調理器向け黒色トッププレートの新製品を開発
~洗練された黒色で、フルカラーLEDや液晶ディスプレイなどの表示装置にも対応~
日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県⼤津市、 社⻑:岸本暁)は、透明結晶化ガラスに黒色の特殊塗料で印刷を施すことで、フルカラーLEDや液晶ディスプレイの表示機能に対応しつつコストパフォーマンスに優れた調理器向けトッププレート「StellaShine® Mono(ステラシャイン モノ)」を開発し、販売を開始します。

■開発の背景
耐熱性に優れた結晶化ガラスは、その表面平滑性(吹きこぼれなどに対する掃除のしやすさ)を評価され、IHクッキングヒーターやガスコンロのトッププレートとして広く採用されています。このトッププレートは、世界市場ではガラス生地自体に色が着いているものが主流となっていますが、やや褐色を帯びたような色味をしているため純粋な黒色ではありません。また、フルカラーLEDの表示や液晶ディスプレイの透過性に制約がかかり、表示機能が多用されるIoT化が進む調理器では対応が難しいという課題もありました。
当社が従来から販売している調理器トッププレート用ガラスStellaShine®は、透明な結晶化ガラスに高度な印刷技術を融合させることで、デザインの自由度や色彩表現を実現しています。
今般、当社が開発したStellaShine® Monoは、透明な結晶化ガラスに黒色特殊塗料と印刷技術を組み合わせ、かつ、加工および印刷工程を簡素化することで、表示性能とコストのバランスを両立することに成功しました。
StellaShine® Monoは、黒色ならではの洗練されたデザイン性と、表示への適合性を兼ね備えた新製品です。IoT化が進む次世代調理器において、革新的なソリューションとして、国内外の市場に新たな価値を提供します。
■ StellaShine® Monoの特長
1. 洗練された深みのある黒色
2. 優れたコストパフォーマンス
3. フルカラーLEDや液晶ディスプレイ表示に対応

■StellaShine® Monoについて
「Mono」は古代ギリシャ語で「ひとつの、唯一の」を意味する「monos」に由来し、色や工程の簡素化により仕様を一本化した製品であるとともに、優れた「モノ」であるという意味も込めて名付けました。StellaShine® Monoは特殊塗料を用いた高級感のあるピュアブラックの1色に限定し、統一仕様でコストを抑えた新たなラインアップです。
StellaShine® Monoは、10月15日から中国・広州で開催される第138回 中国輸出入商品交易会 第1期(通称 広州交易会、会期:10月15日~19日、会場:中国輸出入商品交易会館)の当社ブース(2.1 Hall B29-30 : C15-16)で展示します。
参考URL:第138回広州交易会(フェーズ1) | 日本電気硝子(NEG)
【会社概要】
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を置く、世界トップクラスの特殊ガラスメーカーです。新たな機能を生み出す特殊ガラスは、板や管、糸、粉末などさまざまな製品に姿を変え、半導体やディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーなど多岐にわたる分野で活躍しています。当社が70年以上の歴史の中で磨き上げてきた技術と実績により開発された特殊ガラスは、暮らしのあたりまえから産業の最先端まで、幅広い分野で高い評価を受けています。
会社名 :日本電気硝子株式会社
代表者 :社長 岸本 暁
本社所在地:滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
創立 :1949年12月1日
事業内容 :特殊ガラス製品の製造・販売およびガラス製造機械の製作・販売
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