メディフォン、元メルカリ執行役員Group CTO・若狹建が社外CTOに就任
~開発組織強化を通じて「医療×DX」基盤拡充を推進~
医療機関や企業の健康経営支援を行うメディフォン株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:澤田真弓、以下「メディフォン」)は、2025年11月1日付けで、メルカリにて執行役員Group CTOを務めた若狹建が、当社の社外CTOに就任したことをお知らせいたします。

医療業界における多言語化やDXを推進する当社は、変化する環境において急激な事業成長に対応するため、経営体制の強化に取り組んで参りました。今回の開発経営体制の強化は、当社の「mediPhone(メディフォン)」「mediment(メディメント)」という2つのプロダクトの基盤強化、そして開発組織に対する投資を意思決定したものです。経営として成長する開発組織にコミットし、更なる事業成長を加速して参ります。
なお、創業CTOである田畑悠介は引き続き創業者 兼 チーフエンジニアとして当社開発に貢献して参ります。
■プロフィール
新社外CTO 若狹建

【略歴】 東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、富士通研究所にて研究開発に従事。Sun Microsystemsおよびソニーにて組み込みソフトウェア開発を担当。GoogleではGoogle Mapsの開発を経て、2010年以降はAndroid OS開発チームにてフレームワーク開発に携わる。Appleでのシステムソフトウェア開発、LINEでのメッセンジャークライアント開発統括を経て、株式会社メルカリにて執行役員CTO MarketplaceおよびGroup CTOを歴任。2022年よりMercari India取締役Managing Directorを兼務し、2024年に退任。現在は合同会社桜文舎 代表社員CEOとして、数社の技術アドバイザーや技術顧問を務める。
<若狹建より就任にあたっての挨拶>
このたび社外CTOとしてメディフォンに参画できることを大変嬉しく思います。社会的意義の大きい医療・健康領域において、プロダクトと開発組織をより強固にスケールさせていく取り組みに微力ながら貢献できることを光栄に感じています。
創業チーフエンジニアの田畑さんは卓越したエンジニアであり、お互いにGoogleでエンジニアとして在籍していた15年以上前から、折に触れて技術的な視点を共有してきた間柄です。今回CEOの澤田さんからお声がけをいただき、創業以来お二人をはじめとするメンバーが情熱を注いできたプロダクトと事業が次の成長ステージへ向かう今、これまでも一貫して内製開発で価値を生み出してきた組織をさらにスケールさせていく局面において、外部の立場からお力添えできる余地を強く感じました。これまでの私の経験や知見が少しでも役立てるのではないかと考え、このたび参画させていただく運びとなりました。
メディフォンは「mediPhone」「mediment」を通じて、医療現場だけでなく企業の健康経営の現場とも向き合いながら、プロダクトドリブンかつ内製開発で事業を着実に成長させてきた会社です。既存の技術的強みを土台に、内製ならではの当事者意識とスピードを維持しつつ、より高品質で安定的に価値を創出できる開発体制へとスケールさせ、事業のさらなる飛躍に貢献していきたいと考えています。
<創業者 兼 チーフエンジニア 田畑悠介よりコメント>
メディフォンの創業CTOとして手持ちのスキルを注ぎ込み、ほとんど何も無い状態から安定運用のできるソフトウェアとチームを構築してきて、現在の当社のサービスで多くのお客様や社内の仲間の期待に応えられていることを心から誇りに思います。
今後はより大きなスケールの大きな問題に取り組めるようなより大きく強いチームを構成するため、前職で尊敬できる同僚であった若狹さんの力を借りて組織の強化を図ることにしました。お客様のニーズをより迅速に捉えて価値の高いサービスを提供できることを確信しています。
<代表取締役CEO 澤田真弓よりコメント>
この度、若狹CTOに参画いただきとても嬉しく思っています。創業チーフエンジニア田畑さんを中心に、開発力は今後も変わらない当社事業の競争優位性です。若狹さんとご一緒に、急激に成長する当社事業を、支え、そしてさらに飛躍させるような強い開発組織を構想・実現したいと思います。ご期待ください。
■若狹×澤田×田畑によるインタビュー記事を公開
社外CTO就任に際して、若狹と当社代表・澤田、また創業者でありチーフエンジニア田畑による鼎談インタビューを実施しました。社外CTO就任の背景や、開発組織の成長戦略について深掘りしております。ぜひ、ご一読ください。
【note】https://note.com/mediphone/n/nf96161da95fa?sub_rt=share_pb
◆メディフォン株式会社について
外国人患者受入れ支援サービス「mediPhone(メディフォン)」(https://mediphone.jp/)およびクラウド健康管理サービス「mediment(メディメント)」(https://mediment.jp/)を中心に、日本医療の国際化とDXを推進しています。

「mediPhone」は医療機関のみならず自治体や医療団体など全国約88,000機関で導入され、外国人患者と医療従事者の言葉の壁を解消しています。「mediment」は産業医面談や健診データ管理をデジタルで最適化し、約30万人の従業員の健康経営や予防医療を支えています。
“新しい多様な社会のための医療インフラ”の構築をミッションに掲げ、国籍や言語、働き方にかかわらず誰もが安心して医療にアクセスできる仕組みを提供し、人々が主体的に健康を守れる社会基盤づくりを目指します。
本社 :〒107-0052 東京都港区赤坂6-14-2 赤坂倉橋ビル
設立年月:2018年6月
代表 :代表取締役CEO 澤田真弓
事業内容:医療通訳事業、健康管理SaaS事業、その他関連事業
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