一建設が若手の定着率向上にミツカリを導入。平均在籍年数が2.2年伸長
離職防止とエンゲージメント向上を両立し、人的資本経営を見据えた取り組みを推進
ひとりひとりの性格や相性を理解・分析して個と組織の力を最大化するHR Tech「ミツカリ」を提供する株式会社ミツカリ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:表 孝憲、以下弊社)は、飯田グループホールディングスの中核企業である一建設株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:堀口 忠美、以下一建設)に対し、弊社が提供する「ミツカリエンゲージメント」を2023年11月より導入し、約1年6ヶ月で平均在籍年数が6.5年から8.7年へと伸長する成果が確認されたことをお知らせいたします。一建設では、若手社員の定着率向上と人的資本経営への対応を目的に「ミツカリエンゲージメント」を導入しました。この成果は、「ミツカリエンゲージメント」で社内課題を可視化・改善することが若手社員の早期離職防止・定着率向上に寄与することを示しています。

■若手社員の早期離職対策のために「ミツカリエンゲージメント」を導入
一建設では、若手社員の定着率向上と人的資本経営への対応を目的に「ミツカリエンゲージメント」を導入しました。
その背景には、全国110ヶ所以上ある営業所ごとに異なる文化や空気感があり、若手社員が環境に適応できず早期離職するケースが課題でした。特に一部の営業所では離職が顕著で、部門責任者からも改善をしたいという声が上がっていました。
厚生労働省の調査では、建設業界全体の離職率は9.4%と発表(※)されています。一建設の離職率は8%以下と業界平均よりは低いものの、専門的な建築技術の習得に3年を要するため、若手社員の早期離職は採用・教育にかけた投資の損失につながる点にも懸念がありました。

「ご縁があって入社してくれた社員に一人前に育ってほしい」という想いから、若手社員の定着率向上を目的とした組織改善策として「ミツカリエンゲージメント」の導入が決定されました。
■「ミツカリエンゲージメント」導入から約1年半で平均在籍年数が2年超伸長
一建設では、ミツカリエンゲージメント導入から約1年半で、平均在籍年数が6.5年から8.7年と約2年伸長しました。この成果は、若手社員の早期離職防止と人的資本経営の対応を目的とした取り組みとして、エンゲージメントサーベイを活用したことによるものです。
導入にあたっては、シンプルな操作性や管理画面の実演が経営層の理解を得やすく、全社への展開もスムーズに進みました。ミツカリのエンゲージメントサーベイは、全7問を約1分で回答できる設計となっており、従業員の負担が少ない点も評価されています。
取得データは人事部が自ら分析・活用できる体制が整備され、組織の状態が数値化されたことで、主観的だった「人間関係の良好さ」を再認識する一方で、上司によってコミュニケーションのバラつきがあるといった改善点も明らかになりました。
現在では、エンゲージメントスコアの推移をもとに人事部で施策の企画・実行が進められており、将来的には管理職の評価指標への取り組みも検討されています。あわせて弊社が艇庫揺する「ミツカリ適性検査」を活用し、異動時における上司・部下の相性確認などにも役立てられています。
■今後はミツカリデータの活用で人的資本経営の実現を加速
一建設では、今後社員のエンゲージメントをさらに高めるために、若手社員向けに内省を促す研修や、上司から成長を促進させるフィードバックの強化を進めていく方針です。
金銭的報酬のみに依存しない「社会貢献の実感」「成長実感」を醸成する取り組みを推進し、ミツカリのデータも活用しながら、人的資本経営の実現に向けて、全社員が能力を発揮できる環境づくりを目指しています。
■ミツカリについて

ミツカリは、適性検査とエンゲージメントサーベイを用いてひとりひとりの性格や相性を理解・分析して個と組織の力を最大化するHR Techサービスです。
採用候補者や従業員に約10分で計測できる性格適性検査を実施することで、一人ひとりの人物像や特性、会社・部署の特徴を明らかにし、経験や勘による判断が主であった人と組織との相性を定量的に分析できます。
人と組織の「合う」「合わない」を判断するのではなく、具体的にどんな性格・価値観が合わないのかを指し示し、コミュニケーションを取るうえで注意すべき行動例などを具体的にアドバイスします。人と組織の特徴や従業員同士の価値観の違いを理解することで、相互理解を促進し、お互いの強みを活かせる組織づくりを支援します。
また、約1分で計測できるエンゲージメントサーベイにより、従業員が活き活きと働けているか、個と組織の力が発揮できているかを可視化します。適性検査とエンゲージメントサーベイを掛け合わせることで、エンゲージメントが低下している原因を、人と組織のミスマッチの観点から分析・予測できます。
さらに、性格・価値観をベースにした具体的なアクションを実施することで、エンゲージメントの向上を支援します。2025年4月時点での導入者数は5,000社以上となっており、東証プライム上場、中小・ベンチャー企業など企業規模・業界を問わず、多くの組織でご活用いただいております。
■注釈
※【厚生労働省】新規学卒者の離職状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001319024.pdf
▼一建設株式会社によるミツカリ導入事例URL
https://mitsucari.com/case_studies/98
■一建設株式会社概要
会社名:一建設株式会社
代表取締役:堀口 忠美
URL:https://www.hajime-kensetsu.co.jp
設立:1967年2月13日
資本金:3,298,500,000円
本社所在地:東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館
事業内容:戸建分譲・マンション分譲・土地分譲・請負工事・その他付随業務
■株式会社ミツカリ概要
会社名:株式会社ミツカリ
代表取締役社長CEO:表 孝憲
設立 :2015年5月25日
資本金:100,000,000円
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿2丁目28番7号 サテライトフロア1422
事業内容 :ひとりひとりの性格や相性を理解・分析して個と組織の力を最大化するHR Tech「ミツカリ」の開発・運営
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