・Veo等と並ぶ世界5大映像生成AIの一角「Vidu」を日本市場へ
生数科技と日本市場における業務提携契約を締結。VBenchで実証済みの世界トップクラス性能を、エンタープライズ特化型で国内企業へ提供開始
株式会社ニュウジア(本社:東京都中央区、代表取締役:柏口之宏、以下「ニュウジア」)は、先進的な生成動画プラットフォーム「Vidu」を開発・運営する生数科技(Shengshu Technology)と、日本市場における業務提携契約を締結しました。

本提携により、ニュウジアは Viduのエンタープライズ専用AIエンジンを活用し、商用利用に最適化された映像生成ソリューションを「NIUSIA AI STUDIO」として国内企業向けに展開します。
「NIUSIA AI STUDIO」詳細ページ:https://www.niusia.co.jp/ai-studio/
「Powered by Vidu × NIUSIA」紹介ページ:https://www.niusia.co.jp/vidu/
背景と目的
生成AIの進化により、映像制作の現場では「短納期・高品質・大量出力」が求められています。
一方で、多くの企業では次のような課題を抱えています。
プロンプト操作やモデル設定の煩雑さ 一貫性を保ったキャラクターやブランド表現の難しさ ガバナンス・著作権・情報管理への懸念
ニュウジアはこれらを解決するために、Viduの内部向けハイエンドモデル群を用い、企業現場で安心して使える映像生成AIとして再設計。
企業が“創造に全集中”できる環境を整備します。
本提携がもたらす市場インパクト
制作コストと時間の劇的な削減
AI映像生成の導入により、従来の映像制作と比較して最大70〜90%のコスト削減が実現可能です。 実際に、Viduの技術は「Venom: The Last Dance」(ソニー・ピクチャーズ)の映像制作で活用され、 従来2か月を要した制作期間をわずか1週間に短縮しました。

中小企業への映像制作の民主化
これまで大規模な予算を持つ企業にしか実現できなかったハリウッド品質の映像制作が、 中小企業でも手の届く価格帯で可能になります。 プロンプト不要のワークフロー設計により、専門知識がなくても高品質な映像を量産できる環境を提供します。
拡大する国内市場への対応
日本国内の動画コンテンツビジネス市場は2024年度で約1兆円規模に達し、今後も成長が見込まれています。特に企業の動画マーケティング、 社内コミュニケーション、採用活動などにおける映像活用のニーズは急速に拡大しており、 効率的かつ高品質な映像制作ソリューションへの需要は高まる一方です。
※Source:株式会社矢野経済研究所「動画コンテンツビジネスに関する調査(2024年)」
https://www.yano.co.jp/market_reports/C66107400
提携のポイント
1. プロンプト不要のワークフロー設計
ニュウジアが企業ごとの要件をヒアリングし、テンプレート化された生成設定をプリセット。
担当者は素材やナレーションを投入するだけで、最適なビジュアルを自動生成できます。
2. エンタープライズ専用AIエンジンを使用
一般ユーザー向け(B2C版)とは異なり、社内専用の高精度AIエンジンを利用。
安定性・再現性・表現力のすべてを最大化し、テレビCM・ブランドムービー・ショートアニメなど、商用品質の生成を可能にします。
3. キャラクター・ブランドの一貫性保持
Viduの特徴である「Reference2Video」技術により、最大7枚までの参照画像を入力して同一キャラクターを高精度に再現。
ブランドキャラクターや人物の継続登場が求められる広告・ドラマ・SNS配信において強みを発揮します。
4. API連携による社内システム統合
Viduの API/MaaS(Model as a Service) をニュウジアが導入支援。
DAM・CMS・編集ツールとの自動連携が可能で、定常的な動画生成ラインの構築にも対応します。
5. “長尺・高一貫性・高ダイナミクス”の映像生成
Viduは最新モデルで、長尺動画(8秒以上)でもキャラクターや動作の整合性を維持できる構造を採用。
カメラワークやアクションシーンの“動きの滑らかさ”に優れ、映画予告編・ミュージックビデオ・観光PRなどダイナミックな演出を伴う制作案件にも対応可能です。

「Vidu」の世界的ポジション
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生成動画AI分野で急成長を遂げる Vidu は、2023年の創業からわずか2年で 世界200か国・地域に展開。
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サービス開始から 100日でユーザー数1,000万人を突破、累計で 3億本以上の映像を生成。
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同社の技術力と生成スピードは、世界トップクラスの評価を受けています。
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マルチモーダル生成に関する国際論文を30本以上発表。
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世界初となる Diffusion Transformer融合アーキテクチャ「U-ViT」 を提案。
─ この構造は、OpenAI「Sora」が採用する DiTアーキテクチャよりも早期に発表され、
Stable DiffusionやOpenAIなど主要企業にも参照されています。 -
ソニー・ピクチャーズ「Venom: The Last Dance」 の映像制作にも採用。
─ 従来2か月を要していた映像制作を わずか1週間に短縮。
─ 世界的エンターテインメント企業にも認められた 生成品質と生産効率 を実現しています。
こうした実績により、Viduは Runway・Pika・Sora・Veoと並ぶ世界5大映像生成AIの一角として評価されており、
日本市場においても商用映像分野での活用拡大が期待されています。
AI映像生成モデル(Sora2 、Veo3、Runway Gen-4、Kling 2.1)
主要機能比較

🏆 Vidu の差別化ポイント
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キャラクター一貫性 業界最高レベルの7枚参照対応
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エンタープライズ特化 B2B専用エンジンで安定供給
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生成速度 4秒動画を10秒以内で生成
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コスト効率 4分銭/秒の低コスト目標
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VBenchスコア Runway・Soraを上回る実証済み
技術ベンチマークで立証済:Vidu の位置づけ
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「どれだけ見栄えが良くても、制作現場では“隠れ性能”が本物を決める」 ─ 同社が掲げる開発哲学。
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最新版 Vidu Q1 モデル は、映像生成ベンチマーク VBench-1.0 / VBench-2.0 において、Runway や OpenAI Sora を上回るスコアを記録。
─ 品質・整合性・物理認知の各指標で、最先端モデルとしての優位性を証明。 -
Vidu 2.0 バージョンでは、
─ 4秒映像を10秒以内で生成可能という高速化を達成。
─ 生成コストは4分銭/秒(業界平均の約半額以下)を目指す大幅な効率化を公表。Source: https://finance.sina.com.cn/tob/2025-01-16/doc-inefcmak7582631.shtml?utm_source=chatgpt.com
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APIモードの解放と百度プラットフォームとの連携により、映像生成技術の組み込み可能性”を強化。
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米国アニメ制作スタジオとの連携事例も進行中で、グローバルな応用範囲を見据えた展開が始まっています。
このような技術実績・運用実証を背景に、ニュウジアはViduの力を“日本企業の創造現場”に最適化して提供します。
セキュリティと著作権への配慮
Viduはユーザーがアップロードした素材をAI学習に用いないことを公式に明示しており、企業固有データの秘匿性を担保します。
また、本提携では学習データの権利適合性に関する合理的注意義務や、通信・保管の安全管理/SLAを契約条項で担保。日本法令・社内ガバナンスに沿った権利帰属の明確化と運用監査まで、ニュウジアが一貫してサポートします。
導入メリットまとめ
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プロンプト不要・成果物保証型の制作プロセス
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高速・大量生成によるコスト最適化
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同一キャラ・ブランドでの継続展開が容易
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法務・権利・ガバナンス対応済み運用
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社内システムへのAPI統合による自動化
代表コメント(株式会社ニュウジア 代表取締役 柏口之宏)
「この提携は、日本の映像制作業界にとって歴史的転換点となります。
これまで一部の大企業や専門スタジオしか実現できなかったハリウッド級の映像制作が、中小企業でも、さらには個人事業主レベルでも可能になる時代が到来します。
Viduは単なるツールではなく、日本企業の創造性を解放し、グローバル競争力を高める戦略的パートナーです。
ニュウジアは、この革新的技術を日本市場に最適化し、誰もが安心して使える形で提供することで、日本発の新しい映像文化の創造に貢献してまいります。」
Vidu(生数科技)について
生数科技(Shengshu Technology)は、2023年設立の生成AI企業で、マルチモーダルAIの研究開発をリード。
同社の提供する「Vidu」は、Text2Video/Image2Video/Reference2Video/Start-End Frame制御などを備え、世界200か国以上で利用されています。
技術的根拠に裏付けられた生成品質と高速性能により、世界の制作現場で活用が広がっています。
B2C向け公式サイト:https://www.vidu.cn/
※記載の会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
※提供内容・機能・価格は、契約条件や市場環境により変更となる場合があります。

創造を支えるのは、速さだけではありません。権利配慮・情報管理・一貫性――現場が求める“見えない条件”を、私たちは技術と運用で満たします。
エンタープライズ専用エンジンとAPI統合により、社内ワークフローへ安全に組み込み、量産してもブレない画づくりを日常化。
「使えるAI」が文化を前進させる。そのための基盤を、日本の現場仕様で提供します。
安心して使えるAI映像の標準化を、ここから。

【会社概要】
会社名:株式会社ニュウジア
設立:2008年12月
代表取締役 柏⼝之宏
所在地:〒104-0061東京都中央区銀座一丁目27番8号 セントラルビル703号
主な事業内容: AI技術の研究開発、コンサルティング、映像制作、AIソリューション販売、AIデジタルヒューマン販売
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