類設計室 東京設計室 社内外との共創を加速させる拠点「Root(ルート)」が9月30日(月)オープン
株式会社類設計室(本社:大阪市淀川区 社長:阿部紘)は、東京設計室(大田区)に社内外との共創活動を加速させる拠点「Root(ルート)」を9月30日(月)オープンします。
■「Root」開設に込めた想い
私たち類設計室は「活力を設計する」という志のもと、人・関係・地域・社会などあらゆる領域において、物事を本源・根源から追求し続けてきました。
近年、社会は急激に変化しています。複雑化する課題を解決するためには、これまで以上に異なる専門知識や技術を共有し、分野を超えた共創が求められる時代となってきています。そこで、東京設計室に社内外に開かれた共創活動の場として、新たなプロジェクトや取り組みを実践・発信・蓄積する共創拠点「Root」を開設します。
■共創を加速させる<共創劇場>と<4つのアトリエ>
「Root」ではどんな場面で共創・活力が生まれるのか? という具体的な検証の場として、多彩なシーンを生み出すことができる共創劇場、五感に作用する4つのアトリエ(会議室)を実装しています。
<共創劇場>
共創劇場は、以前から東京事務所にあった固定席タイプの劇場会議室を、もっと自在に、もっと多彩にという考え方のもと再整備したオープンな空間です。大きさや高さの異なるテーブル、イスにも棚にもなるスツール、葉形や広がりの異なる植物が植えられたプランター、モニターやホワイトボード。そのどれもが可動式で、必要な場所、必要な設えを自分たちで組み替えることができます。中央テーブルを囲うように円状に最大150人が集まり、大阪事務所とWEB会議システムでつないでの会議を行うことも可能です。
<4つの実験的なアトリエ>
4つある個室型の会議室はそれぞれ「気」「香」「灯」「識」と名前がつけられ、それぞれ異なる空間的な特徴を備えています。「気」は内装材と室のかたちによる温湿度環境の制御、「香」はかおりと色による感覚の変化、「灯」は木を照らす光の拡散による視覚効果、「識」は類農園の土を使って土を識(し)る、おもてなしの空間になっています。それぞれの会議室は目的に応じて使い分けることができるとともに、環境の定量評価と利用者の定性評価の測定を行い、フィードバックしていく仕組みとなっています。
■新たな共創のきっかけを生み出す共創展示
今回の建設プロジェクトを通じて、類設計室が持つ5つの事業部(設計事業部「類設計室」、教育事業部「類塾」「類学舎」「自然学舎・しごと学舎」、農園事業部「類農園」、宅配事業部「類宅配」、管財事業部「類管財」)との共創に加え、東京設計室が立地する大田区企業や専門技術者との共創の実装事例を展示しています。共創から新たな共創のきっかけを生み出すことを狙っています。
・5事業部での取り組みや社内外での実践事例のアーカイブ。類農園の野菜や子ども建築塾で作った模型をはじめ、共創のきっかけになるモノを展示。
今後実践した共創成果についてもここで発信・蓄積していく。
・大田区を拠点とする企業と共同制作した、宇宙空間でも活用されている「折り工学」とロールスクリーンを組み合わせた折りカーテン。自然光の緩やかな拡散や反射による吸音効果の実測にも取り組んでいる。
・自然素材や廃棄されてしまう材料も積極的に活用。類農園の廃棄野菜(食用ではないトマトの葉の部分など)をベースにした野菜タイルや粉末にして左官材と混ぜカウンター天板に。カウンター側面には自社で保有する山林の間伐材や木取りで外側になる端物を活用。
「Root」のご視察をご希望の方は、類設計室の公式サイト、または、弊社担当者にお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ】
〒144-0052 東京都大田区蒲田 5-38-3 蒲田朝日ビル6階
株式会社類設計室 東京設計室「Root」
電話番号:03-5713-1010 (平日 10:00~19:00)
e-mail:kouhou@rui.ne.jp
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