【Careermap 専門学生卒採用動向調査/2,216社】採用難でも2年連続95%超が新卒採用を継続 企業実習率は前年からUP、学生との接点は「通年化」へ

採用目標に対する充足率2割未満が52.3%。企業実習は67.5%に拡大、専門学生には「専門知識」「実践力」への期待

株式会社グッドニュース

専門学生・専門学校・企業をつなぐ職業教育プラットフォーム「Careermap(キャリアマップ)」を運営する株式会社グッドニュース(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉岡充敏)は、Careermapを利用して新卒採用を行う全国2,216社の人事・採用責任者を対象に、2027年卒・2028年卒の採用動向調査を実施しました。

Careermapでは、専門学生を含む新卒採用市場の変化を捉えるため、2020年より採用企業を対象とした動向調査を継続的に実施しています。設問は採用環境の変化に応じて一部見直しながら、採用意向、採用充足、学生との接点、待遇、専門学生への期待などを継続して観測しています。

今回、前年同時期の調査と比較すると、採用目標人数に対する充足率が「0〜19%程度」の企業は55.1%から52.3%へ若干改善したものの、依然として半数を超えています。

一方、次年度も新卒採用を予定する企業は、前年調査の95.7%から今回95.8%と、2年連続で95%を超えました。

そして、この採用難への企業の対応にも変化が見られます。次年度卒向けの企業実習実施率は、前年調査の62.2%から今回67.5%へ5.3ポイント上昇。さらに40.6%が「通年で実施」と回答しました。


今回の定点調査から見えてきたのは、企業の採用意欲が衰えているのではなく、高い採用ニーズに対して十分な応募者との接点を確保することが難しい状況が続き、その対応として、企業が学生とより早く、より長く関係を築こうとしているという変化です。

また、企業の77.4%が専門学生の採用に前向きであり、前年に続き、すべての従業員規模で専門学生の内定辞退率が大学生を下回りました。


Careermapでは今後も専門学生採用市場を継続的に観測し、企業・学校・学生それぞれのより良い出会いにつながる一次情報を発信していきます。

 調査結果サマリー

52.3%

2027年卒採用で、採用目標に対する充足率が「2割未満」の企業

前年55.1%から2.8ポイント改善したものの、依然として半数超。

95.8%

Careermap利用企業のうち、2028年卒も採用予定

前年95.7%からほぼ横ばい。2年連続で95%超が新卒採用を継続。

62.2% → 67.5%

次年度卒向け企業実習の実施率

前年比+5.3ポイント。2028年卒向けでは40.6%が「通年実施」。

採れていない。それでも、採用はやめない。

1.採用難は若干改善も、応募者不足という構造は変わらず

2027年卒の採用目標人数に対する充足率について、「100%達成」と回答した企業は9.7%でした。一方、「0〜19%程度」と回答した企業は52.3%と半数を超えています。

前年同時期の2025年7月調査では、2026年卒採用において「0〜19%程度」が55.1%でした。今回の52.3%は2.8ポイント改善していますが、依然として半数以上の企業が採用目標に対する充足率2割未満にとどまっています。

特に少人数採用ではその傾向が顕著で、採用目標人数が「1〜2名」の企業では74.7%が「0〜19%程度」と回答しました。

最大の要因は、前年に続き「応募者不足」

充足率が計画を下回った理由では、「応募者が予定より少なかった」が1,326件と突出して最多となりました。前年調査でも「応募者が予定より少なかった」が74.7%で最大の障壁となっており、採用環境には若干の改善が見られるものの、「十分な応募者と出会えていない」という根本的な課題は続いています。また、採用活動全般で課題となっている採用プロセスについても、「本選考への応募が少ない」が1,298件で最多、「説明会への参加が少ない」が986件と続きました。

採用担当者の声

「毎年応募数が大幅に減少しているので、今後も年々応募数が下がっていくことが見込まれる。母集団形成は永遠の課題であると感じる。」

「学生さんの動き出しのスピードが速くなっていて、早期から接点を持つことの大切さを感じました。」

2.採用難でも2年連続95%超が次年度採用を継続。企業と学生の接点は「早期・長期化」へ

2028年3月卒業予定者について、95.8%の企業が「採用予定あり」と回答しました。

前年同時期の調査でも、2027年卒の採用予定ありは95.7%でした。採用難が続くなかでも、2年連続で95%を超える企業が次年度の新卒採用を継続しており、新卒採用ニーズが高い状態が続いていることが分かります。

採用目標人数では「1〜2名」が38.9%で最も多く、次いで「3〜4名」が20.9%、「5〜9名」が15.7%となっています。

企業実習は62.2%→67.5%。学生との接点は「通年化」へ

次年度卒向け企業実習の実施率は、前年調査の2027年卒向け62.2%から、今回の2028年卒向け67.5%へ5.3ポイント上昇しました。

さらに、2028年卒向けでは「通年で実施している」が40.6%と最も多くなっています。前年調査でも通年化の傾向は見られていましたが、今回の調査では4割まで拡大しました。

採用活動が始まってから学生を集めるのではなく、企業実習や職場見学などを通じて、より早い段階から継続的に学生との接点をつくる方向へ、企業の採用活動が変化していることがうかがえます。

実施内容では、「職場・現場見学」が1,271件、「実際の仕事内容の体験」が894件などが上位となっています。

初任給引き上げは継続するも、28卒は「据え置き」が約6割。待遇競争に変化 

学生との接点を増やす動きに加え、待遇面から人材を確保しようとする企業も引き続き見られます。

2027年卒では54.1%の企業が初任給を引き上げた一方、2028年卒で引き上げを予定する企業は42.0%となり、「据え置き」が57.8%と約6割を占めました。

2028年卒で初任給を引き上げる理由では「人材を確保するため」が651件で最多となる一方、据え置く理由では「現在の水準でも十分採用できるため」が579件で最多となっています。

人材確保を目的とした賃上げの動きは続いているものの、これまでの初任給引き上げによって一定の給与水準に達した企業では、さらなる引き上げではなく現状維持を選択する動きも見られ、企業間で対応が分かれ始めているとも捉えらる結果となりました。

3.企業はどんな学生を求めているのか。専門学生への期待は「専門知識」と「実践力」

Careermap利用企業に専門学生の採用意向を尋ねたところ、「積極的に専門学生を採用したい」「初めて専門学生の採用に取り組もうと考えている」「できれば専門学生を採用したい」を合わせて77.4%となりました。

前年調査では79.6%であり、専門学生採用への意向は8割前後の高い水準を維持しています。

本調査はCareermap利用企業を対象としているため、ここでは採用意向の割合そのものより、企業が専門学生のどのような点を評価しているのかに着目します。

1位 専門知識を身につけている 1,354件

2位 実践で使えるスキルを持っている 1,100件

3位 専門職を自ら選んだ覚悟の強さ 1,049件

専門知識や技術だけではなく、「仕事への学習を続けていく習慣」「学校で受けた教育への信頼」「職場に馴染むのが早い」といった項目も挙げられており、企業は専門学生を、単に専門的な知識を持つ人材としてだけでなく、自身の進む職業を理解し、実務へ適応していく人材として評価していることがうかがえます。

専門学生の内定辞退率、前年調査に続き大学生を下回る


前年2025年7月調査では、大学生の内定辞退率の全体平均42.5%に対し、専門学生は18.6%と半分以下でした。

今回の調査では集計方法が従業員規模別となっていますが、大学生が24.0〜45.4%だったのに対し、専門学生は14.3〜20.2%となり、すべての従業員規模で専門学生の内定辞退率が大学生を下回りました。

単年度の特徴ではなく、前年調査に続き同様の傾向が確認されたことから、Careermapでは今後も専門学生の就職活動や企業側の採用状況について継続的に定点観測していきます。

Careermapが、この調査を続ける理由

今回の調査から見えてきたのは、「企業は採用したい。しかし、十分な学生との接点をつくれていない」という構造です。

採用目標に対する充足率2割未満の企業は、前年55.1%から52.3%へ若干改善しました。それでも依然として半数を超えています。

一方、次年度も採用予定の企業は、前年95.7%、今回95.8%と2年連続で95%を超えました。

採用ニーズが弱まらないなか、企業実習実施率は62.2%から67.5%へ上昇し、学生との接点は早期化だけでなく「通年化」へと変化しています。

また、専門学生に対しては、「専門知識」「実践で使えるスキル」「専門職を自ら選んだ覚悟の強さ」への期待が寄せられ、前年に続いて専門学生の内定辞退率が大学生を下回る傾向も確認されました。

企業が求める専門人材と、職業を学ぶ学生とが、必ずしも十分に出会えているわけではありません。

教育と仕事の間にある情報や接点の不足を埋め、学生が自分の専門性を活かせる仕事と出会える環境をつくること。

それが、専門学生・専門学校・企業をつなぐCareermapの役割だと考えています。

Careermapでは2020年より、採用企業を対象とした動向調査を継続しています。設問は採用環境に応じて一部見直しながらも、企業の採用意向や学生との接点、待遇、専門学生への期待などを継続して観測してきました。

今後も「Careermap採用動向調査」として調査を継続し、単発の採用トレンドではなく、「Careermapだから見える専門学生採用市場の変化」を蓄積・発信することで、企業・学校・学生にとって、より良い職業選択と採用のあり方を考えるための一次情報を提供してまいります。

【本調査について】

【報道関係者様へのお願い】
本リリースの引用・転載に際しては、必ずクレジットとして”「2026年7月 採用活動の実態調査」(Careermap)”を明記いただきますようお願い申し上げます。
今回発表した調査結果の詳細レポートをご希望の方は、以下の連絡先までお問い合わせください。

株式会社グッドニュース 広報担当

メールアドレス:contact@goodnews.biz


◾️Careermap(キャリアマップ)とは

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【株式会社グッドニュースについて】

代表者

代表取締役社長 杉岡充敏

設立

2006年10月

事業内容

専門技術職に特化した就活アプリケーション「Careermap」の開発・運営、職業教育・就職指導DX事業

本社所在地

〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3丁目19−3

会社ホームページ

https://www.goodnews.biz/


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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー11階
電話番号
06-6373-8788
代表者名
杉岡充敏
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2006年10月