東京府中にあるホテルが挑戦する”ガストロノミー”

NHK「おはよう日本」で、ホテルコンチネンタル府中と直営農場「東北牧場」の取り組みが紹介されました。

ホテルコンチネンタル府中

2024年12月19日 10時00分

ホテルコンチネンタル府中（所在地：東京都府中市、総支配人：大住佑）と直営農場青森「東北牧場」の取り組みが、2024年12月13日（金）朝5：00放送の、NHK「おはよう日本」にて、紹介されました。

私たちは、農場をもっているホテルです。

「東北牧場」は1917年（大正6年）に、サラブレッドの生産・育成・調教牧場として設立され、その後1987年より今日に至るまで、サラブレッドの堆肥を活用した循環型農業に取り組んできました。

馬房の敷き草やサラブレッドの糞や尿を集めて、半年かけて完熟させたサラブレッド堆肥。

無農薬・無化学肥料の野菜やハーブ、小麦、米、果実などが栽培され、さらに養鶏場では平飼い有精卵「青玉」と「赤玉」を採卵しており、鶏たちの主食のデントコーンも農場内で無農薬・無化学肥料で栽培しています。

1日にわずか200個しか出荷されない希少な東北牧場のブランド卵は、残留農薬”ゼロ”が証明されています。（検査機関SRL）

その他自生している山菜や野草も収穫しており、ホテルコンチネンタル府中に直送する食材は季節を通して約100種類に及びます。

ホテルコンチネンタル府中での食体験
　-府中にあるホテルが挑戦する”ガストロノミーツーリズム”-

青森の自然が育む、東北牧場の食材魅力を活かした食体験を、館内直営レストランでお楽しみいただけます。

バイキングレストラン東北牧場

「東北牧場」の食材をくまなく堪能できる、オールタイムバイキングレストラン。
詳しくはこちらをご覧ください。

東北牧場の野草を使用した、野草ゼリー、野草のシフォンケーキ、野草のパウンドケーキなどのデザート

レストランコルト

フレンチコースからカフェメニューまでお楽しみいただける、オールデイダイニングレストランです。詳しくこちらをご覧ください。

野草と木の実香る牧場ショコラアフタヌーンティー。東北牧場の野草や木の実、野菜、小麦、卵を使用したアフタヌーンティーです。（2024年12月新メニュー）

東北牧場の木の実と山菜の3つのケーキ　東北牧場で収穫された栃の実、カシス、ふきのとうを使用しています。

100年後にこの取り組みをつなぐ

東北牧場での無農薬・無化学肥料の循環型農業だけでなく、青森の生産地と東京の消費地を結ぶ経済の循環が、私たちの取り組みの特徴です。食材の対価として、東京から青森に代金が渡ることで、雇用を創出し、農業をさらに拡大できます。東京では、青森の自然環境が育む、良質な食材を得ることができ、魅力的な食体験をご提供することができます。

東北牧場、ホテルコンチネンタル府中、お客様がいずれも三方よしとなる事業の形。それが私たちが実践する事業です。

この事業を維持継続するためには、東北牧場の環境が必要です。だからこそ、東北牧場では農薬や化学肥料など一切の薬品を使用しません。サラブレッド堆肥を使用し、良質な土を作るところから農業をおこなっています。それが100年後も農業を続けられる形だからです。

これからも私たちは、自然と共生し、その自然が生み出す魅力を、当ホテルでお客様にお伝えできるよう努めてまいります。