製薬会社主催の講演会への医師からの評価について調査を実施

~ 医師の働き方改革による変化、“これからの情報提供で求められるもの”を把握 ~

株式会社Jストリーム

株式会社Jストリーム(東証グロース:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、2025年2月に、医師に対し「製薬企業の開催する講演会」に関する調査を実施しました。2024年4月から法制化された「医師の働き方改革」が進む中で、Web講演会を中心とした医師への情報提供に関する視座が得られましたのでお知らせいたします。

調査資料ダウンロードはこちら

https://www.stream.co.jp/download/dl-68120/ 

調査実施の背景

本調査は、当社が2021年3月、2024年3月に実施した「製薬会社主催の講演会に対する医師の評価」の継続調査にあたるものです。昨年の調査では、本格的なアフターコロナ期における製薬会社主催の講演会への参加状況、今後に向けての課題の抽出を行うとともに、2024年4月1日の「医師の働き方改革」に関する法律施行を控え、講演会や医師による情報収集のあり方について課題の抽出を行いました。

今回の調査では、2024年4月から法制化された「医師の働き方改革」が実際に進む中での、製薬会社主催の講演会への参加状況の変化を確認しました。医師の働き方改革により、情報収集に充てられる時間に制限が生じ、リアル講演会よりもWeb講演会への需要が高まっていることが明らかになりました。またWeb講演会が処方に有用であるという結果も得られました。

本調査資料には、「参加しやすさや認知経路」 「視聴の決め手や内容」 「講演会参加後のフォローアップ」「課題や要望、期待」、各調査結果の若手医師と中堅医師における相違など、Web講演会開催や開催後のフォローアップ最適化のヒントとなる調査結果も掲載しています。

■調査結果(抜粋)

リアル講演会/Web講演会の平均参加回数

医師の働き方改革施行後はリアル講演会への参加が減少した。

医師の働き方改革施行により、現地へ訪問する時間を確保するのが難しくなったためと考えられる。

Web講演会への参加は医師の働き方改革施行<後>のほうが若干増加している。場所を選ばす時間を有効活用できるWebの需要が高くなっていると考えられる。

●処方に有効な情報源について

前回調査(2024年3月)と同様に、処方に有用な情報源で最も多いのは「Web講演会」の68.5%、次いで多いのは「学会、研究会」で59.8%だった。

一方、医師の働き方改革施行前後で比較すると、「インターネット(製薬会社の医療従事者向けサイト)」、「インターネット(医療メディアのサイト)」は医師の働き方改革施行<後>のほうが増加しており、医師の働き方改革施行により、Webを使った情報収集の需要が高まっていると考えられる。

●Web講演会による処方への影響度について

「参加したすべての講演会、または一部の講演会が処方に影響を与えた」と回答した医師は39.7%に上った。53%の医師は「どちらでもない」と回答したものの、講演会に参加しても処方に影響しなかったとする医師は1割未満となった。

●Web講演会に参加する際の課題

Web講演会の課題について、医師の働き方改革施行前後で大きくトレンドが変化した。医師の働き方改革施行<前>は、Web講演会視聴環境に関する課題が多く挙がっていた。一方、施行<後>は医師自身が参加する時間を確保しにくいことが課題だった。

医師の働き方改革施行<後>は「開催時間が合わない」が41.6%と最も高く、次いで前回から引き続き上位の「ながら視聴になりがちで集中して聞くことができない」が34.2%、「講演時間が長い」が26.5%だった。

●情報収集の効率化で、製薬メーカーへの期待

情報収集の効率化で、製薬メーカーへの期待については、「Web講演会のオンデマンド配信(録画配信)」が47.5%と最も高かった。前回調査(2024年3月)と傾向が変わり、次いで「スマートフォン、iPad等のタブレット端末でのウエブサイト閲覧時の利便性向上」、「製品説明会の定期開催」が22.8%で2番目に多かった。限られた時間や、隙間時間を利用して情報を収集したいというニーズが大きいと推察する。

調査資料では以下の内容をご確認いただけます。

調査結果詳細❶
参加状況・処方への影響度に関して

・ 講演会の増減(リアルとWeb合計)
  医師の講演会参加状況 平均参加回数

・ 医師の講演会参加状況 製薬企業別

・ 医師の講演会参加状況 製薬企業別 平均参加回数

・ 処方に有用な情報源

・ Web講演会による処方への影響度

調査結果詳細➋

参加しやすさや認知経路に関して

・ Web講演会の参加しやすい時間帯

・ Web講演会の適当な時間の長さ

・ Web講演会の認知経緯

・ 会員登録をしているメディア

・ 一日の中で情報収集にかけられる時間

・ 最適な情報収集時間帯

調査結果詳細❸

視聴の決め手や内容に関して

・ Web講演会・イベント開催を視聴する決め手

・ Web講演会・イベントの理解しやすい構成

・ Web講演会・イベントのテーマで印象に残ったもの

・ 印象に残ったWeb講演会のテーマ

調査結果詳細❹

フォローアップや講演会後に関して

・ 講演会参加後の製薬企業のフォローアップニーズ/

  必要とするフォローアップ内容

・ フォローアップの満足度

・ フォローアップの不満足の理由

・ Web講演会後に望ましいコンテンツ

調査結果詳細❺

課題や要望、期待に関して

・ Web講演会へ参加する際の課題

・ 講演会・イベントによる情報収集の効率化の課題

・ 今後の講演会への要望

・ 今後のWeb講演会への要望

・ 情報収集効率化に繋がるもの

・ 情報収集の効率化で、製薬メーカーへの期待

・ 患者への情報提供による効率化で製薬メーカーへの期待

調査の全項目をまとめた資料を配布しております。

すべての調査結果をご覧になりたい方は、下記より調査資料をダウンロードしご確認ください。

調査資料ダウンロードはこちら https://www.stream.co.jp/download/dl-68120/

[ 調査概要 ]

調査手法  : 医師向けインターネットアンケート

調査対象  : 200床以上の規模の病院の勤務医

有効回答数 : 219名(内訳:30代…21名、40代…64名、50代…78名、60代…56名)

調査期間  : 2025年2月

■株式会社Jストリームについて

Jストリームは1997年の設立以来、動画配信を主軸に事業展開を続けております。

自社で保有・運営する独自のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を活用した動画配信に加え、これまで積み上げてきたノウハウを活かした動画の企画・制作・運用やWebサイト制作、システム開発、動画広告による収益化支援まで総合的なサービスとソリューションを提供することで、年間1,200社・10,000案件以上の企業活動における動画活用を支援しています。

社名(商号) : 株式会社Jストリーム (英語表記:J-Stream Inc.)

証券コード  : 4308(東証グロース)

設立     : 1997年5月

資本金    : 21億8,237万円(2024年12月末現在)

代表者    : 代表取締役社長 石松 俊雄(いしまつ としお)

事業内容   :(1)ネットワークシステムにおける、動画データ及び各種情報の提供サービス業

        (2)ネットワークシステムを利用した会員情報管理、商取引、決済処理に

         関する受託業

        (3)デジタルコンテンツ、出版物の企画・制作・販売及び賃貸業

        (4)ネットワークシステムに関するハードウェア・ソフトウェア・付帯サービスの

         企画開発、運営、制作、販売、輸出入・賃貸及び代理店業

        (5)広告・宣伝に関する企画・制作及び代理店業

        (6)1から5に関連するコンサルテーション、調査、分析、研究等

URL     : https://www.stream.co.jp/

本社     : 〒105-0014 東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル6階

西日本オフィス: 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2-4-27 JRWD堂島タワー5階

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会社概要

株式会社Jストリーム

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URL
https://www.stream.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝二丁目5-6 芝256スクエアビル
電話番号
03-5765-7744
代表者名
石松 俊雄
上場
東証グロース
資本金
21億8237万円
設立
1997年05月