森林・林業・木材のイベント、13か月で500件超。
「eTREE|森林・木材のイベントポータル」リリースから1年経過。

「Sustainable Forest」をミッションとする株式会社森未来(本社:東京都港区、代表取締役:浅野純平、以下:森未来)が運営する森林・林業・木材に関するイベント情報を集約・発信するイベント掲載サイト「eTREE|森林・木材のイベントポータル」は、2024年5月の公開から1年が過ぎました。
公開から13か月の期間で掲載されたイベント数は、500件を超え、「木や森をめぐる出会いや学びの場」が全国で開催されていることが明らかになりました。
■イベント数は13か月で500件超。森林・木材の「動き」と「広がり」
森林・木材のイベントポータルの公開から1年以上が経過し、毎月30件以上、2025年5月末時点で合計500件以上の森林・木材に関するイベントを掲載しました。
秋(10月〜11月)には特にイベントが集中し、山でのアクティビティやDIY、秋祭りなど休日を楽しめるものから、セミナーや見学会といったビジネス色の強い催しまで多彩でした。
一方、冬季(1月〜3月)はイベント数が減少する傾向にありますが、その分、屋内での勉強会や木工体験、さらには冬の森を活かした季節限定の観光イベントなど、趣向を凝らした催しが見られました。

■イベントの種類と傾向
通年で最も多く開催されていたのは、マルシェ、植樹祭などの参加型イベントです。親子向けの自然体験イベントをはじめ、大人向けの森林浴や野外アクティビティ、森林保全を学ぶボランティア活動、木工作品の展示を含むマルシェなど、多様なテーマのイベントが展開されています。
それに次いで多いのが、「建築、木材活用・デザイン」に関するイベントです。木造建築の見学会、勉強会、展示会、木材関連メーカーによる説明会などが各地で開催されており、オンライン開催も多く、地域を問わず参加しやすいのが特徴でした。

■イベント開催地の傾向
イベントの開催地として最も多かったのは関東地方で、全体の約44%を占めていました。通年イベント数が安定しており、多様な分野のイベントが充実しています。
また、「就職・進学」を目的にした説明会や環境問題・カーボンニュートラルがテーマのイベントも多く、数・内容ともに網羅性が高いのが特徴です。

■イベントポータルの意義
森林・木材に関する情報は、自治体やNPO、企業など多様な主体により発信されており、分散して見つけにくいという課題がありました。eTREEのイベントポータルは、こうした断片的な情報を一元化し、業界内外から見えるようにすることで、これまで見過ごされていたさまざまな活動の可視化と発見を可能にします。
結果として、異なる立場の人々が「木」を軸にゆるやかにつながる接点となり、市民や異業種の参加の入口にもなります。また、13か月で500件超の掲載実績は、業界全体の動向や関心の蓄積・分析の基盤としても活用でき、小規模主催者にとっての発信インフラとしての役割も果たします。単なる情報集約ではなく「木」をめぐる新たな関係性を生み出すハブとしての意義があります。
■今後の展望
イベントポータルを通じて、森林・木材に関わるイベントの「量」や「多様さ」を徐々に可視化することができました。
業界関係者や一般の利用者が、興味・関心のある分野や休日に参加可能な催しを探す際の参考情報として活用されるケースも増えており、実際に「役立った」という声も届いています。
今後は、こうした情報をさらに広く届けることで、イベント主催者の活動を後押しするとともに、より多くの方々にアプローチし、森林・林業・木材業界へ関心をもつ層の拡大を目指していきます。
■会社情報
会社名:株式会社森未来
代表者:代表取締役 浅野純平
住所:〒108-0014東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル6階
設立:2016年4月
コーポレートサイト:https://shin-mirai.co.jp/
「Sustainable Forest」をミッションに、森林・林業・木材に関するITビジネスを展開。
BtoB向け木材プラットフォームeTREE:https://www.etree.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社森未来広報担当
pr@shin-mirai.co.jp
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